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- 「美容院に行ってみたいけど不安・・・」
- 「床屋さんと何が違うんだろう?」
- 「予約の取り方がわからない」
- 「事前に色々知っておきたい!」
「美容院に行ってみたいけど、知らないことが多すぎて不安・・・」という男性はたくさんいるはずです。
私も学生の頃、一度だけ美容院へ行ったことがあります。
実家(理容室)以外は初めてだったので、とっても緊張した記憶があります!
初めての美容院で困らないよう、「予約からお会計までの流れのすべて」を、理美容師歴20年余の私 が解説します☆
この記事を読み終える頃には、美容院へ行く際の心構えがしっかりできます。
豆知識も交えて解説するので、参考にしてください!
理容室と美容院の違い
理容室(床屋さん)と美容院は、同じ職種でありながら異なることが多々あります。
今まで理容室しか行ったことがない人が美容院へ行きづらいのは、そのためです
違いを簡単に解説すると、下記のようになります。
- 予約の有無
- 店内移動
- シェービングの有無
- 外観の違い
- シャンプーの仕方
- カラーやパーマ
- 値段
これだけ理容室と美容院では違うところがあるんです!
この違いを理解するだけでも、だいぶ美容院のことがわかるはずです☆
もう少し詳しく知りたい方という方は、下記で詳しく解説しています。
具体的にどう違うのか、イメージしておきましょう!
まずは美容院の料金とあなたの予算を確認!
理容室の場合、どこのお店に行っても、カットの値段はそこまで変わりません。
美容院の場合、お店ごとに料金が大きく違うことがあるんです。
美容師の指名料、立地、知名度などが値段を左右するからです!
まずは、あなたの行きたいお店を検索してみましょう!
ネット検索で、カット料金、カラー・パーマの料金などが大体わかるはずです。
あなたの予算に見合っているか、はじめに確認しておきましょう☆
希望日時を予約する
お店が決まったら、あなたの希望する日時を予約します。
美容院は床屋さんと違って、ほとんどのお店が予約制です。
飛び込みで入っても予約優先のため、カットしてもらえるかわかりません!
予約したお客様のみしか来店できないお店もあるので、必ず予約は取るべきです☆
予約の取り方は、電話予約かネット予約です。
ホームページを持っているお店であれば、ネット予約が簡単です
予約の際に聞かれること↓
- 施術内容
- 希望日時
- 美容師指名の有無
- 名前
- 連絡先
大体こんな感じです☆
今まで理容室しか行ったことがない場合、女性にカットしてもらうことに慣れていないことがほとんどです。
「女性に切ってもらったことないけど、どんな感じになるんだろ?」と少し不安になることもあります
髪型の仕上がりに関しては、性別はまったく関係ありません☆
女性美容師でも、カッコいい髪型にしてもらうことは可能です。
あなたが切ってもらいたいと思った人を、どんどん指名しましょう!
美容院だからと言って、必ずカラーやパーマをしなければいけないということはありません。
あなたがカットだけお願いしたい場合は、そのように予約を取りましょう!
予約が取れれば、あとは当日時間通りに来店するだけです。
はじめての来店で心細い場合は、付き添いを連れていくことも可能です。
注意点については、下記で確認してください。
予約が初体験の方は、もしものために遅刻やキャンセルについても知っておきましょう☆
体調不良、道路の渋滞、公共機関のトラブルなど、予期しないことが起こる可能性があるので!
〈予約当日〉美容院での流れを解説
予約当日、美容院での流れを簡単に解説します
1. 受付に予約時間と名前を伝える
来店したら、受付に予約時間と名前を伝えましょう。
受付がいない場合は、近くにいる美容師に伝えればOKです!
確認が取れたら、待合室かカット椅子へ案内されます。
2023年現在、マスクの着用義務はなくなりました。
美容院内での着用義務はありませんが、お店ごとにルールを作っている場合があります
2. カルテの記入
お店によっては、カルテの記入を求められる場合があります。
今後また来店された時の情報として、お店側が保管するためです。
名前、住所、連絡先、希望の髪型の有無、カラーやパーマの有無、髪の悩みetc。
渡されたら、とりあえず記入しておきましょう!
カルテの記入がないお店もあるので、これはケースバイケースです。
3. 髪型の相談
カット椅子へ移動したら、美容師との髪型の相談があります。
「どんな髪型がいいか希望はありますか♪」みたいな感じで聞かれます☆
希望の髪型がある場合は、スマホなどで画像を見せればOKです。
はっきり決まっていなくても、「だいたいこんな感じで」みたいに伝えれば大丈夫です。
あなたの髪質、頭の形などみて、美容師がいいようにカットしてくれます☆
「まったく髪型を決められない・・・」という場合も心配いりません!
その場で、美容師と相談して決めるのもアリですから☆
「全然髪型が決められない・・・どうしよう」と不安にならず、とりあえず予約しちゃいましょう。
4. シャンプーブースへ移動(1回目)
髪型が決まったら、整髪料やクセを落とすためにシャンプーをします。
シャンプー専用の場所があるため、そこまで移動になります!
私が以前勤めていたお店は、必ずはじめにシャンプーをしていました。
お店によっては、はじめのシャンプーをしないところもあります。
とにかく、お店の流れに任せましょう☆
美容院の場合、仰向けになって髪を洗います。
理容室(床屋さん)の前かがみに慣れていた方は、驚かないでください
力を抜いて、美容師さんにすべてお任せましょう☆
5. ヘアカット
シャンプーが終わったら、カット椅子に移動します。
カットの時間は、決まっているわけではありません。
20~30分あれば、大体カットは終わります(男性の場合)
汗をかきやすい人は、緊張でより汗をかいてしまうかもしれません。
「なんか、恥ずかしいんだけど・・・」と思う場合もあるはずです。
理美容師は、たくさんのお客様を相手にしています。
汗をかきやすいお客様も、たくさん見てきているんです☆
汗をかいても、全然大丈夫です。
美容師さんがやさしくサポートしてくれるはずなので、安心してください!
汗が原因でマッサージを断りたい方は、マッサージがはじまりそうなとき一声かけてください。
無料のサービスなので、やるかやらないかはお客様次第です
カット中は気をつかわず、リラックスしましょう☆
動かないほうが、美容師は仕事をやりやすいので!
美容院では、理容室のようにかみそりを扱うことができません。
ですが、きちんと襟足のムダ毛はきれいにしてくれるので安心してください☆
処理の仕方は、シェーバーかバリカンになります。
詳しく知りたい方は、下記をご覧ください↓
会話が苦手な方は、無理に話す必要はありません☆
「でも、話しかけられたらどうしよう・・・」と不安に思っている方もいるはずです。
話しかけられた場合の対処法は下記で解説しています
参考にして、ゆっくり過ごしてください
6. シャンプーブースへ移動(2回目)
カットが終わったら、シャンプーをします。
もう一度、シャンプー専用の場所へ移動することになります!
ちなみに、2回目のシャンプーがないお店もあります。
その場合は、ドライヤーで髪を飛ばしながらセットに入る感じです!
7. 髪を乾かしてセット
カット椅子へ戻ったら、髪を乾かしてセットします。
だいたいの美容師は、整髪剤を付けてセットします!
この機会に、整髪剤の付け方を聞いておくとお得です。
整髪剤を付けなくていい場合は、きちんと伝えるようにしましょう。
最後に、整髪剤やシャンプーを美容師にすすめられるかもしれません。
押し売りではないので、いらないと思ったら素直に断りましょう☆
ただし、扱っている商品はすべて高品質です。
あなたが気になるようであれば、一度使ってみるのもいいと思います。
8. お会計
すべてが終了したら、お会計になります。
キャッシュレス決済できるお店が大半ですが、現金のみの場合もあります。
不安な方は、一応現金も用意しておきましょう☆
領収書がほしい場合は、会計時にスタッフに一声かけてください。
「領収書がほしいのでお願いします」と言えば、出してもらえます☆
レシートは、もらえない場合があるので気をつけてください。
お店側が記録用として保管しておく必要があるので、必ずもらえるものではないからです。
確実に証明となるものがほしい場合は、領収書をもらいましょう!
美容院へ通う頻度は髪型次第
美容院へ通う頻度は、髪型によって変わります。
カッコいい髪型を維持したいのであれば、定期的に髪を整えることをおすすめします☆
3か月以上経つと、どんな髪型もボサボサになります。
あなたの印象を決める大事な髪なので、常にきれいにしておきましょう!
ヘアカラーの頻度については、下記を参考にしてください。
ヘアカラーの持ち込みについて
美容院に、ヘアカラーを持ち込みすることはできます。
ただし、すべてのお店が持ち込みをOKしているわけではありません。
美容院、理容室にヘアカラーの持ち込みってできる?プロから注意点とアドバイス!で解説している通り、美容師が嫌がる事情がたくさんあるからです。
むしろ、持ち込みNGのお店の方が多いです
「支払いが安くなるなら、持ち込みしたかったんだけどなぁ・・・」と考えていた方。
持ち込みしたとしても、大幅に料金が安くなることはありません!
たいして値段が安くならないのであれば、お店のカラー剤できれいに染めてもらった方がいいとおもいます☆
ただし、アレルギーなどでどうしてもそのカラー剤じゃなければいけない場合は、持ち込みしましょう。
美容院によっては、柔軟な対応をしてくれるかもしれないので!
来店時の服装やアクセサリーについて
美容院へ行く際は、服装にも少し気を使いましょう!
美容師が施術しにくい服装だと、仕上がりに影響しかねないからです。
パーカーやハイネックの服は、まずやめたほうがいいです
下記でもう少し詳しく解説しているので、参考にしてください☆
仕上がりが気に入らない場合
帰ってあらためて見たら、「なんかこの髪型へんだな・・・」と思うことがあるかもしれません。
そんな時は、なるべく早く美容院へ連絡しましょう!
カットして間もない場合は、無料で手直ししてくれるからです
他のお店にいかず、まずは同じお店で直してもらうことが先決です。
行きつけを変えることについて
行きつけのお店を変えると、メリットとデメリット両方があることも少し覚えておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・美容師との新たな出会い | ・元のお店にもどりづらい |
・新しいヘアスタイルの提案 | ・お店探しがめんどう |
・おしゃれ度アップ | ・気に入ったお店がみつからない |
・細かい説明と丁寧な接客 etc | ・料金が高くなる可能性 etc |
上記をしっかり理解しておけば、行動しやすくなるはずです☆
こちらで詳しく解説しています。
〈まとめ〉せっかくならはじめての美容院を楽しもう!
理容室(床屋さん)と美容院は、同じ職種でありながら異なることが多々あります。
- 予約の有無
- 店内移動
- シェービングの有無
- 外観の違い
- シャンプーの仕方
- カラーやパーマ
- 値段
この違いだけを理解するだけでも、だいぶ不安がなくなります☆
まずは、気になる美容院をみつけて予約を取りましょう!
予約方法は、電話予約かインターネット予約になります☆
予約当日の流れはこちら↓
- 受付に名前と予約時間を伝える
- カルテの記入
- 髪型の相談
- シャンプーブースへ移動(1回目)
- ヘアカット
- シャンプーブースへ移動(2回目)
- 髪を乾かしてセット
- お会計
服装は、普段着でOKです!
ただし、パーカーやハイネックの服などは美容師が仕事をしづらくなります。
首周りや顔まわりで邪魔になるようなものは着たり付けないようにしましょう!
仕上がりが気に入らない場合は、すぐに美容院へ連絡を入れます。
カットして間もなければ、無料で手直ししてくれます☆
遠慮せず、言うようにしましょう。
というわけで今回は、初めての美容院で困らないよう「予約からお会計までの流れのすべて」を解説しました!
美容院に不安を抱えていた方の参考になれば幸いです☆