「足裏のホクロはあまり良いものではない」と、どこかで聞いたことありますよね。

私もいつの間にかそんなイメージを持っていました
「本当に悪いものなの?」「それとも心配いらないの?」と迷っている最中(さなか)、あなた自身にほくろが出来たらそれは焦るはずです!
そんな心配を抱えているあなたへ、「ほくろとガンの見分け方」を解説したいと思います。

私の身近の人の体験談も踏まえつつ解説しますね!
この記事を読めば、ホクロとガンの見分け方がわかるだけでなく、皮膚科での処置の仕方も詳しく知ることが出来ますよ☆
足の裏もほくろはほくろ
足の裏にほくろができたからといって、それが悪性かというと決してそうではありません!
どこに出来てもほくろはただのほくろです!

体のどの部分にもできるものなので、足の裏も例外ではないんですよ☆
私の身の回りでも、足の裏にほくろができた人がいます。

「気付いたらあった」みたいな感じで、いつできたか分からないと言っていましたよ!
足の裏のほくろは、中々見つけることができないのが特徴といっていいでしょうね。
こちらがその時の写真です👇

だいたいこれで1~2㎜程度でしょうか
気になり皮膚科を受診したところ、普通のほくろということでした☆
足に出来たからといって焦る必要はなく、そのほとんどが良性なので、過度の心配はしないで下さいね。
ほくろができるのは靴の刺激が原因
足裏にほくろができるのは、靴の摩擦や靴下の擦れのような外部刺激が原因とされています。

サイズの合っていない靴を履くと、中で足が動いて摩擦が起きるため、ほくろができやすくなりますよ!
お子様で足にほくろができてしまったという場合、ほとんどが靴のサイズが合わないことが原因だと思ってください。
※お子様のほくろは、ほとんとが良性です☆
紫外線に当たることの少ない足裏の場合、このように外部刺激でほくろができてしまうということを覚えておいてくださいね!
足裏のほくろは癌化しやすいのも事実
足裏のほくろのほとんどは良性ですが、外部刺激により癌化することがあります。

他の場所よりも外部刺激を受けやすい(靴の摩擦や靴下の擦れなど)ため、悪性黒色腫(メラノーマ)になりやすいんです
そして、日本人の悪性黒色腫の約4割が足裏という報告もあります。

これがいわゆる「足の裏のほくろは癌だ!」という認識を生んだんでしょうね!
確かに、外部刺激はほくろを癌化させることがありますが、すべてが必ずそうなるとは限りません。
小さいほくろの場合はほぼ心配ないと思いますが、心配な方は皮膚科を受診し、適切な処置をうけることをおすすめします!
自分でほくろを取ろうとしない!!
でき始めの頃は小さく、皮膚の表面にポツンとあるように見えるため、「自分でも取れるんじゃないか?」と思いがちです。
まれに、かみそりや針などで傷つけ取ろうとする方がいますが、これは絶対にしてはいけない行為です!!

ほくろはこのような行為で取り除けませんし、むしろ刺激を与えることで癌化してしまう恐れがありますよ
と言いながら、実は私も指にほくろができたほくろを針で取ろうとしたことがあります・・・

この時は、髪の毛が刺さっていたと勘違いしてやってしまったんです・・・
(理美容師はよく髪が刺さるんですよ・・・)
ほくろが気になり取りたいと思うのであれば、皮膚科できちんと切除してもらうことをおすすめします☆
ほくろと悪性黒色腫(メラノーマ)の見分け方
癌(悪性黒色腫)かどうか見分けるためには、いくつかの基準があります。
- 短い期間に急激に大きくなっていないか
- 大きさが6㎜を超えていないか
- 左右非対称の形をしていないか
- ほくろの境目が薄くぼやけていないか
こういったことが一般的な基準となります。

「経過観察してください。」と言われた場合は、このようなところを注意して観察しましょうね!
ダーモスコピー診断
近年、皮膚科ではほくろか悪性黒色腫かの判断を明確に調べるため「ダーモスコピー」※という診断が普及してきました。
※ ダーモスコピー
ダーモスコープという、特殊な拡大鏡のついた写真機でほくろを拡大撮影します。
今までよりも、より明確に悪性黒色腫の判断をすることができる診断方法ですよ!

医師も有力な情報を集められるため、診察に正しい判断をすることができるようになったんです☆
ダーモスコピーを希望する方は事前に最寄りの皮膚科に問い合わせ、可能かどうか確認してみてくださいね♪

ダーモスコープがない皮膚科もありますからね!
ダーモスコピーについて詳しく知りたい方は下記をご覧ください☆
指にほくろができたら皮膚科を受診!中指に突然できた時の体験談!
足裏のほくろは皮膚科で除去手術できる
ほくろの大きさの有無に関わらず、気になる方は皮膚科で切除してもらいましょう。
癌化しやすいのは成人してから出来たほくろですが、子供の足にもほくろはできます。

後々癌化するかもしれないと不安な方は、切除することも選択肢にいれてみましょうね☆
ただし、足の裏の麻酔注射はかなり痛いです!

小学生のお子様は、中学生になってから切除することを勧められると思いますよ
※ 基本的に部分麻酔をし切除するのが一般的なので、手術というかたちになります。
この程度のほくろの場合、通常10分~20分程度で手術は終わります。

その日のうちに帰ることもできますし、3~4日走るなどの激しい行動を控えれば、すぐに傷も良くなりますよ♪
小さいほくろの方が治りも早く、傷も残りにくいです!
とにかくほくろを取りたい方は、早めに医師に相談してみてはいかがでしょうか☆
お子様の場合は夏休みや冬休みなど、長期休暇を利用することをおすすめします!
皮膚科ではほくろの除去の他に、あざの治療も行っています。
体にあざのある方は「あざの消し方気になるあなた!あざ持ちだから消したい気持ちわかります!」を参考にしてみてくださいね☆
まとめ
足の裏にできるほくろのは、ほとんどが良性といっても過言ではありません。
それが外部刺激などにより癌化することは確かにありますが、必ずなるとも限りませんよ☆
日本人の場合、悪性黒色腫の発生場所は足の裏が比較的多いことから「足裏のほくろは危ない!」という認識になったと思います。

ほくろができたら、きちんと観察や処置をすれば問題ありませんよ♪
気になる場合は自分で何とかしようとせず、皮膚科できちんと診察してもらい適切な処置を受けましょうね☆