- 美容院でやると高いから、自分でしてみたい!
- いつも染まりがまばらになる・・・
- 簡単に染めたい!
- 塗る順番が知りたい☆
最近、自分で髪を染める人が増えました!

とっても理美容師泣かせです! なんて☆
それだけカラー剤も豊富になり、色々な髪色を選べるようになったということです♪
みなさんも、安くカラーができ経済的にも助かっているのではないでしょうか!
でも、自分でカラーをしてもプロのようにきれいにするのって難しくないですか?

部分的に明るくなったり、塗り残しがあって染まっていなかったり・・・。
特にブリーチを使って脱色すると、ほとんどの方がまばらになるはず。

明るい色ほど均一にするのが難しいんですよ
均一に明るくするには「薬剤の塗布量の調節」「手早さ」「塗り方の工夫」が必要になります。

理美容師さんは、この技術を身につけているからきれいにできるというわけですよ☆
だからって、「じゃあ、これからその技術を全部紹介するので、覚えてくださいねーー♪」
なんていきなり言われても、そんなの無理な話なわけで(苦笑)
では、一体どうすればいいのかと言うと・・・
カラーの塗り方だけ工夫しましょう!

これ一つ工夫するだけでも、だいぶきれいにブリーチすることができますよ☆
この記事を読めば、頭と髪のどの部分から塗り始めたらきれいに脱色できるのか理解できます♪

今までよりも、確実にきれいにできるはずです!
それではさっそく、塗り方と順番を見ていきましょう☆
ブリーチ剤は初めから根元につけない!

ブリーチは、髪の毛が長ければ長いだけ、まばらが目立ちやすくなります。
なので、塗布の仕方がより一層大事になるんです!
均一に明るくするため、まず覚えておいてほしいことは「初めから根元を塗らない」ということです☆
※根元とは頭皮に近い髪の部分をいいます。
つまり、最低でも2回に分けて塗る必要があるというわけですが、きれいにブリーチするためには仕方ないことだと思ってください。

えーーめんどう、やだなぁ

ちゃんとメリットもあるので、今教えますね!
では、「初めに根元を浮かせて塗るメリット」をご覧ください☆
メリット1 逆プリン防止

実は、髪の根元の部分は頭皮の熱が伝わりやすいため、明るくなるのが早いんです!
同時に塗ってしまうと毛先よりも根元が明るくなってしまい、逆プリン状態になってしまうんです・・・。

プリンをお皿にひっくり返した状態ですね
根元の方が明るくなるのを防ぐため、浮かせて塗るのはとても大切な作業というわけです☆
できれば1~2㎝程度浮かせて塗るのがベストですが、難しい場合はとりあえず根元につかないように塗布するようにしてください♪
市販さているものだと、容器の先が櫛(くし)のようになっていたり櫛が別についてきたりする商品があります。

それをうまく利用しながら塗っていきましょう!
よく手袋をして直接髪にブリーチ剤をつける方がいますが、あまりおすすめはしません・・・。


たくさん液がついた場所は明るくなりますし、少ない場所は脱色しませんからね
ブリーチ剤に櫛などがついていない場合は、カラー専用ブラシを用意しておくことをおすすめします。
美容院でも使用しているものなので、簡単にムラなく塗れるようになりますよ☆
メリット2 頭皮のダメージ軽減

ブリーチ剤が頭皮に付くとピリピリして痛いはずです。

あれは「アルカリ・過硫酸塩・過酸化水素」などの成分が原因なんです
これらの成分はキューティクルを開き、髪の内部のメラニン色素(日本人の髪は黒)を分解するためのものです。

この作用が強いから、ブリーチ剤はあんなに脱色できるんですよ☆
そんな強い成分が頭皮につけば、痛いにきまっています!(苦笑)
痛いということはダメージを受けている証拠なので、もちろん頭皮的にもよくありませんよ。

頭皮が剥げてフケのようにボロボロ落ちてくるなんてこともあり得ますからね
頭皮をなるべく守るためにも、初めは根元を浮かして塗り、あとから根元付近を塗ったほうがいいというわけです。
フケが出る原因はカラーの他にも様々あります。
「髪からフケがでる原因はこれだ!8つの原因とその対処法を網羅する!」を参考に、フケの原因を突き止め改善に取り組んでみてはいかがでしょうか☆
メリット3 時間差をなくす

根元まできれいに塗ろうと丁寧にやっていると、思いのほか時間がかかります。
初めに塗った場所と最後に塗った場所で放置時間に差が生まれるため、明るさに差が出てしまうんです。

大きな時間差が出ないよう、初めは根元まで塗らない方がベストだというわけですよ☆
時間差で根元を塗る

全頭塗り終わったら少し時間を置き、脱色するのを待ちます。
脱色の速さは髪の太さやダメージ具合により異なるため、「何分放置してください」ということは言えません。

目で見て「すこし明るくなってきたかな!?」と感じるくらいまで放置しましょう!
完璧に脱色される前に、今度は根元にブリーチ剤を塗布します。
ブリーチ剤が残っていない場合、先に塗布したブリーチ剤を根元まで伸ばす感じで塗っていきましょう☆

多少塗布量が少なくても、頭皮の熱で脱色しますよ♪
むしろ、ブリーチ剤が余っているからといって、大量に塗る方が頭皮的にもよくありませんからね。
※ 塗り終わりにサランラップを頭に巻けば、保温効果が高まり脱色が早くなります☆
塗るのは後頭部・襟元付近から

先ほどは、「髪の塗る順番」を説明しました☆

今度は「頭のどの部分から塗り始めればいいのか」について解説します!
まず始めに塗るべき場所は、後頭部から襟元にかけてがベターです!

頭の中でも、この部分は比較的脱色スピードが遅いため、ほかの部位よりも暗くなることが度々あるからです☆

一番初めに塗ることで、最後に塗った場所との明るさを同じくらいにすることができるようになりますよ!
おでこ周りは最後に塗る

最後に塗るべき場所は、おでこの周りです。

おでこ周り、つまり髪際線(はっさいせん)のことですね!
髪の太さや頭皮温度が関係しているため、ここが一番脱色しやすい場所だからです☆
特にそりこみ部分は脱色が早いため、すごい金髪になることがあります・・・。


できることなら、ここは塗布量を少なくした方がいいですが、面倒だと思う方は話だけでも覚えておいてくださいね!
何回もブリーチする場合は日を変えてやる

髪の太い方やダメージが少ない髪の場合は、1回のブリーチではそこまで明るくなりません。
そうした場合は、2回、3回とブリーチが必要になります。
複数回行う場合は、出来ることなら違う日に行うことをおすすめします。

同じ日に何回もブリーチすると、頭皮や髪に大きなダメージを与えてしまいますからね・・・
一旦、頭皮や髪に修復の時間を持たせることで、ダメージを最小限に抑えることが出来ますよ☆

ちなみにですが、理美容師は頭皮へのダメージを限りなく抑えることが出来ます!
だからお店では一日に数回ブリーチを施術することが出来るんだということを覚えておいてくださいね♪
どうしても同じ日に2回目を行うのであれば、頭皮ケアローションなどを使用しながら十分なケアが必要になります。

じゃないと後々頭皮がはがれ、フケのように大量に落ちてきますよ・・・
>>カラー剤が原因のアレルギー症状を理美容師が解説 皮膚の炎症など
ちなみに、保護剤を頭皮に塗れば痛みとダメージをだいぶ軽減することができます☆
- 「薄毛にならないか心配だ」
- 「痛いのは嫌だ」
- 「やるからにはきれいにしたい」
- 「頭皮につくのを気にせずササッと塗り終わりたい!」

こういった方には、ぜひおすすめします☆
サボニーズ スーパープロテクト
まとめ
ブリーチは、塗る順番をしっかり理解して塗れば、思いのほかきれいに脱色することが出来ます☆
ただし、髪のキューティクルを激しく損傷させるため、どうしても軋み(きしみ)やゴワつきが出てしまいます・・・。

キレイな金髪を維持するためにも、オイル、ローション、トリートメントなどを使って、日頃からケアしていきましょうね♪
ブリーチした方はトリートメントを必ず使いましょう。
髪の内部に栄養を届けてくれますよ♪

詳しい違いについては、下記をご覧くださいね☆
>>リンス トリートメント コンディショナー 違いを知って使い分け♪
というわけで、今回は「まばらにならないブリーチの塗り方」について解説しました。
「やっぱり自分には無理かも・・・」と思った方は、迷わずお店でやってもらいましょう☆

理美容師さんが優しく丁寧に施術してくれるはずですよ♪