- 変わった色に染めてみたい
- すぐ金髪になるのはイヤだ
- 数日で色が抜けてショック・・・
- 色を長持ちさせたい
ヘアカラーをしても、すぐ色が抜けるんじゃないかと心配していませんか?

せっかく高いお金を払って、あっという間に色が抜けたら嫌ですから
そこで今回は、「ヘアカラーの色落ちまでの期間と、長持ちさせるためにすべきこと」について解説します☆
この記事を読めば、ヘアカラーの知識がつき、どうすれば長持ちするのか知ることができます♪

ヘアカラーは、「明るくすればするほど早く抜ける」と思ってください !
髪が染まる仕組み

ヘアカラーは、アルカリカラーと酸性カラーがあります。
『アルカリカラー』・・・一般的なヘアカラー
『酸性カラー』・・・ヘアマニキュア
今回は、一般的なアルカリカラーについて解説します。

髪が染まる仕組みを簡単に説明すると、こちらになります↓
- 自分の髪色(黒)を脱色
- 薬剤の色味(カラー)を入れる

アルカリ性カラー剤は、脱色と発色の作業を同時に行うことができるんです。

だから、短時間で髪色を変えられるんです☆
髪が染まる仕組みの中で、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。
それは、キューティクルを開く作業が行われていることです。
キューティクル・・・髪を保護する、一番表面のうろこ状組織
キューティクルは、一度開くと元通りに閉まることはできません。

結果、隙間から染料がでて色が落ちてしまうというわけです
色落ちの速さには、キューティクルの傷み具合が大きく関わるんです。
色落ちの期間は、2週間~2か月程度が目安

色落ち期間の目安は、2週間~2か月程度です。

期間が2週間~2か月程度って、かなり差がない?

そうなんです
髪の太さ、質、ダメージ具合などによって変わってくるんです
色落ちの期間に差がある理由のひとつに、カラーの明るさも関係しています。
先述した通り、カラー剤には「脱色作用」と「染毛作用」があります。
下記をご覧ください↓
カラー剤 | 含まれているブリーチ剤 | 含まれている染料(色) |
〈暗めのカラー剤〉 | 少ない | 多い |
〈明るくなるカラー剤〉 | 多い | 少ない |
〈ブリーチ剤〉 | 多い | ほぼなし |

1本あたりのカラー剤に含まれている染料(色)が多いか少ないかで、色持ちが変わってくるんです!
あなたが希望する明るさレベルを知りたい場合は、下記を参考にしてください。
色持ちするかどうかもわかります。
- 暗めのカラー剤
- 染料(色)が多く髪に入るため、色持ちは良い! 1か月~2か月以上
- 明るくなるカラー剤
- 染料(色)がもともと少ないため、色はすぐ抜ける・・・ 数日~2週間程度
- ブリーチ剤
- 染料(色)がほぼないため、色自体は変わらない
ブリーチしてから色を入れた場合

クリアな色を出したいと思ったら、最大限髪の色素を抜く必要があります。

そのままだと、髪色が混ざってきれいに発色しないので
ブリーチを数回繰り返し、色素をほとんど抜いた状態から色を入れることがたくさんあります。
たしかにクリアな色味はでますが、色持ちは確実に悪くなります。

早ければ、数日で金髪に戻るなんてこともありえるんです・・・
理由としては、キューティクルがダメージを受け、開きっぱなしになることが挙げられます。
中に入った染料を閉じ込めておくことができず、洗うたびに流れ出てしまうんです。
ブリーチ剤は色素を抜く作用が強いかわりに、髪に大きなダメージを与えます。

クリアな色をキープしたい方は、こまめに美容院で染めてもらう必要があります
白髪染めは長持ちする

ヘアカラーには、おしゃれ染めと白髪染めがあります。
白髪染めは染料が多く含まれているため、色持ちは良くなります☆
白髪が気になる方は、おしゃれ染めではなく白髪染め用のカラー剤を選びましょう!

一度染めてしまえば、次にカットするまで色はもちます♪
白髪染めといえども、明るく染めようと思えば染料は少なくなります。
「明るく染める=色持ちは悪くなる」と思ってください。
色持ちを良くする方法と注意点

色持ちを良くする方法と注意点を解説します。

簡単なことばかりですが、どれも重要なことです
ぜひ、実践してください。
- カラーした当日は、髪を洗わない
- カラー用シャンプー&トリートメントでケア
- 髪を洗ったら、乾かすことを忘れない
- 流さないトリートメントやヘアオイルでケア
- 3日程度は、ヘアアイロンを使わない
- 紫外線にあたり過ぎない
カラーした当日は、髪を洗わない

ヘアカラーした当日は、色がしっかり定着していません。
夜にシャンプーしてしまうと、色味が流れ落ちてしまう可能性がじゅうぶんにあります。

できるだけ当日は、洗髪を控えるようにしましょう!
ヘアセットは簡単にしてもらい、ワックスなどの整髪剤はなるべく使わないようにしてもらうとベストです。
整髪剤がついた状態で寝るのは、気持ち悪いので・・・。
カラーシャンプー&トリートメントでケア

明るい髪色に染めた場合や、ブリーチをしてから色を入れた場合は、カラーシャンプーを使いましょう!
シャンプーの中に染料が含まれているため、髪を洗いながら色を補充することができるからです。
あなたの髪色に合わせたカラーシャンプーで、色を長持ちさせましょう☆
まずは、理美容師さんにおすすめのカラーシャンプーを聞いてください。

インターネット、ドラックストア、ドンキなどの量販店でも購入することができます♪
シャンプーした後は、トリートメントでしっかりダメージ補修をします。
抜け落ちた栄養素を補い、髪のパサつきやごわつきを整えてくれます。
リンスやコンディショナーは、髪をコーティングすることに特化しているため、補修力は弱めです。

ハイダメージを受けた髪には、トリートメントを使うべきです
髪を洗ったら、乾かすことを忘れない

髪が乾ききっていないまま寝てしまうと、枕やシーツにこすれてキューティクルが痛みます。

ダメージを受けたキューティクルは、はがれたりめくれやすくなるんです
隙間が大きくなればなるほど、色が流れ落ちてしまうというわけです。
自然乾燥もいけません。
髪の表面についた水分が蒸発するのと一緒に、内側の水分まで蒸発してしまうからです。

ハイダメージでパサついた髪が、よりパサついてしまいます・・・
タオルでしっかり水分を拭きとった後は、ドライヤーで手早く乾かしましょう。
熱をあて続けるとオーバードライになるため、最後は冷風で髪を引き締めながら乾かすのがベストです!
流さないトリートメントやヘアオイルでケア

キューティクルのケアに最適なのが、流さないトリートメントやヘアオイルです。
開ききったキューティクルをコーティングし、摩擦などから髪を守ります。
トリートメントで内部を補修し、流さないトリートメントやヘアオイルで外部を補修するイメージを持ちましょう♪
3日程度は、へアアイロンを使わない

ハイダメージを受けた髪は、熱によるダメージを受けやすくなります。

キューティクルがはがれやすくなっているため、ヘアアイロンなどの高温によるプレスは避けた方が無難なんです
「手早くすればOK」ともいわれていますが、速さには個人差があります。
自分では早くしているつもりでも、周りから見ると遅い場合だってありえるんです。
3日程度はできるだけヘアアイロンは使わないほうがベターだと、個人的には思います。
紫外線にあたり過ぎない

紫外線は、キューティクルにダメージを与えます。
色が抜けやすくなってしまうため、紫外線のあたり過ぎは避けるようにしましょう。

明るくした髪はなおさらです!
紫外線は、髪の内部にまで浸透してタンパク質を破壊します。
柔軟性が失われ、パサつき、ゴワゴワの原因になります。
簡単な防止策として、外にでる際は帽子やタオルで髪を保護しましょう。
まとめ
ヘアカラーの色が落ちるのは、髪の表面にあるキューティクルがダメージを受けることが原因です。
はがれたり、浮いたりすることで、隙間から染料が流れ出てしまうからです。
色落ち期間の目安は、2週間~2か月程度です。
- 暗めのカラー剤
- 染料(色)が多く髪に入るため、色持ちは良い! 1か月~2か月以上
- 明るくなるカラー剤
- 染料(色)がもともと少ないため、色はすぐ抜ける・・・ 数日~2週間程度
- ブリーチ剤
- 染料(色)がほぼないため、色自体は変わらない

髪の太さ、質、ダメージ具合、などによっても変わってきます
ブリーチを数回繰り返し、色素をほとんど抜いた状態から色を入れる方もいるはずです。
たしかにクリアな色味はでますが、色持ちは確実に悪くなります。

早ければ、数日で金髪に戻るなんてこともありえます・・・
理由としては、キューティクルがダメージを受け、開きっぱなしになることが挙げられます。
自宅でもしっかりケアしながら、こまめに色を入れなおす必要があります。
色持ちを長くする方法と気をつけたい注意点はこちら↓
- カラーした当日は、髪を洗わない
- カラー用シャンプー&トリートメントでケア
- 髪を洗ったら、乾かすことを忘れない
- 流さないトリートメントやヘアオイルでケア
- 3日程度は、ヘアアイロンを使わない
- 紫外線にあたり過ぎない

簡単なことばかりですが、どれも重要です!
ぜひ覚えておいてください☆
というわけで、今回は「ヘアカラーの色落ちまでの期間と、長持ちさせるためにすべきこと」について解説しました。
ヘアカラーの色落ち期間を理解して、きれいな状態をなるべく長く楽しみましょう☆