バリカンの使い方を覚えよう！刈り上げ～坊主まですべて解説【初心者必見】

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「自分で髪を切れば、美容院代が浮くし最高じゃん！」と、意気揚々バリカンを購入する方はたくさんいます。

私も、ツーブロックやヒゲを自分でちゃちゃっと刈ることがあります。

「休日に髪を切る時間をとらなくてもいいし、便利だよなぁ☆」と思う気持ちもよくわかります。

しかし、バリカンの正しい使い方を知らないがために、失敗してしまう人が多いのもまた事実です。

「どうしたらうまく刈れるの？」と思っている、そんなあなたのために。

今回は、「正しいバリカンの使い方」について解説します。

この記事を読めば、刈り上げ、坊主、ツーブロックなどをきれいに刈れるようになります。

こどもの髪もかっこよくカットできるので、お父さん・お母さんの株も上がります☆

バリカンを使う前の「準備と確認」

バリカンでセルフカットする前に、準備と確認しておくことがあります。

部屋でカットする際、床に落ちた髪を片づけやすいよう、新聞紙やレジャーシートを用意してください。

細かい髪がフローリングの隙間に入り込むと、掃除が大変です。

お風呂場でカットする際は、排水溝に目の細かいネットを入れるのがおすすめです。

大量の髪が流れるのを防げるので、排水溝が詰まりません。

カットクロスを巻けば、首がチクチクせず気持ちよくカットできます。

髪が落ちないようになっている専用ケープもあるので、使うと片付けが簡単になります↓

大きな鏡があると、全体のシルエットをしっかり確認できます。

前髪は鏡で確認しながら少しずつ調整すると、失敗を防げます。

左右のバランスも確認できるので、きれいにカットするには必須のアイテムです。

照明の明るさが十分でないと、カットの仕上がりをはっきりと確認できません。

お風呂場の照明が暗い場合は、部屋でカットすることをおすすめします。

バリカンのアタッチメントは長い刃から使う

上手にヘアカットするために、まずはアタッチメントを長い刃から使いましょう！

短い刃をいきなり使ってしまうと、失敗したとき修正ができないからです。

アタッチメントは、バリカンの刃にカチッとはめるだけですぐ使えます。

必要に応じていろいろな長さのアタッチメントを使うことが、きれいに刈るポイントになります。

長い刃から使うメリットを解説するので、まずはしっかり覚えておきましょう☆

カットラインが残らない

長い刃から使えば、カットラインを残さずきれいに刈ることができます。

例えば１2mm・9mm・6mm・3mmのアタッチメントがあるとします。

めんどくさいからと、いきなり3mmを使ってしまうと、カットラインがはっきりと残ってしまいます。

そのまま終わってしまうと、皿をのせたカッパみたいになります・・・。

短時間できれいにカットするためにも、短い刃を使う機会は減らすべきなんです。

長い刃から使えば、短い刃は最小限しか使わなくて済みます。

失敗を防ぐためにも、アタッチメントは長い刃から使いましょう☆

刈り上げすぎを防ぐ

長い刃から使えば、刈り上げすぎる失敗を防ぐことができます。

長い髪にバリカンを入れると、髪がかぶさってどこまで刈ればいいのか確認しづらいことがあります。

いきなり短い刃を使って上のほうまで刈ってしまった場合、わかめちゃんカット（サザエさんより）になる可能性があるんです。

長い刃から使えば、「とりあえず」という気持ちで刈りはじめられます。

様子を見ながら刈るという意味でも、必ず長い刃から使ってカットすべきなんです☆

ちなみに、バリカンを使う際には、髪をある程度濡らしてからカットしましょう。

濡れているほうが、バリカンの刃にしっかり髪が入ります。

髪を濡らすメリット・デメリットは、下記で詳しく解説しているので参考にしてください。

バリカンの使い方【刈り上げ編】

バリカンの刃をうまく使った、きれいな刈り上げの仕方を解説します。

先述した通り、アタッチメントは長い刃から使うことがポイントです。

①　長い刃を使ってある程度の高さまで刈る　

まずは、長い刃で刈り上げたい高さまである程度刈ります。

この際ポイントになるのが、バリカンの「抜き方」です。

ずっと地肌につけて刈るのではなく、徐々に浮かせて抜くようにカットします。

斜めにバリカンを抜くことで、刈り上げの形が見えてきます☆

こんな感じで、だいたい刈り上げます。

②　少し短めのアタッチメントに変える　

ある程度刈り上げの形ができたら、少し短めのアタッチメントに変えて、また刈り上げをします。

少しずつ薄くするイメージなので、さっきよりも低いところだけバリカンを入れます。

ここで重要なのは、最初の高さまでぜったいに刈らないということです。

アタッチメントを短くするごとに、刈り上げる部分も低くするイメージです。

下記が、できあがりです。

③　仕上げに短い刃を使う　

仕上げに、きわの部分を短い刃でカットします。

短い刃を使う場合に、大事なポイントがあります！

それは、刃の入れる角度と向きです。

短くなればなるだけ、カットラインが残りやすくなります。

きわを短い刃で刈る場合は、図のようにバリカンを入れて失敗を防ぎましょう↓

耳周りはバリカンを入れにくいので、ななめの進行方向でバリカンを入れましょう☆

下図の入れ方は、あとがつきやすいので絶対にやめてください。

④　刈り上げより上はハサミで切る　

刈り上げができたら、あとは上にかぶさる髪をハサミでカットして完成になります☆

気になる部分があれば、すきバサミでささっとすいて整えてください☆

3つのブロックに分けてカットするイメージ

刈り上げは、3つのブロックに分けてカットするイメージを持ちましょう。

部分ごとに分けたほうが、刈り上げの完成形をイメージしやすいからです。

刈り方は、同じでOKです。

両サイドの刈り上げが終わったら、最後に後ろを刈り上げるのがベターです。

このように刈れば、刈り上げの高さを合わせることができます。

後ろの刈り上げに関しては、短い刃はあとがつきやすいので使わなくてもOKです。

トップの髪の切り方

刈り上げが完成したら、トップの髪も整えましょう。

この場合は、ハサミとクシが必要になります。

まうしろに立つと、カットしやすいです☆

前髪の長さは、髪を引く方向で変えられます☆

　刈る順番のおさらい　

バリカンの使い方【坊主編】

ガタガタの坊主にならないよう、バリカンの正しい使い方を覚えましょう。

覚えることは、「刃を頭皮から浮かさない」ということです。

　成功例　

　失敗例　

刃が浮いていると、均一な長さに刈れません。

きれいに刈ったつもりでも、ガタガタの坊主になります。

「常に刃先を頭皮にあてながら刈る」ということを意識しながら、カットしましょう！

最後に、刈り終わったら上下左右いろいろな角度から眺めてください。

くせ毛坊主の刈り方

髪にうねりやクセがある場合、バリカンの刃にうまく髪が入らず苦戦することがあります。

そんなときは、「運行方向は気にせず、手で髪を押さえながら刈る」ことを意識してください。

手で髪を押さえれば、バリカンに髪が入りやすくなります。

おしゃれ坊主の刈り方

トップとサイドの長さを変えることで、おしゃれ坊主にできます。

はじめに、トップの長さをどのくらい残したいのか決めます。

あとは刈り上げと同じ要領で、サイドを短く刈り上げましょう。

後ろも短くしたい場合は、刈り上げのときと同様の手順でカットしてください☆

おしゃれ坊主の刈り方は、下記で詳しく解説しているので参考にしてください。

バリカンの使い方【ツーブロック編】

バリカンを使えば、ツーブロックもきれいに刈ることができます。

まずは、ツーブロックにする部分をとりわけ、ヘアクリップでとめます。

わけたら、境目を手でしっかり押さえつけます。

こうすることで、ラインをはっきり確認できます☆

境目がはっきり見える状態にしたら、バリカンを入れます。

境目のギリギリまでバリカンを入れようとすると、思いのほか高く刈り上げてしまう場合があります。

境目部分は、余計に刈り上げてしまわないようゆっくりカットしてください。

どうしてもうまく刈れないときは、横にバリカンを入れるのも有効です☆

横からカットすれば、刈りこみ過ぎを防止できます☆

バリカンの使い方【ヒゲ編】

バリカンを使えば、デザインヒゲもきれいに整えられます。

アタッチメントは、プラスチック製で扱いやすいかわりに、ヒゲは少し取り込みづらいところがあります。

慣れていないと、時間をかけてヒゲを整えた結果、刈り残しがでる場合もあります。

ヒゲを整えるのであれば、短い刃を使ってカットするのがベストです☆

バリカンの使い方を覚える前に、アタッチメントの素材の特徴も覚えておいてください。

バリカンの使い方【えり足とうなじ編】

えり足とうなじのムダ毛もバリカンで処理することができます。

アタッチメントは使わず、バリカンは一番短い刃に設定しましょう。

注意しなければいけないことは、「髪の部分まで刈りこまないこと」です。

鏡を見ながら自分でやるときは、手の向きが逆になります。

はっきりラインを入れたいときは、刃を立ててそっと当てるようにカットします。

子供の髪をバリカンでカットするときのポイント

子供は、じっとしているのが苦手です。

突然動いたり、泣いて嫌がることはあたりまえだと思ってください。

バリカンを使えば、安全にカットできます。

子供のヘアカットは、長めのアタッチメントをどんどん使って、ハサミを使う機会を減らすことがポイントです！

「動いて、どうしても刈れないんだけど・・・」というときは、子供が少しでも安心できる環境を作ってあげてください☆

短時間で終わらせるためにも、できる限りの工夫をしてカットしましょう！

おすすめ　電動バリカン

バリカンの使い方を覚えたら、あとはあなたが使いやすいバリカンを選べば完璧です。

■第1位　Panasonic プロバリカン ER1510P-S

■第2位　Panasonic プログレード ER-SC61

■第3位　Panasonic バリカン ER-GF81-S

■第4位　HATTEKER 電動バリカン

■第5位　Pruvansay 電動バリカン

バリカンのメンテナンス方法

バリカンは、消耗品です。

切れ味を保つためにも、メンテナンスはしっかりしておく必要があります。

最近のバリカンは水洗いができるため、細かい髪の処理は必要ありません。

片付けるときに、刃にオイルを垂らしておくだけで長持ちします♪

せっかく高いバリカンを買ってもすぐ切れなくなったらもったいないので、メンテナンスはしましょう。

使うオイルについては、下記で解説しています☆

〈まとめ〉バリカンがあればセルフカットも楽になる！

バリカンは、使い方さえ覚えてしまえば簡単に髪をカットできる、便利アイテムです。

セルフカットしたい方は、バリカンの使い方をしっかり覚えておきましょう！

理美容室でカットした髪も、伸びてきたら自分で少し整えておけば長持ちします☆

というわけで、今回は「正しいバリカンの使い方」について解説しました。

お家時間に、楽しく髪を切りましょう！