「子供が大きくなるまでは、おうちで髪を切ろう!」と思っている親御さんはたくさんいます。

いいスキンシップになるので、私も賛成です
ただ、「じっとしていないから大変・・・」とも感じているのではないでしょうか。
「どうしたら、いい子にしてくれるんだろう」と悩んでいるあなたのために。
今回は、私が実際に行っている「子供のヘアカット対策」について解説します☆
家でカットする際にも役立つ情報なので、ぜひ参考にしてください。
- 普段通りの雰囲気作り
- 髪を切る場所は選ばない
- 場合によってはカットクロスも巻かない
- 髪を濡らすときは、濡れタオルを使う
- すきバサミを有効に使う
- バリカンを使う
- 顔に髪が落ちないようにする
普段通りの雰囲気作り

子供の髪を切る際は、普段通りの雰囲気作りが大切です。
なぜなら、子供は違った雰囲気を敏感に察する力があるからです!
お店に来店されたお子様の中には、入ってきた途端「何かされる!」と感づく子もいます。

泣きだして、親から離れなくなってしまうこともあるんです
まずは、生活のリズムの中で、何気なく髪を切ることが大切になります。
私の場合、まずは親御さまとの世間話からはじめています☆
すぐ椅子に案内すると、嫌がって「もうこの日は無理!」なんてことにもなりかねないからです。
ゆっくり時間をかけて、お子様とも軽くスキンシップしたり笑顔で自然な対応を心がけています。
普段と何も変わらない雰囲気が、お子様をリラックスさせる一番の秘訣です!
おうちでも「これから髪を切るぞ!」なんて雰囲気をだしたら、嫌がって逃げるはずです。

お父さんお母さんは、気構えないでください☆
お互いリラックスすることは大切ですが、ケガにだけはじゅうぶん気をつけましょう。
親御さんは、髪を切るときは真剣にお願いします。
髪を切る場所は選ばない(家でも同じ)
髪を切る場所は、どこでもいいという考えでいましょう☆
子供が安心できる場所が、一番落ち着いてカットさせてくれるからです。
私は、お店でも場所を選びません。
- 待合室
- おもちゃスペース
- 床の上
- トイレ(今までないですが!)

場所を選ばないほうが、スムーズにカットできることもあるんです
おうちでカットする場合も、子供がじっとしていられる場所をみつけてカットしちゃいましょう☆

天気が良くて風のない日は、外でカットすると気持ちがいいです☆
場合によってはカットクロスも巻かない
お店でも、カットクロスを巻かせてくれないお子様はたくさんいます。

首がしめつけられたり、手の自由が利かなくなるのが嫌なんだと思います
そんなとき私がとる対策は、カットクロスはあっちへポイ!です(笑)
首元に、タオルを一枚巻くだけにします。
カットした髪は、こまめに床に落とすよう心がけます。
多少は服の中に髪が入ったりすることはありますが、首元にタオルが一枚あるだけでだいぶ防げます。
小さいお子様の場合、毛量も少なく髪も柔らかいため、チクチクすることはほとんどありません。

短時間で終わらせることを優先に考えれば、お子様にとってもいい選択だと私は思います☆
手足が自由に動けば、束縛感もないのでお子様も安心してくれます!
「ネックシャッター」といって、首元から髪が入るのを防ぐものもあります。

これを巻くだけでも、だいぶ違います!
髪を濡らすときは、濡れタオルを使う
私の場合、髪は必要最小限しか濡らしません。
毛量も少なく髪の柔らかいお子様の場合、濡らしすぎると頭皮にペタッとくっつきカットしづらくなるからです。

短時間でカットを終わらせるためにも、面倒な作業は増やさないほうがいいんです☆
クセの強いお子様の髪を濡らしてカットすると、乾かしたときの髪の縮み具合やはね具合がわかりにくくなります。

思ったより短くなったり、変にはねたりするのを防ぐために、あまり濡らさないほうがいいんです
一番いい濡らし方は「濡れタオルで軽くふく」方法です☆
濡らしすぎを防げますし、手早く全体を濡らすことができます。

霧吹きもわざわざ買う必要がありません!
乾いてきたら部分的にまた軽く髪を拭けばいいだけですし、簡単なのでみなさんもぜひやってください♪
すきバサミを有効に使う

一度の開閉でたくさんすけるすきバサミが1本あると、時間の短縮になります!
すけるすきバサミなら、長さもカットできます。

なにより、カットラインが自然に仕上がるんです☆
要は、毛量調整とカットを同時にするイメージです☆
ある程度全体をカットし、最後にえり周りに出てくる長い髪を整えてやれば完成です♪
すきバサミをメインにカットすれば失敗も少なくなるので、ぜひやってみてください。

1回の開閉で20~30%くらいカットできるすきバサミがあればOKです!
バリカンを使う
バリカンを使えば、時間を大幅に短縮することができ、かつ安全にカットできます♪
短くカットしたい場合は、バリカンを有効活用しましょう。

バリカンの音を怖がらないお子様の場合は、ぜひ使ってください!
ただし、使用するバリカンは、髪をしっかり取り込めるものじゃないといけません。
子供の髪は、細く柔らかいため、うまく刈れない場合があるからです。

アタッチメントの刃先がとがっていて、できるだけ目が細かいものを使ってください
顔に髪が落ちないようにする
お子様は、髪が顔に落ちてくるのをかなり嫌がります!
顔にかかった髪を必死に取ろうと、手を出してきたり顔をぶんぶん振りはじめます。

危ないですし、時間もかかります
「顔をタオルで隠せばいいじゃん!」と考えるかもしれません。
動画やテレビおもちゃなどで気をそらしている場合は、顔を隠されると逆に暴れだします・・・。
おすすめの方法は、おでこにサンバイザーのつばのように手をあててやることです!
視界が遮られないので、子供も安心できます☆

やるときは誰かに手伝ってもらいましょう!
前髪をカットする際は、子供のうしろから髪を持ち上げカットしましょう。
パッツン前髪になりにくく、自然な仕上がりになります♪
無理に一度で終わらせなくてもOK
お店ならそんなことはできませんが、おうちでカットするなら分割もありかと思います。
子供が動いてどうしてもできない場合、部分的に分けて日を変えてやるのもまた一つの手です。

トップと頭まわりで分けてもOKです
まとめ
小さいお子様は、じっとしていることに慣れていません。
髪を切る側が、いろいろと工夫をしなければいけません。
おうちでカットする際は、なるべく手際よく終わらせることを第一に考えてください!
- 普段通りの雰囲気作り
- 髪を切る場所は選ばない
- 場合によってはカットクロスも巻かない
- 髪を濡らすときは、濡れタオルを使う
- すきバサミを有効に使う
- バリカンを使う
- 顔に髪が落ちないようにする
くれぐれも、ケガだけには細心の注意をはらってください。
というわけで、今回は「小さい子供のカット方法」について解説しました。
いろんな場所で髪を切ると、あと処理が大変だと思います。
「場所なんて選べないよ・・・」という方は、『髪が落ちないカットケープ』を購入してください。
髪が散らばることを防げるので、片づけが楽になります♪