- 子供の髪を切りたい!
- 前髪や毛先を自分で整えたい
- 旦那さんの髪を切ってやりたい
- 理美容室に行くまで、自分で切って粘りたい!
「セルフカットしたいけど、どんなハサミを使えばいいのかわからない」という方、結構いますよね☆
100均やホームセンターで売っている工作用のハサミだと、不安になる気持ちもよくわかります。
「おすすめのハサミがあるなら、教えてほしい!」と思っている方へ。
理美容師の私が「使いやすい、おすすめのシザーセット」を紹介します!
この記事を読めば、髪を傷めずきれいにカットできるハサミを選ぶことができますよ♪

切れないハサミは、髪の傷つきや枝毛の原因になります
ちゃんとハサミ選びはしましょうね!
100均のハサミはすすめしない 3つの理由

実は、100均でもヘアカット用のハサミは売っています。

ほんと、100均の品ぞろえにはいつも驚かされます!
すでに知っていて、購入したことがある方もかもしれません。
しかし、なぜ私はそれをおすすめしないのか?
理美容師の観点からと、実際使用した時の体験談を踏まえつつ、きちんと説明していきたいと思います!
※私が思った感想なので、みなさん同じように感じるとは限りません
理由1 カット時に力が必要 「バツン!」
100均のハサミは、カットする時に結構力がいります。
刃がしっかりついていないため、髪をスパッと切ることができないからです。

ハサミの形状、刃の研磨具合などが、理美容師のハサミとは若干違うため、軽い力でカットすることが難しいんです
全体の髪をカットする場合、かなりの回数ハサミを開閉しますよね!?
毎回力をいれながらカットしていると、あっという間に手が疲れてしまいますよ。
「もうこのくらいでいいや・・・!」と妥協する原因にもなりかねません。
そうしたところから、100均のハサミはあまり選ぶべきではないなと、私は思いました。
「スパンっ!」という感じではなく、「バツン!!」といった感じで髪が切れます。
「ジョキン・・・ジョッキン!」とカットされるより「スパッスパッ♪」とリズミカルにカットしてもらう方が、安心感がありますよ☆
理由2 すきバサミはひっかかる
毛量調整やカットラインのぼかしに必要なのが、すきバサミです。
100均のすきバサミの場合、抜けが悪く、切ったあとひっかかる感じがあります。(うまく切れずに挟んだまま引っぱってしまう感じ)

プチプチッと髪を引っぱるため、「イタタッ!」てなってしまいます(苦笑)
よく切れるすきバサミなら、スーッと抜くことができるので、まったく引っかかりませんよ☆
こういった観点から、すきバサミも切れ味に少し不満が残りました。

100円なので、そこまで求める自分が悪いのかもしれませんが・・・
理由3 枝毛になりやすい
よく切れるハサミと切れないハサミでは、髪の切断面に大きな差がでます!
よく切れるハサミで切った髪の断面は、きれいな平面になります。
一方、切れないハサミは、断面がぐちゃぐちゃに潰れたようになるんです。

切れない包丁でトマトを切ると潰れますよね!
イメージ的にはそんな感じです☆
つぶれて切れた髪は裂けやすくなり、結果枝毛になってしまうというわけです。

100円というお手頃価格で購入できるメリットはありますが、髪のことを考えるのであれば、切れるハサミを選んだ方が賢明だと思います。

切れ味も長続きする感じはしませんでした・・・
以上、3つの理由から、できる限り100均のハサミは使わない方がいいというわけです。
ただし、とにかく切れればOKという人には、とてもお得なハサミなのは確かですよ♪
おすすめ シザーセット
セルフカットに最適なシザーセットを紹介します。

お手頃価格で質のいいハサミばかりなので、参考にしてみてください☆
※売り切れになることがあります
Moontay すきばさみ カットハサミ
- 軽い切れ味
- 手首をあまり曲げなくてもOK
疲れにくい! - すきバサミのカット率15%
初心者でも失敗しない☆ - 前髪など、繊細なカットにも最適
OKITI ヘアカット・すきバサミセット
- 激安製品なのに本格派!
- 女性でも扱いやすい大きさ
- すきバサミのカット率20~25%
- コーム付き
富士山シザー カット・セニング2丁セット
- プロ仕様のハサミ!切れ味抜群
- ハサミに力があるため、スムーズカットが可能☆
- すきバサミのカット率20%
カットラインがつきにくい設計 - 刃の切れ味を保つためのセーム皮付き
- 一生ものにできる
ついでに☆
A-KG おうちで使う散髪ケープ
- 子供、大人兼用
- 髪の後片付けがとっても簡単
- 首に毛が入るのを防ぐ
Iromo(イロモ) 散髪ケープ
- クロスから手を出すことができる
1人でもカット可能! - 子供、大人兼用
- 後片付けがとっても楽♪
竹家 ネックシャッター
- 首元から髪の毛が入ってくるのを防ぐ
- 理美容室でも使用するプロ用商品
- カットクロスを巻きたくない人におすすめ♪
失敗しないカット方法

家でセルフカットすると必ずどこか失敗しませんか(笑)!?
短くなったり跡が残ったり・・・。
そういった失敗をなるべくなくすための、裏技カット法を解説します☆
はじめにすきバサミを使う!
「あっ!切りすぎちゃった・・・」という失敗をなくすため、まずはすきバサミを使ってカットしましょう☆
なぜ、先にすきバサミを使うと失敗が減るのか?
それは、先に毛量を減らしておけば、毛先のカットが簡単になるからです!
どんなすき方でもいいので、とにかく髪の中間くらいをすいてください。
ある程度すいておけば、カットする髪も少なくて済むので、失敗しにくくなるというわけです♪
カットハサミでは、徐々に短くをイメージ
カットバサミを使う時は、一気に理想の長さまで切らないことです。
徐々に短くカットしてくことで、切りすぎの失敗を防ぐことができるからです。
何度も確認しながら、カットを進めていきましょう!
刈り上げで失敗したときの直し方はこちら↓
>>セルフカットで失敗した時の修正方法を解説 (後ろの刈り上げ編)
整える時もすきバサミを使う!
カットラインをぼかすことで、きれいに仕上がったように見えます☆
整える際も、最後はすきバサミを使いましょう!
すきバサミは、髪の中間~毛先を中心に入れます。
※根元をすくと、短い毛がつんつんと飛び出してくるので注意してください。

「髪が多くて大変・・・」という方は、根元の方を1~2回すいて毛量を減らしても問題はありません。
中間から毛先に向かって3回程度開閉してカット(すく)すれば、収まりのいい髪型になりますよ☆

セットすると、毛先を遊ばせることもできます♪
子供や男性のカットをする場合は、バリカンを併用するとかっこよく仕上げられます。
ツーブロック、刈り上げ、おしゃれ坊主などにしたい時は、バリカンを使いましょう!
使い方は簡単なので、チャレンジしてみてください☆
まとめ
セルフカットは、道具によっても仕上がりが変わります。
100均などでもカットバサミを購入することはできますが、髪のことを考えれば、よく切れるハサミを使うことがベストです☆

枝毛などを防ぐことができますからね♪
プロの仕上がりを目指すためにも、よく切れるハサミでトライしてみてくださいね☆
※ハサミの刃はとても鋭く研がれているので、ケガにだけは十分気をつけましょう。