- ダイソーで精油が売ってたけど、あれ本物?
- ダイソーの精油って何に使えるの?
- 悪い物じゃなきゃ使ってみたい!
- 安いにこしたことはない!
- おすすめの使い方を知りたい☆
そもそも、精油は100円で買えるような代物ではありません。
それがダイソーで100円で売っているなんて、朗報だと思っていませんか?

アロマテラピーアドバイザーの私は、その製品が精油じゃないことにすぐ気が付きましたよ♪
しかし、精油が100均で売っていたという情報がどうしても気になり、自分の目で確かめに行きました。
結果そこにあったものは・・・・・

やっぱり精油ではありませんでした!!
売られていたのは「アロマオイル」です!
主に、空間に香りを広げるために使います。

あれ?
じゃあ、精油と一緒なんじゃないの?

そう思いますよね!
そこで今回は「アロマオイルと精油の違い」について解説します。
この記事を読めば、「アロマオイルの正しい使い道」と「精油のすばらしさ」を一気に知ることが出来ますよ♪
違いを簡単に説明すると、不純物が入っているかどうかの違いです!
100均(ダイソー)で売られているのは「アロマオイル」

アロマオイル!?精油じゃん!!!

いや、実は全然違うものなんですよ☆
この2つは、全くもって別物なんです。
違いをしっかり理解しないと、間違った使い方をしてトラブルになる恐れがあるので、ここできちんと覚えておきましょう♪
アロマオイルとは
アロマオイルとは植物から得られる天然の香料や合成香料に、エタノールなどのアルコール類や植物油・鉱物油を混ぜて希釈したものを指します。

主に香りを嗅いで楽しんだり、ポプリやサシェなどに使用したりするためのものですよ☆
実際、100均で売られていたものは、アロマオイルと商品棚に記載してありました。
商品の成分内容には「界面活性剤・エタノール・香料・水」と記載されています。

香料とはたぶん人工香料でしょう(値段が安いので)
それがこちら👇

心地よい香りを嗅ぐだけならば、アロマオイルでいいと思います!
ただし、肌に塗ったりするのはやめましょう。
化学成分が入っているため、肌トラブルの原因になるからです。
また、合成香料なので、心身に与える影響もまったくありません。
芳香成分の効果を得たいのであれば、植物由来成分100%の精油を使うべきというわけです!
>>アロマテラピーの効果一覧|症状とシチュエーションに合わせて解説
ちなみに、ダイソーで売られていたアロマオイルの種類はこちら☆
- スウィートオレンジ
- ラベンダー
- ペパーミント
- レモングラス
- グレープフルーツ
- フローラル
最後のフローラルというアロマオイルですが、そもそも精油にフローラルというものはありません!

きっと合成香料ならではの香りなんでしょう☆
ちなみに、フローラルウォーターに似た「アロマウォーター」というものも売られています。
こちらも化学成分が含まれているので、肌に使用することはできません!
違いについての詳細はこちら↓
精油とは

別名「エッセンシャルオイル」とも呼びます。
精油は、自然植物の花や葉、木部、果皮、樹皮、根、種子などから抽出された高濃度の有効成分を含有した液体状の芳香物質です。

純度100%のため、他の成分が入っていないことが特徴なんです☆
精油の芳香成分が、嗅覚から脳へ電気信号として伝達されると、気持ちに変化が現れます。
ディフューザーやアロマライトなどを使用して空間に香りを広げれば、精油の効用を得ることができますよ♪
トリートメントオイルにして、皮膚から体内に取り込めば、体に変化が現れます。
※ 精油は有効成分が高濃度なため、皮膚に塗布する際には植物油(キャリアオイル)で希釈(薄める)する必要があります。
このように、精油には心身に与える影響があるということを覚えておきましょう☆
気になる方は「エッセンシャルオイル(精油)効用を生かす使い方5選!今すぐ実践!」をご覧ください♪
100均のアロマオイルを肌につけるのは危険!

界面活性剤、人工香料、鉱物油、などが配合されているアロマオイルは、肌につけてはいけません。
原液はもちろんのこと、キャリアオイル(植物油)で希釈したとしてもだめです!
100均のアロマオイルは、皮膚にどのようなトラブルがでるかわからないうえ、人工香料に効用は全くもってないからです・・・。

皮膚につけても、メリットは全く無いということです
安いからといって、危険をおかしてまで肌に使用することだけはやめましょう。
100均アロマオイル おすすめの使い方 3選

人工香料が入っているので、香りを空間に広げて楽しむことができます!

むしろそれ以外に使用することができませんが・・・
ポプリの香料に使う
ポプリを作る際に、アロマオイルを使用できます!

精油ほど香りは強くたちませんが、十分香りを広げられますよ☆
香りの持続性もそこまで長くはないので、香りが無くなってきたらその都度アロマオイルを足してあげましょう!
お部屋のインテリアとしても最適ですよ♪
空間に香りを広げる
ティッシュペーパーや陶器の小皿などにオイルを垂らして香りを楽しみましょう♪
アロマオイルの場合、香料と一緒に界面活性剤などの化学成分が入っています。
ディフューザーに入れてしまうと、中に入っている薬剤まで空気中に飛び散ってしまう恐れがあるのでやめましょう。

精油のように心身に与える効用はありませんが、いい香りの空間を演出することはできますよ☆
>>リードディフューザーの簡単な作り方を紹介☆ 正しい使い方を学ぶ♪
嫌なにおいの消臭
嫌な臭いをアロマオイルで消臭することができます。
界面活性剤は臭いを吸着する性質をもっているので、靴箱などに入れておけば消臭効果に期待がもてるからです☆

直接靴には垂らさず、あくまでも香りを広げて消臭しましょう♪
トイレなどにも置いておくと、消臭効果がありいいかもしれませんね☆
この機会に香りを学ぼう!

100均のアロマオイルに興味があるということは、香りに興味があるはずです☆
香りの勉強は、それほど難しいものではありません。
精油のことを知ってもらえれば、いかに素晴らしいものかきっとわかるはずですよ♪
精油の香りから得られる効用はたくさんあり、日常をより豊かに過ごせるようになります。

ちなみに私はアロマテラピーアドバイザーの資格を取り、理美容の仕事に役立てていますよ♪
バスソルト、バスボム、シャンプー、化粧水など、なんでも作れるようになります☆
100均のアロマオイルから、もう一段階香りの良い精油(エッセンシャルオイル)を使用し、アロマを一緒に楽しみましょう!
>>AEAJ認定メーカー《フレーバーライフ》でアロマを楽しもう♪
お家時間を楽しく過ごすため、「バスボム」や「アロマ石鹸」などを作るのもいいですよ☆
詳しくは下記で解説しています。
>>アロマ(精油)を使って簡単バスボムを手作りする!コスパ最高入浴剤!
>>アロマ石鹸を手作り♪ みんなでお家時間を楽しく過ごそう☆
まとめ

100均で売られているアロマオイルは、あくまでも香りを楽しむだけのものです。
アロマテラピーに使用できるものではありません。
100円で香りを楽しめるといった面では、コスパはいいと思います。
しかし、せっかく香りを楽しむのであれば、心身を健やかにしてくれる精油の方がベストかなと私は思います☆

アロマオイルと精油の違いをしっかり理解して、これからも香りを一緒に楽しみましょう♪