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アロマテラピーに使われる精油(エッセンシャルオイル)の数は、年々増加しています。

植物から得られる効用が増えることは、私たち人間にとってうれしいことです☆
なかでも最近、日本の風土で育った植物からとれる精油がたくさん誕生しています!
「どこか懐かしい香り」が特徴的な日本生まれの精油。
これを、通称「和精油」と呼びます。

世界へ日本の香りを届けられると思うと、すごくうれしいことです!
今回は、そんな「風情あふれる和精油」について解説します。
- 和精油の種類
- おすすめブランド
- 香りの楽しみ方 などなど

気になることが多々あると思うので、アロマをより楽しむためにぜひ参考にしてください♪
和精油とは
和食や和服といったように、日本独自の文化を取り入れたものによく使用するのが、「和」という言葉です☆
そして、和精油もまたその名を世界に知られるようになってきました。
日本の豊かな風土で育った植物から作られる和精油は、どこか馴染みのある香りばかりです。
なので、日本人にとっては気持ちを落ち着かせるには、最適な香りなんです!

日本各地の名産を使って、精油を作っているんです☆
ヒノキやスギといった日本固有の植物からも作られているため、唯一無二の精油と言っても過言ではありません。
和精油を紹介【11種類】
アロマテラピーに注目が集まるようになってからというもの、和精油の種類も少しずつ増え続けています。

今回は、その中でも代表的な和精油を11種類紹介します☆
いよかん

四国4県が名産地のいよかん。
外皮が厚く、身が大粒なのが特徴的な柑橘系植物です☆
果皮から抽出される精油は、甘い中にも少しの苦さを感じられる爽やかな香りがします。
成分にフロクマリンを含まないため、光毒性の心配がありません。
温州みかん

和歌山県、大阪府、三重県が名産地の温州みかん。
とにかく甘く、みかんの中でもトップクラスの知名度を誇ります。
果皮から抽出される精油は、甘い香りを強く感じられるため、穏やかな気分にさせてくれます☆
成分にフロクマリンを含まないため、光毒性の心配がありません。
コウヤマキ

和歌山県が名産地のコウヤマキ(高野槙)。
実は、日本と韓国の済州島にしか生えていない貴重な植物なんです!
葉から抽出される精油は、緑の清々しい香りがします。
どの精油にも類似しない独特な香りなので、一度嗅ぐと病みつきになります☆
シークワーサー

沖縄県が名産地のシークワーサー。
スッキリとした酸味が特徴的で、レモンの代用としてもよく用いられます。
果皮から抽出される精油は、シャープな酸味とビターさを兼ね備えた清涼感あふれる香りがします☆
成分にフロクマリンを含まないため、光毒性の心配がありません。
すぎ

和歌山県、奈良県が名産地のすぎ。
日本固有の植物として有名です☆
枝葉から抽出される精油は、木々の若々しい香りがあたりいっぱいに広がるため、穏やかな気持ちにさせてくれます♪
花粉症の方でも使用できます。
瀬戸内レモン

広島県が名産地の瀬戸内レモン。
甘みを感じられるため、他のレモンとは一味違った味わいを楽しめます。
果皮から抽出される精油は、レモンでありながら柔らかく甘酸っぱい香りのため、やさしい爽やかな気持ちにさせてくれます♪
成分にフロクマリンを含まないため、光毒性の心配がありません。
多可産ラバンディン

兵庫県が名産地のラバンディン。
もともとはヨーロッパ原産の多年草です。
真正ラベンダーとスパイクラベンダーの2種類が自然配合して生まれた、ラベンダーの一種です☆
花、葉から抽出される精油は、ラベンダー同様すべてに万能な芳香成分を含んでいます♪
ひのき

和歌山県、奈良県、三重県が名産地のひのき。
日本固有の植物として有名です!
枝葉から抽出される精油は、ほのかに柑橘系の香りのするスッキリとした香りが特徴的です♪
※ヒノキ風呂の香りをイメージすると少し驚くかもしれませんが、とても爽やかな樹木の香りです☆
ひば

青森県が名産地のひば。
別名「ヒノキアスナロ」と呼ばれる、ヒノキ科の針葉樹です。
木部から抽出される精油は、森の深い香りがするため、とても落ち着くことができます☆
ぽんかん

四国4県が名産地のぽんかん。
みかんよりも甘みが強いのが特徴的です。
果皮から抽出される精油は、甘い柑橘系の香りがするため、あたたかみを感じられます☆
成分にフロクマリンを含まないため、光毒性の心配がありません。
ゆず

高知県、愛媛県、徳島県、鹿児島県、宮崎県、大分県が名産地のゆず。
昔から民間療法として用いられてきたほど、日本人にとってなじみの深い柑橘系植物です☆
果皮から抽出される精油は、爽やかな柑橘の香りがして、ほのかに甘さも感じられるのが特徴的です♪
成分にフロクマリンを含まないため、光毒性の心配がありません。
和精油のおすすめブランド
和精油は、様々なブランドから発売されています。

ブランド選びに悩む方もいると思うので、いくつか紹介します☆
フレーバーライフ
種類が豊富で値段も安く、アロマをはじめたい方には最適なブランドです。
良質な精油を厳選しているメーカーなので、まずはおさえておきたいブランドになります☆
アロマのプロも多数使用しているので、信頼して楽しめます♪
フレーバーライフについては、下記でも紹介しています。
yuica
日本の森から採取される植物から、精油を作り上げているブランドです。
和精油を中心に販売しているため、種類が豊富です☆
飛騨高山の森から採取しているため、栽培地から製造過程まではっきり知ることができます。
安心して使える和精油のひとつになります♪
一十八日
和精油を専門に取り扱っている、比較的新しいブランドです。
日本各地の名産を取り寄せ、高品質な精油を製造しています☆
取扱店はまだ少ないため、インターネットからの注文がおすすめです♪
和精油はブレンドにも向いている
和精油は優しい香りのものが多いため、他の精油とのブレンドに向いています☆
今回紹介した和精油が、どんな精油と相性がいいのか解説します。

ブレンドすれば、また一味違った深い香りを楽しめます♪
いよかん
どんな精油とも合わせることができ、爽やかさが増します♪
温州みかん
どんな精油とも合わせることができ、すっきりとした爽快感が増します♪
コウヤマキ
ラベンダーやスイートマージョラムとブレンドすると、温かみのある香りになります。
ペパーミントやローズマリーとブレンドすれば、すっきりとした爽快な香りになります☆
シークワーサー
どの精油とも調和がとれます。
ブレンドすれば、すっきりとした爽やかな香りになります☆
すぎ
樹木系なので、ひのきとの相性が抜群です☆
瀬戸内レモン
どの精油とも調和がとれます。
ブレンドすれば、すっきりとした爽快感が増します☆
多可産ラバンディン
ローズマリー、ペパーミント、ユーカリといった爽快感のある香りに加えると、優しい香りになります☆
ひのき
樹木系と相性が良く、和精油のすぎとブレンドすれば樹木の深い香りを楽しめます☆
ひば
柑橘系と相性が良く、木々の優しい香りがあたたかみを増します。
ラベンダーやティートゥリーもおすすめです☆
ぽんかん
どの精油とも相性が良く、ブレンドすれば爽快感が増します☆
ゆず
どの精油とも調和がとれます。
とくに、ひのきとのブレンドは香りに深みが増し、優しい爽快感が味わえます☆
最後に
今回紹介した和精油のほかにも、まだまだ趣のある和精油はたくさんあります。

日本特有の植物からとれる精油の香りは、とても落ち着きます
どこか懐かしさの漂う香りで、ぜひリラックスしてください☆