- 受験にかかる費用はどのくらい?
- どこの教材を買えばいいの?
- どうやって受験手続すればいい?
- 精油はどこで買えばお得?
- 合格するまで、どのくらい時間がかかるのか教えてほしい
アロマテラピー検定に関する疑問や不安を抱えている方は、けっこう多いのではないでしょうか。

慣れない受験に、戸惑う気持ちもよくわかります
「アロマテラピー検定や資格について詳しく知りたい」と願っているあなたのために。
今回は「アロマテラピー検定の費用から資格を取るまでの流れ」について解説します。
実際に試験を受けた経験をもとに解説するので、ぜひシミュレーションに役立ててください☆

検定は1級・2級とあるので、違いについても詳しく解説します
アロマテラピーアドバイザーの取得に関しては、後半に解説しています。
受験に関する疑問に回答(受験資格の有無や会場など)

アロマテラピー検定を受験する際、疑問に思うことが多々あるはずです。

まずは、その疑問にお答えします!
疑問に対する主な答え
・2級と1級の受験に順番はない
・試験会場は47都道府県すべてにあるわけではない
・誰でも受験できる
・2級試験はアロマの基礎
・1級試験はアロマの細かい知識を試す
・香りは自分の感性で覚える
・独学するにもAEAJの教科書を使うべき
・受験に期限はない
2級と1級の受験に順番はない

AEAJ(日本アロマ環境協会)の検定は、2級を合格しないと1級を受けれないといったような段階方式はありません。

いきなり1級を受けてもいいんです
ちなみに、私は2級を受けずに1級を受験しました!
このように、自分の好きなように受験できるのがアロマテラピー検定です。
試験会場は47都道府県すべてにあるわけではない

試験会場は、47都道府県すべてにあるわけではありません。
試験を受ける際には、住まいから近い会場を確認しておく必要があります。

私は新潟県在住ですが、新潟会場がきちんとありました

少なからず・・・近くの他県へ出向いて試験を受けなければいけない人がいるということは覚えておきましょう。

主要都市にはほぼ会場があるので、そこまで心配しなくてもだいじょうぶです☆
正式な会場は、AEAJ公式ホームページにて確認できます。※2020年時点の会場です
会場の詳細は受験票(試験の2週間前くらいに届きます)にも記載してあるので、そちらでも確認できます☆
誰でも受験できる

AEAJの1級・2級ともに、誰でも気軽に受験することができます。
年齢制限・男女・資格保有者などといった制約は一切ありません。

下記で詳しく解説しています☆
>>アロマテラピーの資格を取る条件とは? 年齢・性別・勉強方法を解説☆
専門学校へ通わなければいけないこともないので、独学でも十分いけます。

私も仕事をしながら、空いた時間に勉強をしていました☆
ご存じの通り、私は男性です。
男性でも、資格を取りたいと思ったら恥ずかしがらず、どんどん受験してOKです☆
私が受験した試験会場では、男性は自分を含め2名いました。(苦笑)
もう一人の男性も、私のようになにか目的ややりたいことがあって、試験に臨んでいたはずです。

私は、理美容の仕事に役立てたかったので、試験を受けました!
男性であろうと、目標を持ってアロマテラピーを勉強することは、とてもすばらしいことだと思っています。
2級試験は「アロマの基礎」
2級試験は、「アロマテラピーの基礎」を学ぶためのものです。

「アロマテラピーとは」といったような、根本を勉強する形になります
それでも、試験では精油の嗅ぎ分けはあります。
しっかり香りを覚えて、試験に臨む必要があります。
ただし、香りを覚えなければいけない精油は10種類しかありません。

比較的簡単に覚えられるので、苦労することはないです☆
1級試験は「アロマを活用するための知識」
1級試験は、アロマテラピーを活用するための深い知識を身につけるためのものです。
アロマテラピーの利用法から、健康学に至るまで様々な知識を身につける必要があります。
※アロマテラピーアドバイザーの資格を取得するには、1級合格が条件です。
1級試験で覚える精油の数は、2級の精油を含めて31種類になります。

香りを覚えるのに少し苦労するかもしれません
ただし、試験に出題される可能性のある精油は17種類です。
つまり、試験だけのことを考えるのであれば、すべてを覚える必要はないというわけです。

2級試験で出題される10種類のほかに、7種類増える感じです
試験の合格だけを考えるのであれば、17種類だけでもOKということを覚えておきましょう。
ちなみに、1級・2級ともにマークシート方式になります。
香りは自分の感性で覚える

精油の香りは、自分の感性で覚えましょう。
教科書に香りの特徴が記載されていても、実際自分で嗅ぐとそれと違った感じ方をするからです。

教科書は、あくまでも指標を示すためのものです
さいごは、自分の感性で覚えた方が賢明です☆
私の場合、レモングラスは「午後の紅茶 レモンティーの香り」で覚えました。
ゼラニウムだと、「雨の日の縁側の香り」といった感じです。
このように、自分が覚えやすい香りの例え方で覚えていきましょう!

このほうが、後々忘れることは少ないです
ワインのソムリエのようにかっこよくはいきませんが、楽しく覚えることができます☆
独学するにもAEAJの教科書を使うべき

AEAJの試験なので、独学で勉強するにもAEAJの教科書を購入するべきです。

試験に出てくるところすべてを勉強できるので♪
これは、独学の勉強法でも解説しています↓
教材を適切に選ぶことで、勉強の効率化を図れます!
ちなみに、私はユーキャンですべての教材を揃えました。

試験範囲の精油もついてくるので、「自分で揃える手間を省ける」と思ったからです☆
精油の購入に手間取りそうな人や、忙しい人にはうってつけです。
もちろん、AEAJのテキストも付いてきます。
無料で資料請求できるので、気になる方は取り寄せてみてください。
ユーキャンについては、下記で詳しく解説しています。
受験に期限はない

受験に関しては、いつまでに受けなければいけないといった期限は一切ありません。
忙しくてなかなか勉強できない人も、焦る必要はありません。
隙間時間をみつけつつ、自分のペースでゆっくり勉強しましょう!

ひと通り勉強し終わったタイミングで、一番近い受験日に申し込んで下さい☆
以上で、受験に関する疑問への回答は終わりになります。
アロマテラピー検定までの流れと費用
ここからは、「アロマテラピー検定までの流れと費用」について解説します。
費用に関しては、最安値になる方法で解説しています。

私が利用したユーキャンの料金ではありません
- 教材を揃えて勉強をはじめる
- 精油の香りを覚える
- 試験の開催時期を確認し申し込む
- 試験会場に行って試験を受ける
教材を揃えて勉強をはじめる

アロマテラピー検定を受けるために、まずは教材をひと通り揃えましょう。

テキストや問題集は、AEAJが発行しているものを用意してください
検定の問題は、AEAJのテキスト内から出題されます。
書店でアロマテラピーの本を購入するよりも、効率よく勉強することができます☆
テキストは、公式ホームページから購入できます。

アロマテラピーショップでも取り扱っている場合があります!
ちなみにテキストは1・2級共通で2,640円 問題集は1,430円です。
AEAJ公式ホームページから購入する場合、マイページへの登録が必要になります。
「めんどうだな・・・」という方は、インターネットショップからの購入も考えましょう。

値段は違う場合がありますが、購入することは可能です
アロマテラピー検定 公式テキスト
アロマテラピー検定 公式問題集
教材が届き次第、自分のペースで勉強を始めましょう!
精油の香りを覚える

精油は、ネットショップから精油セットを購入すれば、安く揃えることができます。
バラバラで揃えようとすると、1万円以上かかってしまいます。

精油キットであれば、1本あたり1mlくらいと少量ではあるものの、お手頃な値段で揃えることができるんです!
香りの勉強のためなので、はじめは少量でじゅうぶんというわけです☆
値段は、1級・2級の精油キットを合わせて、最安値で3,000円程度から購入できます。
※売り切れる場合があります
少量のため、ムエット(試香紙)は必要ありません。

蓋をあけて、鼻につかないように注意しながら香りを確認しましょう!
余った精油は、いろいろな使い方ができます。
最後までしっかり使い切れるので、精油セットを購入して楽しみましょう!
試験の開催時期を確認し申し込む

「もうだいじょうぶ!」というくらい勉強したら、試験を申し込みます。
AEAJのアロマテラピー検定の試験は、5月・11月の2回になります。

応募期間は約1か月間です!
※試験の開催時期は毎年同じなので、あなたの勉強速度に合わせて受験する日を決めましょう☆
応募は、開催の3か月前から始まります。
- 5月開催の場合
- 2月~3月の間に応募
- 11月開催の場合
- 8月~9月の間に応募
応募期間を逃すと、次回は半年後になるので気を付けましょう!
会場はすべての都道府県にあるわけではなく、主要都市部で開催されます。
受験料は1級・2級ともに6,600円です。

申し込みは、AEAJ公式ホームページから行えます☆
試験会場に行って試験を受ける

試験の申し込みが終わったら、日にちを忘れず試験会場へ行きましょう。
当日は、香水や香りのする整髪剤は控えてください。

香りテストの際、匂いを感じづらくなるからです
2級試験
50分で55問の出題
1級試験
70分で70問の出題
合格通知は、約1か月後に到着します!
アロマテラピー検定の費用を計算すると、最安値で約13,670円となります。

交通費なども考慮して、あなたの正確な費用を確認しましょう☆
アロマテラピーアドバイザーを取得するまでの流れ
アドバイザーになるためには、1級合格が必須条件です。

実質1級まで取ってしまえば、アロマテラピーアドバイザーになれるといっても過言ではありません☆
アロマテラピーアドバイザーは、AEAJが指定した過程をこなせば誰でも取得することができるからです。
難易度的にも、それほど難しいものではありません。
あなたも、アロマテラピーをもっと世に広めるため、ぜひアロマテラピーアドバイザーになりましょう☆
それではさっそく、アロマテラピーアドバイザー取得までの流れを解説します。
- AEAJ入会
- 認定校などで受講
- 資格申請
- 毎年の更新
AEAJ入会

合格通知が届いたあと、アロマテラピーアドバイザーの資格を得るため、まずはAEAJへ入会手続きを行います。

入会しないと、アロマテラピーアドバイザーの資格はもらえません
入会金は、10,000円です。
これは、初年度のみ一度きりになります。
認定校などで受講

1級を合格した方は、アロマテラピーアドバイザーの資格を得るため、認定講習を受講する必要があります。
AEAJで認定講習を開催していますが、住まいの近くに認定スクールがある場合は、そこでも講習が可能です。

認定スクールは、AEAJ公式ホームページから探すことができます☆
実際、私は認定スクールで受講しました。

先生がとてもいい方だったので、フェイシャルエステの技術もその後学ばせてもらいました☆
今では、フェイシャルエステティシャンの資格も取り、仕事に役立てています!
アドバイザーの受講時間は3時間と短く、1日で終わります。
受講料は、5,236円程度です☆

アロマテラピーアドバイザーの資格を取りたい場合は、まず認定校などで受講しましょう!
資格申請

受講が終わったら、資格登録認定料をAEAJへ払い、アドバイザーの認定をしてもらいます。

登録料は、10,450円です
アロマテラピーアドバイザーの資格をとれば、「アロマハンドセラピスト」の資格も容易に取れます。
緩和ケアに興味のある方は、アロマハンドセラピストの資格もついでに取りましょう☆
毎年の更新
アロマテラピーアドバイザーの資格を保有するためには、毎年AEAJへ年会費を納めなければいけません。

これを納めないと、せっかくとったアドバイザーの資格が無くなってしまいます!
年会費は、12,000円です。
※初年度のみ、入会時期が遅いと半期分6,000円の場合があります。
ここまでの手続きを終われば、アロマテラピーアドバイザーとして活動ができるようになります。
仕事に役立ててもいいですし、家族や友人とアロマを楽しむのこともいいでしょう♪

とにかく、一度とった資格はなるべく長く維持するよう心がけてください☆
アロマテラピーアドバイザーを取得するまでの流れは、以上になります。
〈まとめ〉検定までは、経費をかけずに取り組むことができる!
AEAJのアロマテラピー検定は、経費をかけずに取り組むことができます。

資格をとれば、履歴書に記入することもできます☆
将来を見据えて、低出費でアロマの資格を取りましょう!
ちなみに、アロマテラピー検定にかかる費用は、最安値で約15,670円程度です。

アロマテラピー検定は、意外と低予算で受けることができるということを覚えておきましょう☆
アロマテラピーアドバイザーに関しては、下記の費用がプラスされます。
- 受験料 ・・・・・・ 6,600円
- テキスト・問題集 ・・ 4,070円
- 精油キット ・・・・ 3,000円~
- 入会金 ・・・・・・ 10,000円
- 受講料 ・・・・・・ 5,236円
- 登録料 ・・・・・・ 10,450円
- 年会費 ・・・・・・ 12,000円 合計 約 51,356円

大体このくらいの費用がかかると思ってください!
無理のない方は、ぜひアロマテラピーアドバイザーを取得してみてはいかがでしょうか☆
というわけで、今回は「アロマテラピー検定の費用から資格を取るまでの流れ」について解説しました。

アロマに興味のある方の、参考になれば幸いです☆
1級・2級ともに、香りの試験はあります。
ただし、出題される問題は2問のみです。
香りテストを捨てて、ほかの問題でカバーしようと思えばできないことはありません。
ですが、せっかくアロマを勉強するなら、たくさん香りを嗅いで自分の感性を磨いたほうがお得です☆