- どうにかして悲しみを癒したい
- いつになっても悲しみが癒えない
- アロマは有効なのか知りたい
- 何の精油を使えばいいの?
人は誰しも、出会いがあれば別れもあります。
- 死別
- 離婚
- 交際相手との別れ

悲しさが長く続くと、心と体が疲れ切ってしまいますよ

私も、幾度となく悲しい別れを経験してきました。
交際相手との別れ、家族との死別・・・・・
その都度、胸の中がギューッと締め付けられとても切なかった記憶があります。
そんな時、一度だけ香りを嗅ぐことで悲しい気持ちが和らいだことがあったんです☆

まだ、アロマテラピーのことは全然興味なかった時です!
それは、金木犀(きんもくせい)の香りでした。
香りで気持ちが安らいだのは、祖母が亡くなった時のことです。
昔から秋になると、どこからともなく漂ってきた金木犀の香りはきっと祖母との思い出のひとかけらでもあったんですね☆

当時はその香りが「思い出の香りだから気持ちが安らいだんだ」とばかり思っていたのですが
その後アロマの勉強で金木犀を調べてみると、なんと心を落ち着かせる効果があると分かったんですよ☆
このように、アロマには悲しみを和らげ癒す効果があるんです!

ということで、今回は「悲しみを癒すアロマ」について詳しく解説してみたいと思います。
あなたが抱えている悲しみを少しでも癒すことができるはずですよ。
一番のおすすめは金木犀!
と言いたいところですが、実はローズなんですよ☆

その理由と、他の精油とのブレンド方法についても解説していきますね☆
悲しみを癒すにはローズがおすすめ!

アロマテラピーアドバイザーの私がおすすめする「悲しみを癒すアロマ」は、ローズです。
理由は簡単!
ローズには 深い失望感を癒す効果 があるからです☆

実際、私の知っている葬儀場であった例を挙げてみますね!
とある葬儀会社の社員は、遺族の悲しむ姿がいたたまれずどうにかして安らいだ気持ちで故人を送り出して頂けないかと考えていました。
そんなある日、祭壇の生花を決めようとご遺族の方と話し合いを持った際、
「バラが大好きだったのでバラを沢山飾ってください。」
と頼まれたそうです。
その意向通り、当日は棺の周りいっぱいにバラを飾り葬儀が営まれました。
するとどうでしょう、
ご遺族の方はとてもやさしい顔をし、故人との思い出に浸りながら安からにお見送りができたそうです。
その光景に驚いた葬儀場の社員は、バラの香りについて調べてみることにしました。
そこでバラの香りには悲しみを癒す効果があると知り、ヒントを得た葬儀会社はバラで故人を送り出す「香りの葬儀」と銘打ったプランを作ることを考えたそうです。
※これは私の親族が勤めている系列会社で実際にあった話です。
このように、深い失望感を優しく包み込み癒してくれるローズの効果は様々なところで実証されているというわけです♪

なので、おすすめの香りはローズなんですよね☆
悲しみがもたらす心身への影響

悲しみによって心身にどのような変化が現れるのかわからない方へ、簡単に説明したいと思います。
✓ 悲しみがもたらす心への影響
- 絶望感
- 不安
- 虚無感(からっぽ)
- 自己嫌悪感
- 後悔の念 など

悲しいという言葉一つにはこのような気持ちの現れが込められているんですよ
✓ 悲しみがもたらす体への影響
- 食欲不振
- 不眠
- 旨がギューッとなる
- 息苦しい
- 動機がする
- 脱力感
- 無気力 など

悲しみは心だけでなく、体にもこのような影響を与えてしまうというわけですね
これらの症状を踏まえたうえ、ひとつだけ覚えておいてほしいことがあるんです!
それは、悲しみによる体の不調はすべて精神的要因からくるものであるということです。

要は、気持ちに前向きな変化が現れれば、必然的に体調も良くなるというわけですよ☆
なので、まずは心を癒すことを優先しましょう!
その際に役立つのが、ローズの香りというわけですよ♪
精油のローズについて詳しく解説

精油のローズは、製造方法の違いによって2種類に分けることが出来ます。
ローズアブソリュート ・・・ 揮発性有機溶剤抽出法※1で作られた精油
ローズオットー ・・・ 水蒸気蒸留法※2で作られた精油

この2種類に分けることができますよ!
石油エーテルやヘキサンなどの揮発性の有機溶剤が入った釜に植物を入れ、ローズの芳香成分を直接溶かし出す方法。
植物を蒸留釜に入れ、蒸気を吹き込んだり水を沸騰させたりして芳香成分を気化。
冷却管で冷やされた水蒸気が水と油に別れ、取れる油が精油となる。
どちらもたくさんの花から少量しか取れないため、貴重で高価な精油です。
フローラルな香りでとても人気のある2つの精油ですが、今回は気持ちの面で特に効用のあるローズアブソリュートをおすすめしたいと思います♪
ローズアブソリュート

ローズオットーに比べ、少し濃厚な香りで持続性があるのが特徴です☆

主に精神的な領域で使用されることが多い精油なんですよ!
- 落ち込んでいる気持ちを安らげる
- 抑えられない感情を安定させる
- 気分を明るく前向きにする
- 不安を取り除き自信をつける など
このような精神面の改善に効果があると言われています。
悲しみに暮れる心に、大きな影響を与えてくれるのがこの ローズアブソリュート というわけですよ♪
ローズオットー

ぬくもりを感じさせる甘美な香りが特徴的ですね☆

薄い茶色をしていて低温で固まる性質を持っています!
- ストレスを緩和する
- 緊張を和らげる
- 幸福感を与える
- 穏やかな気持ちになる
ローズオットーは免疫調整に優れているので、昔は民間療法にも用いられていたんですよ。
スキンケアやマッサージに使用するならローズオットーがおすすめですね☆
体の外側から内面まで、健やかにしてくれますよ♪

今回は香りを嗅ぐことによる効用を重視したいので、ローズアブソリュートを選びます♪
使用上の注意点

ローズの香りは、女性ホルモンの調整作用にも優れているため 生理痛、生理不順、更年期障害 などに有効とされています。
しかし、効用が大きいがため、妊娠時に香りを嗅ぐとホルモンバランスが崩れてしまう恐れがあります。
安心して子供を育むためにも、妊婦の方はローズの香りを嗅ぐことは控えた方がいいですね。
香りを嗅ぐおすすめの方法
気持ちに大きく影響を与えるためにおすすめな方法は 芳香浴法 ですね☆

アロマディフューザーやアロマライトなどの芳香拡散器を使って、室内に香りを広げましょう!

空間に広まった芳香成分は鼻から体内へ入り、電気的信号に変換され脳へ伝達されます。
脳内に直接伝えることが出来るので、精神面に変化が現れやすくなりますよ☆
>>香りで記憶がよみがえる!? 嗅覚は五感の中でも超有能♪【アロマの力も解説】

ローズは少量でも高価なので、ディフューザーを使用する場合は水と一緒に拡散できるものの方がいいですね!
アロマテラピーアドバイザーの私がおすすめするディフューザーやライトは、下記で紹介しているので、参考にどうぞ♪
>>エッセンシャルオイル(精油)効用を活かす使い方5選!今すぐ実践!

見た目からも癒される ポプリ を作ってみるのもおすすめですよ☆

面倒なことはありません!
誰でも簡単に作ることができますよ♪
視覚と嗅覚両方から効果を得ることが出来るので、安らぎにはうってつけです。
初心者でも簡単に作れるポプリの作り方は、下記をご覧ください☆
悲しみにおすすめ 精油のブレンド方法

ローズだけでも十分な効果は得られるんですが、違った精油の効能をうまくブレンドすれば、心身を正常な状態へ持っていきやすくなりますよ☆
というわけで、おすすめのブレンドを一つ紹介します♪
レシピ
ローズ ・・・3滴
ゼラニウム ・・・3滴
ラベンダー ・・・3滴
セージ ・・・1滴

こんな感じです☆
ぜひ、試してみてくださいね♡
ローズ
- 落ち込んでいる気持ちを安らげる
- 抑えられない感情を安定させる
- 気分を明るく前向きにする
- 不安を取り除き自信をつける
ゼラニウム
- 感情を受け入れやすくなる
- 情緒不安定の改善
- ストレスの緩和
- 不安感の緩和
ラベンダー
- ストレスの緩和
- 不安感の緩和
- 感情のバランスを整える
- 落ち着きを取り戻す
- 万能の精油として有名
クラリセージ
- 精神を高揚させる
- 幸福感を与える
- リラックス効果
- ストレスの緩和
- 心身のバランスを整える
セージにも種類はありますが、今回はクラリセージを選びました☆
※今回紹介した精油ブランドは「生活の木」です
まとめ
悲しみが長く続くと心も体も疲弊してしまいますよ。
悲しいことがあった時は、アロマの力を借りて早めに癒してみてはいかがでしょうか☆

おすすめはローズですよ!
- 落ち込んでいる気持ちを安らげる
- 抑えられない感情を安定させる
- 気分を明るく前向きにする
- 不安を取り除き自信をつける
ゼラニウム、ラベンダー、セージ などをブレンドすればより深い香りで心を癒してくれますよ♪
悲しみの向こうには必ず明るい未来が待っています。
少しでも前を向いてみませんか☆
その手助けをきっとアロマがしてくれるはずですよ♪
というわけで、今回は「悲しみを癒すアロマ」について解説しました。
悲しんでいる方にとって、少しでも今回の記事が役に立てば幸いです☆