育毛剤はスースーするほど効果があるの？育毛剤選びに役立つ正しい知識を解説

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育毛剤を選ぶ決め手として、「爽快感」を大事にしている方も多いのではないでしょうか。

いかにも効いている感を味わえるので、好きな気持ちはよくわかります。

それにしても、あなたはスースーする成分が本当に育毛に役立っていると思いますか？

今回は、育毛剤のスースーする爽快成分について解説します。

あなたに最適な育毛剤を選ぶための、参考にしてください。

育毛剤のスースーする成分は主に3つ

育毛剤に含まれている「スースー成分」は、主に3つあります。

これらの成分に、一体どういった効果があるのか？

一つずつ詳しく解説します。

メントール

メントールは、アルコールの一種です。

香りでも清涼感を味わえるのが、メントールの良いところです！

メントールは、揮発性（蒸発する性質）の非常に高い成分です。

頭皮につけたときスースーするのは、揮発する際に感じる刺激なんです。

メントール成分には、抗炎症作用や抗菌作用があります。

頭皮を清潔な状態で保つことができるので、育毛に効果的というわけです。

ほかにも、血管の拡張を促すことで血流を良くします。

カンフル

カンフルは、クスノキから抽出される成分です。

防虫作用に優れている香りで、昔から衣類の防虫剤として活用されてきました。

※タンスの匂いといえばわかると思います。

カンフル成分には、血行促進・抗炎症作用・鎮痒ちんよう作用（かゆみ止め）があります。

若干の熱感を頭皮に与えるてくれるので、より活性している感覚を持たせてくれます。

トウガラシエキス

その名の通り、唐辛子から抽出される成分です。

一昔前に、トウガラシダイエットというものが流行りました。

汗をかく効果だけでなく、細胞を活性化させて代謝のいい体を作る働きがあったからです。

トウガラシエキスは、頭皮に対しても同様の働きをしてくれます。

トウガラシエキスのカプサイシンという成分が、頭皮の血行を促進します。

このように、スースー成分には、配合される理由がきちんとあるということを覚えておきましょう！

「育毛剤自体、本当に効くのかな？」と疑問に思っている方は、下記も合わせて読んでください。

スースー成分は髪に直接働きかける育毛成分ではない

スースーする成分には、血行促進・抗炎症作用・抗菌作用・鎮痒作用があります。

つまり、頭皮の状態を整える効果があるんです。

別の言い方をすると、「髪に直接働きかける育毛成分ではない」ということになります。

スースーする成分は、髪に効率よく栄養を届けるための補助的な役割を担います。

育毛トニックと呼ばれるものには、清涼感を与えるためにスースー成分が多く配合されています。

これは、育毛成分重視というよりも、使用感重視に作られているからです。

育毛剤と謳うたっている商品は、スースー成分が少なめです。

髪の成長を助ける成分がふんだんに盛り込まれているため、比率的に少ないんです。

ただし、20年以上育毛剤を使ってきた私から言わせてもらうと、清涼感は多少なりとも必要です。

継続して使い続けるうえで、「効いてるー！」と思えることが重要だからです。

そういった意味では、スースー成分は意外と大切だと感じています。

下記でも、その重要性を解説しています。

清涼感はストレス解消に役立つ

スースー成分は、髪に直接効く栄養成分ではないですが、違った観点から育毛に一役買っていることはたしかです。

それは、清涼感によるストレス解消です。

お風呂上りや朝の出勤前などにつければ、スカッと気分がリフレッシュします！

ストレスは、毛細血管の収縮や過剰な皮脂分泌などを引き起こす原因になります。

つまり、ストレスをため込むと、髪の成長が妨げられて抜け毛が増えてしまうんです。

ストレスを解消するためにも、清涼感でリフレッシュすることは大切なんです。

〈まとめ〉育毛剤のスースー成分はあったほうが効果的

スースー成分には、髪を太くしたり生やす効果はありません。

しかし、頭皮環境を整えるうえで重要な役割を担っていることはたしかです。

髪の土台となる頭皮を改善することは、丈夫な髪を生やすためにとても大切です。

清涼感で気分をリフレッシュできるため、ストレス解消になります。

遠まわりですが、髪の成長に一役買っていることはたしかなんです！

今回の記事で、「あのスースーは無駄じゃなかったんだ！」と思ってもらえたら幸いです。