泡の出る入浴剤を簡単に手作りできるって、知っていましたか☆

通称「バスボム」って言います!
お風呂時間が楽しくなるうえ、精油(エッセンシャルオイル)を混ぜれば心身のリラックス効果も期待できます♪
100均で材料を揃えられるので、コスパも最高!
お子様と一緒に楽しく作れるので、夏休みや冬休みの工作にいかがでしょうか☆
ということで、今回は「簡単なバスボム作り」を解説します。

画像付きで解説するので、わかりやすいと思いますよ♪
材料はすべて100均でOK!(精油以外)

用意するもの
- 重曹
- クエン酸
- 片栗粉
- 容器
- スプーン
- 霧吹き
- 計量器か軽量スプーン
- 精油(エッセンシャルオイル)
精油以外は、すべて100均で揃えられます!

何回も作ることを考えれば、かなりコスパが良いですよ♪
重曹
山菜のあく抜きなどでも使用される重曹は、弱アルカリの性質を持っています。

ベーキングパウダーの主成分としても有名です!
食用のものを使用すれば、万が一口に入っても安心ですよ☆
お風呂についた皮脂汚れも取り除いてくれるので、掃除にも助かります。
クエン酸
レモンなどの酸っぱい成分が、クエン酸です。
クエン酸は酸性なので、水垢などの汚れ落としに最適です☆
肌の古い角質を取り除いてくれる(ピーリング効果)ので、肌サイクルの改善にも役立ちます。

このクエン酸が、重曹と化学反応することで泡が出るんですよ☆
片栗粉
片栗粉はもちろん食用なので、安心安全です☆
バスボムを作る際、パラパラになって失敗しないための、つなぎのような役割を担います。
塩でも代用できますが、刺激や固まり具合を考慮して、こちらを今回は使います☆
お風呂の底にたまるなどの情報もありますが、私が作るバスボムは小さめなのでそのような現象はありません!
容器
100均に行くと、バーベキュー用の器が売っています。
なるべくこぼれないように、大きく深めのものを選ぶようにしましょう!
スプーン
どんなものでもいいですが、混ぜやすいように大きめのものを選びましょう。
箸や棒などでも代用できますが、型に入れる際や混ぜる際には、スプーンの方が使い勝手がよかったので選びました☆
霧吹き
大きいものだと、一吹きでかなり水が出てしまいます。
できることなら、小さめのスプレーにしましょう☆

私は自分のお店にあったもので代用しましたが、霧が細かく出るものがいいですよ♪
計量器か軽量スプーン
一番簡単なのは計量器ですが、計量スプーンでも代用できます。
計量できるものが家にあれば、無理に買う必要はありません☆
精油
精油の種類はたくさんあります。
リラックスしたい場合は、ラベンダー、ゼラニウム、フランキンセンスなどがおすすめです☆
柑橘系の精油は刺激が強いので、使用する際は少なめにしてください。
コスパいい精油を用意したい場合は、フレーバーライフがおすすめです。
良質で信頼性も高いので、安心して使えますよ♪

ちなみに私は、フレーバーライフと卸契約もしています!
フレーバーライフについての記事も書いているので、気になる方は読んでみてください。
>>AEAJ認定メーカー《フレーバーライフ》でアロマを楽しもう♪

アロマオイルは、精油に似せた合成香料なんです。
肌にふれると危険なので、バスボムを作る際には使わないでくださいね☆
詳細については「精油が100均で売ってる!?アロマオイルと精油の違いとは?」で解説しています☆
この他にあったら良いもの
- 「お菓子つくりの型」
いろいろな形を楽しめます☆ - 「ゴーグルor眼鏡」
万が一、目に入るのを防ぎます - 「簡易的なビニール手袋」
手荒れしている方やアトピーの方は、手袋をしましょう♪ - 「新聞紙」
周りにこぼれてもいいように、念のため敷きます
バスボムの作り方
用意ができたら、さっそくバスボムを作ります☆
作り方はシンプルですが、注意ポイントがあります。
失敗しないためにも、参考にしてください♪
材料を容器に入れる
材料を混ぜる際は、 重曹2:クエン酸1:片栗粉1 の割合で配合します!
計量スプーンの場合、実は大さじ1でも、重曹、クエン酸、片栗粉の重さは違います。
ですが、そこまで気にしていては面倒なので「大さじ1は大さじ1」として考えましょう!
とにかく、2:1:1の割合になるように作っちゃえばいいんです☆
まずは、重曹・クエン酸・片栗粉を容器に入れます。

今回、使用する型は氷を作るものです。
このサイズの型だと、重曹100グラム・クエン酸50グラム・片栗粉50グラムあれば、だいたいOKです☆

この量を測るのは計量スプーンでは大変なので、私はお店にある計量器を使ってさっと計り終えました♪
精油も、このタイミングで入れちゃいましょう!
今回は、「ヒノキのような樹木の香り」を楽しみたかったので、フランキンセンスの精油を使います。
もうちょっと精油を入れたかったんですが、今回は5滴にしました。
精油は、一度にたくさん使うわけではありません。
なので、必ず余ります!
余った精油は、またバスボムを作る時に使ってもOKですし、違った楽しみ方をしてもOKです☆
精油の楽しみ方は下記でたくさん解説しているので、無駄なくアロマを楽しみましょう♪
材料を混ぜる
すべての材料を容器にいれたら、混ぜていきます!

今回使う霧吹きは、霧が細かいものを使用しています。
粒が大きくてたくさん出る霧吹きを使うと、水をかけたとたん重曹とクエン酸が化学反応してしまいます。

「シュワシュワシュワー!」て泡がいっぱい出ちゃいますよ!
この段階で泡が出てしまうと、お風呂に入れた時には泡がでません・・・。
水は、少しずつ足すことがポイントになります。
1回かけては混ぜ、またかけては混ぜを何回も繰り返しましょう☆
水分が均等になるように、しっかり混ぜましょう!
粉が飛び散って、目に入らないよう注意してくださいね。
数回繰り返していると、スプーンから伝わってくる粉の感触が変わってきます。

「サラサラ」した感じが、重くしっとりとした感じになってきます☆
霧吹きの性能はそれぞれ違うので、何回吹けばいいかは断言できません。
失敗しないためにも「少し水が足りないかな?」くらいで、一度粉を握ってみましょう!

見た感じ、まだ粉のままです。
「ちょっとしっとり重くなってきたかな?」と感じたので、ここで一度握ってみます。

「だいぶいい感じに固まった!でも、もうちょっとしっとりした方がいいかな」という感じです。
(これは自分の感覚です)
もう少し水を足して、完成にしました☆

握って、ある程度型崩れしなければ、それでOKですよ!
型に入れる
粉ができあがったら、先ほど用意した型に入れます。
ふんわりと入れては固まらないので、指で一つ一つ「キュッキュッ」としっかり詰め込みます。
できあがったのがこちら↓↓↓

今回使用した量は、重曹100グラム・クエン酸50グラム・片栗粉50グラムですが、型に入れると少し余る程度でした☆
余ったバスボムの材料は、ラップに包んでぎゅっと握っただけの玉にしました♪
一日放置して、取り出したら完成!
詰め終わったら、そのまま一日放置して固まるのを待ちます。

早く使いたいのはわかりますが、しっかり固まってほしいので、一日放置しましょう☆
翌日になるとカチカチになっているので、ここで取り出しにかかります!
氷を取り出すときのように、まずは入れ物をねじりましょう☆
そのあと、事前に敷いておいた新聞紙の上に「ドンッッッ!!!」と一気にひっくり返します。

強めにたたいてひっくり返せば、全部きれいにでてきますよ!
できたものがこちら!

きれいにできました!(はじっこひとつ割れちゃいましたが・・・)
一つ一つの大きさはこんな感じ↓↓↓

この小さいバスボムには、メリットがあります!
それは、入浴する人に合わせて、入れる数を変えられるということです☆
お子さまと一緒に入る場合、乾燥肌で刺激に敏感な場合は、1つか2つにします。
それ以外の方は、もう少し足してみるといった感じで、量を調節できますよ♪
注意点まとめ
クエン酸の取り扱い
クエン酸は酸っぱい成分なので、万が一目に入った場合、レモンの汁が目に入ったかのようにかなりしみます。
そうならないためにも、眼鏡やゴーグルをかけて作業するもがいいかもしれません。
手荒れや敏感肌
手荒れしている方や傷がある方は、作成中しみたりヒリヒリする場合があります。
簡易的な薄いビニール手袋を用意して、作業しましょう。
霧吹きの水分量
霧吹きの穴が大きく水がたくさん出ると、発泡がすぐに始まってしまいます。
作っている間にシュワシュワ成分が出てしまい、いざお風呂に入れるときには全く泡が出ない!といったことが起こりかねません。
細かいミストの出る霧吹きを用意しましょう☆

一番大事な作業がこの 水を足すところですからね☆
使用期限
できあがったものは、できるだけ早めに使い切りましょう。
精油の芳香成分が揮発してしまうと、香りもなくなりアロマの効用もなくなります。
保存する際は、ジップロックにいれ、口をキュッと閉めて保存してください☆
刺激
入浴して刺激があった場合は、すぐにお湯で体を洗い流してください。
年齢
3歳未満のお子様には精油の使用を避けた方がいいので、使用しないでください。
使用感
ヌルヌルがなんとなく気になる方は、お風呂上りにシャワーで洗い流してから上がってください!
使いまわし
お風呂のお湯は、洗濯には使用しないでそのまま捨ててください。
使用する精油
100均にあるアロマオイルではなく、植物成分100%の精油を使用してください。
アレンジ
色々な型
クッキーやチョコ作りの型などを使えば、いろいろな形にすることができます☆
ガチャガチャのカプセルを使う人もいますが、私が使用した感じでは、かなり難しいかなと思いました。

下手くそというのもありますが、うまく固まらせることができなかったんです・・・
初心者が簡単に作りたいのであれば、きちんとした型を使用した方がいいと思います!
カプセルは、作りなれてから使ってみましょう☆
おもちゃを入れる
少し大きめの玉を作って、中におもちゃを入れれば子供が楽しめます♪
色を付ける
食紅を使えば、いろいろなカラーを楽しめます☆

これも100均で売っていますよ!
混ぜる工程で食紅を垂らして、好きな色合いに調整しましょう☆
まとめ
今回は、バスボムの簡単な作り方を解説しました☆
この作り方なら、小学生でも楽しみながら制作することができます!
学校の学年行事、夏休み冬休みの自由研究にバスボムを作ってみるのもいいかもしれませんよ☆
実際、私は小学校の学年行事でバスボムを作って楽しんだことがあります!

精油も何種類か持って行って、どの香りが好きか嗅いで選んでもらいました♪
みんな楽しそうに香り選びをしていて、こちらもうれしくなったのを覚えています☆
低予算で楽しめるのがバスボムなので、みなさんもぜひ作ってみてください♪
「もっと大きいバスボムを作りたい!」と、思う方もいるはずです!
初めての時は、固まらなくて失敗するケースがよくあります。
まずは小さいものを作って、上手にできたらチャレンジしてみてください☆