【重要】現役理美容師が感じる大変なこと・つらいこと〈個人経営者編〉

理美容師は、お客様を華やかな容姿に仕上げる職業です。

そんな魅力のある理美容師にも、もちろん大変なことはあります。

誰もが成功するわけではなく、途中で挫折してしまう方のほうが多い職業でもあるんです。

「どんなことが大変だったり、つらかったりするの？ 」と疑問に思っているあなたのために。

今回は「現役理美容師が感じる大変なこと・つらいこと」について解説します。

主に解説することは、個人でお店を経営するようになってから感じる、大変なことやつらいことです。

個人経営者になると、若手理美容師だったころと悩みが変わる

経験や技術がつき、一人でやっていけるほど成長すると、若手理美容師だったころとは違った悩みが生まれます。

一般的な理美容師が感じる、大変なこと・つらいことは下記になります。

上記をすべて克服したからこそ、独立という夢を実現することができます。

つまり、個人経営者になるころには、一般的な悩みは悩みと感じなくなるんです。

理美容師が感じる大変なこと・つらいこと【個人経営者編】

一般的に理美容師が感じる大変なことやつらいことを乗り越えられれば、ある意味理美容師として成功したと言えます。

今回伝えたいことは、独立して個人経営者になってから感じる、大変なことやつらいことです。

独立したあとに困らないよう、今のうちに知識として覚えておいてください。

収入が不安定

独立するということは、売り上げがすべてあなたの収入となります。

今までの顧客を引っ張ってくることができれば、収入のめぼしもつくでしょう。

ただし、すべての人がそうできるとは限りません。

むしろ、ほとんどの理美容師が一からのチャレンジになるはずなんです。

収入が安定するまで、一定期間の我慢が必要になります。

独立後は、収入の不安定さを身に染みて感じます。

私が住んでいる新潟は、天候によっても収入が大きく変わることがあります。

公共機関の交通手段がストップすれば、それだけでお客様の出足が悪くなります。

外へでかけることも自粛するため、必然的にお客様は来なくなるんです。

月の売り上げが少なくても、水道光熱費などの諸経費は必ず支払わなければいけません。

お客様次第で、生活水準を左右されてしまうということもあるというわけです。

スタッフとして従事していたころは、少なくとも毎月一定の給料がもらえます。

入院したら収入がなくなる or 激減する

体調を崩して万が一入院しなければいけなくなった場合、収入がなくなります。

店主のあなたがいなくなると、お店の経営が成り立たなくなるからです。

数人のスタッフを抱えていたとしても、あなたを求めてくるお客様はあなたにカットしてもらいたいはずです。

あなたが入院している間、ヘアカットを我慢する方や違うお店にいく方も少なからずでてくるんです。

人は、誰しも歳をとります。

30代までは気にも留めなかった体調面の不安が、大きくのしかかってくるようになります。

40代になった私も、体調面に不安を感じることが増えました。

「自分はだいじょうぶ」と思わず、独立したあとも毎年の定期検診は必ず受けるよう心がけましょう。

このように、仕事ができなくなった場合に収入がなくなる大変さがあるということを覚えておいてください。

収入によって夫婦関係がギクシャクする可能性がある

理美容師の収入が不安定なことは、先ほど解説しました。

収入が高い水準で不安定になることには、なんの不安もありません。

ただ、低い水準で収入が不安定になってしまうと、夫婦関係がギクシャクしてしまう可能性があります。

夫婦は、生活を共にする関係です。

あなたの収入が少なければ、必然的に相手にかける負担が大きくなるというわけです。

どんな状況でも支えあえる関係がベストですが、誰もがそうとは限りません。

お金に関していえば、安心して生活できるくらい欲しいのは当たり前なんです。

「いつまでこの生活に耐えればいいのか」という不安の気持ちが、徐々に夫婦関係をギクシャクさせてしまうことがあります。

こどもが生まれると、なお生活が大変になります。

収入の不安定さが、結婚後の不安材料になるおそれがあるということを覚えておきましょう。

将来の転職が大変

国家資格の理美容師は、一見優秀のように思えます。

しかし、あくまでも髪を切ることを生業なりわいにできるという資格だけであって、万能ではありません。

高校を卒業してから理美容師の道を志した場合、ほかの資格は持ち合わせていなことがほとんどです。

いざというとき、転職先が限られてしまう可能性があるということは覚えておきましょう。

先述した通り、収入の不安定さで転職を考える方がたくさんいます。

私の周りでも、家庭をもってからすぐに転職した人をたくさん見てきました。

実際に転職した人の事例を、下記で解説しています。

どういった転職先があるのかだけでも、頭に入れておきましょう。

〈まとめ〉長く続けるためにも、若いころは精一杯がんばろう

今回解説した「現役理美容師が感じる大変なこと・つらいこと」は、将来自分でお店を経営したときに感じることです。

若いころに感じる大変なことやつらいことは、下記になります。

これらを乗り切って、最後にのしかかることは、大きく言えば収入の不安定さになります。

逆をいえば、独立したあとも安定した収入を得られれば、長く理美容師を続けることができます！

安心して理美容師を続けていくためにも、若いころに大変だと感じることは頑張ってクリアしてください。

これから理美容師を目指したいという方は、今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。

当ブログでは、理美容師に関するさまざまな悩みや疑問にお答えしています。