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- 髪のパサつきが気になる
- きちんとヘアケアしたい
- 使ってるけど髪質が良くならない・・・
- どれを使っても一緒なの?
- プロの意見を参考にしたい!
リンス・コンディショナー・トリートメントは、髪のケアに欠かせないアイテムです。
髪を保護してくれる大切なものという認識は、あなたにもあるかと思います!
ただ、それぞれの効果の違いと使い道を詳しく知っている人は意外といません。
この記事では、リンス・コンディショナー・トリートメントの違いや特徴、使い方のポイントなどを解説します。
髪の健康と美しさを保ちたい方は、ぜひ参考にしてください
あなたにとってベストなものをチョイスし、より効果的なヘアケアをしていきましょう!
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リンス コンディショナー トリートメントの基本的な役割
髪は、普段生活している様々なシチュエーションでダメージを受けます。
- 太陽の紫外線
- 枕や帽子による摩擦
- 乾燥による静電気
- ヘアカラー
- パーマ
そのまま生活しているだけで、髪は自然とパサついてしまうんです
誰もが、ヘアケア用品を使い保湿・保護をして髪を健康な状態に保たなければいけません。
その大切な役割を果たすのが、リンス・コンディショナー・トリートメントというわけです。
リンス・コンディショナー・トリートメントを使うことで、髪本来のツヤと潤いを保てるようになります!
リンスの特徴
リンスは、髪の表面を油膜コーティングして潤いを保ちます。
シャンプーで流れ落ちた油分を補う効果も発揮してくれます☆
リンスが髪に与える効果をまとめると、次のようになります。
- 髪に必要な油分の補給
- 指通りを良くする
- 静電気の防止
- 摩擦から髪を守る
- 枝毛や切れ毛の防止
コンディショナーの特徴
コンディショナーも、リンス同様髪の表面を油膜コーティングして潤いを保ちます。
使い勝手は、リンスとほぼ一緒です!
コンディショナーが髪に与える効果をまとめると、次のようになります。
- 髪に必要な油分の補給
- 指通りを良くする
- 静電気の防止
- 摩擦から髪を守る
- 枝毛や切れ毛の防止
- 少しだけ髪の内部も補修
トリートメントの特徴
トリートメントは、髪の内部に浸透し傷んだ箇所を補修しつつ、潤いを保ちます。
本来あるべき健康な髪へ回復してくれます!
トリートメントが髪に与える効果をまとめると、次のようになります。
- 髪のダメージ補修
- 不足している栄養素の補充
- パサつきやうねりを抑える
- 髪本来の状態に整える
- 枝毛や切れ毛の防止
リンス コンディショナー トリートメントの大きな違い
リンス・コンディショナー・トリートメントの大きな違いは、次の2つになります。
- 配合されている保湿成分量
- 髪のどこをメインに保護するのか
配合されている保湿成分量
リンス・コンディショナー・トリートメントは、髪を保湿・保護して健康な状態に保ちます。
大きな目的は一緒ですが、配合されている保湿成分量が違います。
リンスやコンディショナーは、髪の表面を油膜コーティングして水分が抜けないようにします。
食べ物が乾燥しないよう、ラップをかけるイメージです
髪自体に水分や保湿成分を与えることをメインにはしていません。
そのため、比較的保湿成分量は少なめになります。
あくまでも、髪をコーティングして保護することが大きな目的です。
トリートメントは、髪に必要な水分や保湿成分などを補給します。
枯れそうな花に水や栄養を与えて、元気にするイメージです
髪に成分を浸透させなければいけないため、必然的に保湿成分量は多くなります。
ハリツヤのある髪を取り戻すために、直接内部へ働きかけるのが大きな目的になります。
髪をコーティングするのか補修するのかの違いで、保湿成分量も大きく変わるというわけです!
配合されている保湿成分量をわかりやすくまとめると、次のようになると思ってください。
リンス<コンディショナー<トリートメント
髪のどこをメインに保護するのか
リンス・コンディショナー・トリートメントは、髪のどこをメインに保護するのかが違います。
リンスとコンディショナーは、髪の表面に対して油膜を張ります。
トリートメントは、髪の内部に浸透して成分を補うことで保護するんです。
外部を保護するのか、内部から保護するのかの大きな違いがあるというわけです!
外部を保護する
リンス、コンディショナー
内部から保護する
トリートメント
リンスとコンディショナーは同じようなもの?
リンスとコンディショナーは、髪の表面を油膜コーティングして保護します。
使い道としてはほぼ同じだと思ってOKです!
ただし、コンディショナーには、リンスよりも保湿成分が多く含まれている商品がたくさんあります。
ものによっては、セラミド・ミネラルなどが配合されているため、内側からも多少髪を整えることができます。
どちらも髪の表面を油膜コーティングして保護するためのものですが、若干の違いがあることは覚えておいてください☆
リンス コンディショナー トリートメントの選び方
「結局、リンス・コンディショナー・トリートメントのどれを使えばいいの?」と思っている方へ、ベストな選び方を解説します。
あなたの髪の状態に合わせて使うものを決めてください☆
リンスがマッチする人
リンスがマッチする人は、髪のダメージがなく、これといった症状も現れていない健康毛の人です。
もともとハリツヤがあってパサつきも気にならない方は、リンスを使ってください。
健康毛を維持するために、シャンプーで流れ落ちた表面の油分を補給するイメージでOKです!
■ リンスインシャンプーについてアドバイス
髪を洗いながらリンスの効果も得られるリンスインシャンプーは、手間と時間とコストを削減できます。
使ううえで覚えておいてほしいことが、2つだけあります
脂性の人にはおすすめしない
じゅうぶんな油膜コーティングができない
脂性の人にはおすすめしない
シャンプーにリンスが含まれているため、少なからず頭皮にも油膜が張られます。
もともと脂性の人は、過剰な油分が頭皮に溜まることになります
べたつきやかゆみなど頭皮トラブルを起こす原因になるので、脂性の人にはあまりおすすめはしません。
じゅうぶんな油膜コーティングができない
リンスが入っているとは言え、普通のリンスよりも配合されている成分は少なめです。
結果、髪をじゅうぶんにコーティングできない場合があります。
指通りも、思ったほどよくはありません
しっかり髪を保護したい方は、シャンプーとリンスを別々で使用したほうがベストです。
コンディショナーがマッチする人
コンディショナーがマッチする人は、ヘアカラーやパーマをしていないのに、髪がパサついたりゴワゴワしている人です。
- 紫外線ダメージ
- 静電気ダメージ
- 枕による摩擦
- 帽子やタオルによる摩擦
髪の表面を保護しているキューティクルが傷んでいる可能性があるため、油膜コーティングする必要があります
セラミド・ミネラルなどが配合されているものもあるため、髪の内部からも多少ケアできます。
カラーやパーマでハイダメージを受けていないのにパサつきが気になる方は、コンディショナーでケアしましょう。
トリートメントがマッチする人
トリートメントがマッチする人は、ヘアカラーやパーマなどでハイダメージを受けている髪の人です。
ヘアカラーやパーマは、キューティクルを開いて髪の内部に薬剤を浸透させ、変化を与えます。
キューティクルは、一度開くと元通りに閉まることはありません。
髪に必要な成分も、抜けやすい状態になるんです。
隙間から栄養素や水分が徐々に抜けていく結果、パサパサごわごわになるというわけです
内部から補修しなければいけないハイダメージの髪は、トリートメントを使ってしっかりケアすることが大切です。
ハイダメージの髪にはリンスとトリートメントの併用もあり
髪のダメージがかなり気になる方には、リンスとトリートメントの併用もありです。
リンスは表面のコーティング力が高く、トリートメントは髪の内部の補修に長けているので!
内側と外側両方からケアすることで、ダメージ毛をしっかりケアできます。
リンスとトリートメントを併用して使う場合は、先にトリートメントをしてからリンスを使ってください。
リンスで油膜を張ってしまうと、トリートメント成分が髪の内部に入り込めなくなります。
トリートメントで髪に栄養を与え、流し終わってからリンスを毛先中心に塗布します。
その後、すぐに洗い流せばOKです☆
じゅうぶんなケアをしたい方は、この順番をぜひ覚えておきましょう!
リンスの使い方
- シャンプー後しっかり水気を切る
- 頭皮につかないようリンスを髪になじませる
- 全体に行き渡ったらすぐに洗い流す
- 洗い残しがないよう丁寧にすすぐ
リンスが頭皮につくと、べたつきやかゆみなどの頭皮トラブルを引き起こす原因になります。
根元は少し浮かして塗布してください
全体に馴染ませたら、すぐに洗い流します。
リンスは髪に吸着する力が強いので、放置時間はいりません。
コンディショナーの使い方
- シャンプー後しっかり水気を切る
- 頭皮につかないようコンディショナーを髪になじませる
- 全体に行き渡ったらすぐに洗い流す
- 洗い残しがないよう丁寧にすすぐ
コンディショナーの場合、髪を補修する成分が含まれているものがあります。
浸透を高めるためにも、しっかり水気を切ってから塗布してください。
使い方は、リンスとほぼ変わりません!
頭皮につかないよう、注意しながら馴染ませます
基本放置時間は必要ありません、すぐに洗い流してOKです!
成分をちょっとでも多く浸透させたい場合は、2分程度放置してください。
トリートメントの使い方
- シャンプー後しっかり水気を切る
- 頭皮につかないよう毛先からトリートメントをなじませる
- 全体に行き渡ったら約5分ほど放置する
- 洗い残しがないようしっかりすすぐ
髪に余分な水分があると、トリートメントがうまく浸透しません。
できるだけ水気を切ってから塗布してください。
トリートメントも、頭皮につかないよう塗布するのがポイントです。
成分をしっかり浸透させるため、放置時間が必要です
より効果を高めたいときは、ビニールキャップや蒸しタオルを使って頭を温めてください☆
放置時間が長ければ長いだけ良いというわけでもありません。
逆に髪に負担がかかるので、長くても10分未満を目安にしましょう
ヌルヌル感がなくなったら、すすぎ終わりのサインです。
リンス コンディショナー トリートメントの使用頻度は?
リンス・コンディショナー・トリートメントは、デイリーケア製品のため毎日使ってOKです。
毎日ケアすることで、外部からの刺激を防げます☆
高濃度ヘアパックのような成分量がかなり多いヘアケア製品に関しては、数日おきに使用したほうがベストです。
メーカーによって呼び名が違う場合がある
リンス・コンディショナー・トリートメントという呼び名は、正式に統一されているものではありません。
「A社が販売しているリンス」と「B社が販売しているトリートメント」で、成分がほぼ同じ場合もあるんです
要は、メーカーによって呼び名を自由に変えることができるというわけです。
じゃあ、どうやって選べばいいの?
「使い方を確認」すれば、すぐに違いがわかります☆
記載されている使い方で、「適量を髪になじませてからすすいでください」という文言が書かれていたら、リンスかコンディショナーです。
放置時間は必要ないということだからです
「髪の内部まで補修!」のようなことも書かれていたら、コンディショナーだと思ってください。
「適量を髪になじませ、しばらくおいてからすすいでください」と書かれていたら、トリートメントというわけです。
名前で判断する前に、商品の使い方を確認するとより安心です☆
〈まとめ〉シャンプー後のヘアケアは誰もがやるべき!
リンス・コンディショナー・トリートメントは、違いが多少なりともあります。
ですが、髪を保護するという意味ではどれも同じ役割を果たします。
普段生活している中にも、髪のダメージを蓄積させる要因はたくさんあります。
シャンプー後のヘアケアは、誰もがやるべきなんです
「最近、髪のパサつきが気になる」という方は、元気な髪を取り戻すために今日から正しいヘアケアをはじめてください☆
というわけで今回は、リンス・コンディショナー・トリートメントの違いや特徴、使い方のポイントなどを詳しく解説しました。
当ブログでは、ヘアケアに関する様々な疑問や悩みにお答えしています。
少しでも気になることがあれば、ほかの記事も読んでぜひ参考にしてください!
リンスと同じく表面をコーティングすることが大きな目的なので、長時間放置しても変わりはありません。