- 泡立たなくても、ちゃんと髪は洗えてるの?
- 薄毛になるのはイヤだ
- 2回洗えば泡立つけど、めんどう・・・
- どうしたら1回で泡立つようになるの?
- 泡立たないと、なんか気持ち悪い・・・
- 今の状況は悪いのか、プロに聞いてみたい!
「シャンプーが泡立たないから何度も洗ってるけど、結構めんどう・・・」と感じていませんか!

人に洗ってもらうのは気持ちよくても、自分で洗うのって意外とおっくうですよね
だからといって、泡立たないままシャンプーを終わらせるのも不安なはずです。
そんな、シャンプーに関する悩みを抱えている方へ。
今回は「シャンプーが泡立たない原因と対処法」について解説します☆
この記事を読めば、あなたのシャンプータイムを効率よく終わらせることができるようになります。

髪と頭皮をしっかり洗えるようになるので、ぜひ参考にしてください♪
まず先に、シャンプーが泡立たない原因はこちらになります↓
- 予洗いが足りない
- 整髪剤がついている
- 皮脂汚れがひどい
- アミノ酸系を使っている
- シャンプーの量が足りていない
- ダメージヘア
シャンプーは、泡立つのが大事!

「そもそも、シャンプーって泡立たなくてもいいの?」て思いますよね!
答えは、NOです。
しっかり泡立たないといけません。
シャンプーは、泡立つことで頭皮や髪をきれいにすることができるからです。
シャンプーの泡には、2つのメリットがあります。
- 泡で汚れを浮かして取り除く
- 洗髪で髪同士が擦れるのを防ぐ
泡で汚れを浮かして取り除く

皮脂はあぶらのため、水とは混ざりません。
つまり、シャワーのお湯だけでは完全に汚れが落ちないんです。
シャンプーの泡は、お湯では落としきれない髪の汚れや頭皮の皮脂を浮かすことができます。

これは、どのシャンプーにも含まれている界面活性剤の力です!
汚れや皮脂が水分とうまく混ざり合うように、つなぎの役割を果たすからです。
きめ細かい泡は全体に広がり、まんべんなく汚れと混ざり合います。
頑固な汚れも、泡によって浮かして取り除けるというわけです☆
洗髪で髪同士が擦れるのを防ぐ

シャンプーの泡は、髪同士が擦れ合うのを防いでくれます。

いわば、クッションの役割を果たしてくれるわけです♪
濡れた髪が直接擦れ合うと、キューティクルが傷つきます。
はがれたり、ザラザラに浮くことで、髪のきしみやパサつきにつながるんです。
髪を洗って髪が傷んだら、どうしようもないですよね・・・。
シャンプーの泡は、洗髪の際の髪のダメージを、最小限に抑えてくれるというわけです☆
シャンプーを泡立てる際は、手のひらで泡立てましょう!
しっかり泡立った状態で髪や頭皮に付けることで、汚れを絡めとることができるからです。
ボトルからプッシュして、すぐ髪につけてしまうのはいけません。
原液のままでは、頭皮や髪にとって刺激が強すぎるからです。
それこそ、キューティクルを傷めてパサつく原因になります!
頭皮にもよくはないので、必ず手で泡立ててからシャンプーしましょう☆
泡立たない原因 6選

シャンプーが泡立たない原因は、たくさんあります。
汚れや体質だけでなく、いろいろな要因が考えられます。
そこで今回は、6つの原因を取り上げ、それぞれ解説したいと思います!
- 予洗いが足りない
- 整髪剤がついている
- 皮脂汚れがひどい
- アミノ酸系を使っている
- シャンプーの量が足りていない
- ダメージヘア
1. 予洗いが足りない

シャンプーする前に、シャワーのお湯だけで髪を流すことを「予洗い」と言います。
予洗いが足りないと、シャンプーの泡立ちが悪くなります。
理由は、髪がしっかり濡れていないことと、ほこりや汚れが残ったままだからです。
ナポリタンを食べた後の、皿をイメージしてください。
ケチャップと油がべっとりついた状態では、皿洗いしてもなかなかきれいにはなりませんよね?
一度洗っただけでは油のヌルヌルがとれないため、二度洗うことになります。
まったく同じことが、髪にも言えるんです。
予洗いが足りなければ、シャンプーの泡立ちと汚れの落ちが悪くなるというわけです!
2. 整髪剤がついている

整髪剤をつけた髪は、泡立ちが悪くなります。
整髪剤には油分が含まれているため、お湯だけの予洗いでは、なかなか流せないからです。

整髪剤の油分+皮脂ですから、そりゃ当然泡立たないですよね!
とくに、ワックスを使っている人は、なかなか泡立ちません。
3. 皮脂汚れがひどい

頭皮から皮脂が多く出るタイプ、つまり脂性の人はシャンプーの泡立ちが悪くなります。
※数日間洗髪しなかった人も、汚れがひどくなり泡立ちません。
シャンプーは適切な水分量と混ざり合うことで、きめ細かな泡が立ちます。
なので、きれいな手で泡立てればしっかり泡立ちます。
しかし、水分+シャンプーの間に油分が加わることで、一気に泡立ちが悪くなるんです。
これは、大量の油分が水分とシャンプーの結びつきを弱くするためです。
結果、一生懸命こすったとしても、なかなか泡立たないというわけです。
イメージとしては、混ざり合わない水分と油を、シャンプーが乳化しているような状態になります。
水分や油のように、普段決して混ざらないものを、振動などを使って均一に混ぜること。

要は、マヨネーズを作っているみたいなものです
4. アミノ酸系を使っている

アミノ酸系のシャンプーは、皮膚や髪を構成するタンパク質アミノ酸を主成分に使っています。
弱酸性で低刺激のため、髪や頭皮にやさしい代わりに、洗浄力が弱くて泡立ちが悪いのが特徴です。
- 髪がパサパサ
- 乾燥肌
- フケが出る
上記の症状改善のため、アミノ酸系シャンプーに替えた方は、泡立ちが悪いと感じるはずです。
5. シャンプーの量が足りていない

髪の「毛量」「長さ」に対して、シャンプーの量が足りていない場合は、泡立ちません。
「シャンプーは、化学成分が入っているから体に悪い!」と考えている人に限って、圧倒的に量が足りていません。
「もったいないから、少しずつ使おう!」という人も、足りない場合があります。
6. ダメージヘア

カラーやパーマなど、さまざまな理由で髪が傷んでいる人は、泡立ちが悪くなります。
髪の表面にあるキューティクルがはがれたり開くことで、髪の中に水分やシャンプー成分が入り込んでしまうからです。
結果、髪や頭皮を洗うために必要な水分やシャンプー成分が足りなくなります。
そのため、汚れを十分に落とせる泡が立たないというわけです。
泡立たない場合の対処法を解説!

シャンプーが泡立たない原因がわかったところで、それぞれの対処法を解説します☆

具体的に、どうすれば今までよりも泡立ちが良くなるのか、覚えておきましょう!
- 予洗いが足りない
- 整髪剤がついている
- 皮脂汚れがひどい
- アミノ酸系を使っている
- シャンプーの量が足りていない
- ダメージヘア
- 予洗いは頭皮を中心に、最低1分
- 整髪剤がついている場合は「プレシャン」をする
- 皮脂汚れがひどい場合は、生活習慣も一緒に改善
- アミノ酸系シャンプーは予洗いと泡立て方が大切
- シャンプー液の適切な量を覚える
- ダメージヘアは、トリートメントでしっかり補修する
対処法1 予洗いは頭皮を中心に、最低1分

予洗いは、ただ単に髪を濡らす作業ではありません。
- 髪についたホコリや汚れを落とす
- その日かいた汗を流す
- 毛穴に詰まった皮脂を柔らかくする

しっかりした目的があるため、正しくおこなう必要があるんです!
- 39℃前後のお湯で、やっくり流す
- 予洗いでは、髪をゴシゴシ洗わない
- 頭皮に十分な水分が行き渡るよう流す
- 洗う場合は、頭皮の揉み洗い
- 最後に、水気をしっかり切る
上記の作業を、最低1分かけて行いましょう。
「なんだか、まだスッキリしないな・・・」という場合は、毛量、髪の長さを考慮して、もう少し長く予洗いしてください。
ホコリや汚れは、この予洗いでほぼ落ちます。

皮脂も浮き上がりやすくなるため、とても大切な作業なんですよ☆
対処法2 整髪剤がついている場合は「プレシャン」をする

整髪剤を一度で流すことは、ほぼ不可能です。
とくに、ワックスなど油分が強いものを使っているとなおさらです。
しっかり泡立たせてきれいに洗う場合は、予洗いとシャンプーの間に、プレシャンをしましょう!
※ここで言うプレシャンとは、髪についた整髪剤をさっと流すことです。
手順としては、下記のようになります↓
- 予洗い
- 整髪剤は流れずとも、しっかりやる!
- プレシャン
- 整髪剤を落とすため、髪を中心にサッと洗う
頭皮は洗わなくてOK - シャンプー
- いつも通り、頭皮と髪を洗って、しっかり流す
つまり、泡立たせるためには、2度シャンプーをしなければいけないというわけです。
「え・・・?高いシャンプー使ってるから、一度で泡立つ方法を知りたかったんだけど」という方もいるはずです。

たしかに、これではお金がかさみますね
そこで、一つ提案です☆
プレシャンは、ワックスを落とすために行うだけなので、洗浄力が高ければOKです。
つまり、安くて汚れが落ち、なおかつ大容量のシャンプーを使えばいいんです!
ドラッグストアなどで安価に販売されていて、汚れが良く落ちると銘打っている商品を一つ購入してください。
お風呂場の場所は取るかもしれませんが、これが一番効率的な方法になります!

整髪剤を使っている方は、この方法でお気に入りのシャンプーを泡立たせましょう☆
「プレシャン」・・・安価で洗浄力のあるシャンプーで、髪のみ洗う
「2回目のシャンプー」・・・お気に入りのシャンプーで、頭皮も洗う
対処法3 皮脂汚れがひどい場合は、生活習慣も一緒に改善

- 髪がベタつく
- 頭皮を触るとヌルっとする
- 髪にボリュームがでない
- 脂っぽいニオイがする
皮脂分泌が多い場合は、シャンプーや洗い方を変えるほかに、生活習慣も一緒に改善しましょう。
皮脂が多く出る原因を改善しなければ、症状は良くならないからです。
まず、脂性の方は「スカルプシャンプー」を使うことをおすすめします。
これは、脂性の方向けに作られているシャンプー製品だからです。

適度に洗浄力があり、低刺激なものを選べば、肌トラブルを起こすことなく皮脂を取り除けますよ☆
そして、脂性の方にとって、なにより大事なのが予洗いです。
予洗いでしっかり皮脂を浮かして流すことができれば、シャンプーの泡立ちが格段に上がるからです☆
予洗いは、1分ほどが通常のところ、3分程度かけて洗ってください。
家庭用のシャワーは水圧が弱く、水の粒子が大きいため、そうそう皮脂は取れないからです。


「そんな長く洗うの?めんどう・・・」て思いますよね
そんな方には、秘策があります。
それは、理美容師もおすすめしている「皮脂汚れを取り除けるシャワーヘッド」に替えることです。
頭皮にこびりついた皮脂までしっかり取り除ける、小さな水の粒子を作れるシャワーヘッドがあるんです。

取り換えるだけで、時間を短縮してしっかり皮脂も取り除けるようになります。
もちろん購入にお金はかかりますが、節水できるうえに、薄毛予防にも効果的です☆
長く予洗いしたくない方は、「皮脂汚れを取り除けるシャワーヘッド」を使いましょう。
最後に、生活習慣の改善です。
改善すべき、大きな要因は2つ。
食生活とストレスです。
食事は、できるだけ脂質の多い食べ物は控えるべきです。
ファストフード、肉、揚げ物など、とにかく脂っこい食べ物は控えめにしましょう。
ストレスは、ホルモンバランスを乱します。
自律神経が乱れると、皮脂が過剰に分泌されます。
働いているとなかなか解消しづらいストレスですが、皮脂分泌を抑えるのには、とても重要になります。

あなたなりのストレス解消法をみつけ、普段からため込まないことが大切ですよ!
ただし、暴飲暴食でのストレス解消はしないでくださいね。
このように、皮脂汚れがひどい方は、身の回りの改善も重要になります。
対処法4 アミノ酸系シャンプーは予洗いと泡立て方が大切

アミノ酸系シャンプーは、泡立ちにくい特徴があります。
だからといって、泡立たないということは決してありません。
髪と頭皮がきれいであれば、しっかり泡立つんです!
なので、1回でどうしてもシャンプーを終わりたい場合は、予洗いがとても大切になります。
どんな髪であれ、2分程度は予洗いすべきです。

できるだけ、髪と頭皮の汚れを取り除くようにしましょう!
シャンプーは、泡立てネットなどを使って、しっかり泡立てることも効果的です。
髪で泡立てようとはせず、ネットなどでしっかり泡立てることで、髪も効率よく洗うことができます☆
ちなみに、「アミノ酸シャンプーは使い続けたいけど、高いのがちょっと・・・」と思っている方には、個人的に「アロマのやさしさ」がおすすめです!
対処法5 シャンプー液の適切な量を覚える

シャンプーする際は、ほとんどの男性であれば、しっかり1プッシュでOKです。

マッシュヘアであっても、しっかり1プッシュでいけます!
ミディアム、ロングとなると2プッシュ必要になります。
毛量によっても多少シャンプーの量は調整しなければいけませんが、目安として覚えておきましょう!
この量を使って泡立たないということは、予洗いが足りないなどの原因が考えられます。
対処法6 ダメージヘアは、トリートメントでしっかり補修する

ダメージヘアの場合、髪の状態が改善されないと、いつまでたっても泡立ちが悪いままです。
まずは、髪の修復が大切になります。
男性であれ、髪が短いだろうと必ずトリートメントはしましょう!
ダメージヘアの場合は、リンスやコンディショナーではなく、トリートメントが最適です。
なぜなら、トリートメントは髪の補修能力が高いからです。

髪の内部からしっかり補修することで、水分やシャンプー成分を吸い込まなくなりますよ♪
髪の状態がよくなれば、必然的に泡立ちはよくなるというわけです☆
泡立ちやすいシャンプーに替えればいいわけではない

「そもそも、1回でしっかり泡立つシャンプーに替えればいいんじゃないの?」と思うかもしれません。
実は、髪や頭皮にとっては、そうでもないんです。
泡がしっかり出るということは、界面活性剤が多く含まれているということです。
つまり、汚れを落とす洗浄力が爆発的に強いため、髪や頭皮がカッサカサになるというわけです。

すっごく安いのに、大容量で、しかもめっちゃ泡立つというのはキケンですよ(笑)
「具体的に、カサカサの何がいけないの?」て思いますよね。
髪や頭皮には、そもそも適度なうるおいが必要です。
髪を保護したり、頭皮を細菌や紫外線から守る効果があるからです。
油分を取り除き過ぎてしまうと、切れ毛や枝毛の原因になります。
頭皮は乾燥し、フケやかゆみなどが出る場合があるんです。
最悪、皮脂不足によって頭皮が過剰に皮脂を分泌するようになると、脂性肌になります。
薄毛の原因にもなるため、むやみに泡立ちやすいシャンプーには変えない方がいいんです。
髪や頭皮のことをしっかり考えて作られたシャンプーを選ぶことが、なにより大切になります。
まとめ
シャンプーは、泡立つことで頭皮や髪をきれいにすることができます。
なので、泡立たないまま洗髪しても、きれいはなりません。
泡立たない方は、下記が原因として考えられます↓
- 予洗いが足りない
- 整髪剤がついている
- 皮脂汚れがひどい
- アミノ酸系を使っている
- シャンプーの量が足りていない
- ダメージヘア
解決策はこちら↓
- 予洗いは頭皮を中心に、最低1分
- 整髪剤がついている場合は「プレシャン」をする
- 皮脂汚れがひどい場合は、生活習慣も一緒に改善
- アミノ酸系シャンプーは予洗いと泡立て方が大切
- シャンプー液の適切な量を覚える
- ダメージヘアは、トリートメントでしっかり補修する
泡立たないまま洗髪していては、将来薄毛の原因にもなります。
「なんで泡立たないんだろう?」と疑問に思った方は、素晴らしいことです☆

髪や頭皮のことを気遣えている証拠なので、美意識が高いですよ♪
いつまでも若々しくいたい方は、髪や頭皮をもう少しだけ労わってあげましょう。
というわけで、今回は「シャンプーが泡立たない原因と対処法」について解説しました。
薄毛対策のためにも、参考にしてください☆