精油を飲むのは絶対にダメ!!ホームケアでやってはいけない理由とは

精油を飲む女性 ダメアロマテラピー・精油

精油は心身に与える影響が大きく、近年その効用が多方面で注目されています。

精油の成分は嗅覚から脳へ伝わり心身に効用を与える経路(嗅ぐという行為)の他に、血液循環により全身へ巡らせる伝達方法(トリートメントや入浴法など)があります。

この血液循環による経路は呼吸器・皮膚・消化器からの3つがあり、この中の「消化器から」という項目が飲む行為に該当します。

 

しかし、実際日本アロマ環境協会(AEAJ)では精油を口から摂取する行為は推奨していません

それはなぜなのか!?

アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ イチ がその理由をわかりやすく解説していきたいと思います☆

では、いってみましょー!

大量の精油成分が一気に体を巡る

精油を飲んだり、食品に混ぜて体内へ取り込む方法はホームケアでとても危険な行為になります。

空間に香りを広げて嗅覚や肺から体内へ取り込む方法とは違い、精油を直接体内へ取り込む「飲む」という行為は一気に大量の精油成分が体中を巡ってしまいます。

体へ与える影響が大きく、甚大な体調不良を起こしかねません。

飲み物に1滴たらして摂取するだけで下痢や嘔吐の症状が現れた事例もありますので、ホームケアで「飲む」という行為はとても危険な行為なのです。

内臓に甚大なダメージを与える

精油を口から摂取した場合、のど・食道・胃・小腸などのあらゆる粘膜から取り込まれ血管へ入り体内を巡ります。

精油の取り扱い注意点として「原液を直接皮膚につけないこと」と記されるくらい原液は皮膚や体内にダメージを与える可能性があるのです。

ましてや、体の粘膜部分となると皮膚よりも敏感な組織のためより深刻なダメージを負いかねます。

 

また、体内に入った精油成分は血液循環で体中を巡り最終的に肝臓で分解され、分解されたものは腎臓でろ過されて尿と一緒に排出されます。

口から精油を摂取した場合、高濃度の精油成分が体内へ入ってくるため肝臓と腎臓にも大きなダメージや炎症が起こってしまう可能性があるのです。

このように、精油の効用を得るよりも体に対しての悪影響の方が大きいことをご理解ください。

 

うがいもダメ!

うがいする女性

精油を使いうがいをすれば病気対策やのどに有効だという意見を目にしますが、こちらもおすすめできません。

度数の高いお酒やお湯などで希釈したとしても口に入れることに変わりはありません。

口内の粘膜から体内へ吸収されるため胃や腸などにダメージを与えることはないかもしれませんが、肝臓・腎臓に大きなダメージを与えてしまいます。

口内の炎症やヒリつきなども起こりかねないので、うがいも避けた方がいいでしょう。

飲んでも病気は治せない

精油を飲めば病気が治ると提唱している方が一部いますがそんなことはありません。

海外では医者からの処方としてそのように精油が使われているところもありますが、今のところ日本で病気が治ったというような事例はありません。

実は、私の身内が癌に侵されてしまい「何とか助けたい!」と思い精油の力を借りようとした時期がありました。

当時はまだアロマテラピーの知識も乏しくインターネットの情報を頼りにしていましたね・・・。

イチ
イチ

情けない・・・

 

そこで見つけたのが、「精油を舌下に垂らして体内へ吸収させ癌を消滅させた。」という記事でした。

「これならいけるかも!!」と思いわらをもすがる気持ちで精油を購入しました。

 

しかし、一般人が患者へそのような行為をしていいものかと疑問に思い、念のためアロマテラピーの先生へ一報を入れてみました。

イチ
イチ

今思えばこの行動が正しかった!

すると返ってきた返事が、

「むしろ体調を悪化させるだけだから絶対にやめてください。」

ということでした。

 

当時は「もうこれにかけるしかない!!」という気持ちでいっぱいだったため、返答に大きなショックを受けました。

しかし、いま思えば精油を病気を治すために使用するのは無謀だったとつくづく反省しています。

だって治すことはできないんですもん。

体に何らかの効用は与えたとしても、病原を断つことはできないのが精油なのです。

結局私がおこなった行為は、気持ちが安らぐように病室に香りを広げたこと※と足のむくみを取るためのフットトリートメントでした。

※大部屋で複数の患者さんがいるところではやらないでください。スメルハラスメントになります。

飲んでも病気は治りませんが、芳香浴法やトリートメント法で患者の気持ちや痛みを和らげることはできるので精油の正しい使い方で患者と向き合いましょう!

 

飲めると謳っている精油について

精油

精油とは自然植物から抽出される高濃度の芳香成分です。

純度100%のものがエッセンシャルオイル(精油)と呼ばれています。

「飲める精油」と謳って販売されている商品がありますが、それも精油に変わりはありません。

なので、飲んでいいとは正直思いません。

フランキンセンスならば、どのブランドのフランキンセンスもほとんど変わりはないはずですからね。

※産地や気候などで成分量に多少の違いは出ます。

 

そのメーカーだけが飲めるということはないのです。

精油の知識がある方ならばまっさきに疑問に思うことでしょう。

公に販売せず、インターネットでの販売というところも若干の不信感があります。

やはり、精油を飲むという行為はやめておいた方が安全ではないかと思います。

間違って口に入れた場合の対処法

お子様によく起こる事例が間違って精油を口に入れてしまう行為です。

万が一間違って精油を口に入れてしまった場合、速やかに大量の水で口の中をゆすいでください

これは口内に残っている精油を吐き出すためです。

粘膜から体内へ吸収された精油成分は血管へ入り血液循環で一気に体内を巡ります。

 

小さいお子様の場合、より一層精油成分の影響を強く受けるため、すぐに医者を受診しましょう

無理に吐かせるのは食道やのどなどの粘膜を傷つけてしまう恐れがあるため絶対にやめましょう。

受診する際には飲んだ精油を持参しきちんと説明できるよう心がけてくださいね。

まとめ

精油は正しい使い方をすれば体に与える効用は大きく、とても有効なものだと思います。

しかし、飲むという行為だけはホームケアにおいてとても危険なことなのでおすすめできません。

海外の医師や専門家の一部で飲むという行為を推奨している方がいますが、それを信じて精油を飲むことはやめましょう。

 

この記事を書いた人
イチ

・理美容師
・AEAJアロマテラピーアドバイザー
・AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン

30~40代男性がモテるためのサポートブログを運営

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