汗をかきやすいお客はやりづらい？理美容師はとくに気にしていない！

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汗をかきやすい人は、他人と触れ合う場面で苦労することがたくさんあります。

私が中学生の頃、すごく汗っかきの友達がいました。

テストを後ろの席にまわすときには、手汗で用紙がビショビショに濡れてしまったり。

運動会で女子と手をつなぐことが苦手で、いつも男子と組んだり。

そんな友達を見てきたので、汗っかきで悩んでいる人の気持ちは、少しはわかるつもりです。

理美容師になってからも、たびたび汗をかきやすいお客様を接客する機会があります。

そこで、今回は「理美容師は汗をかきやすいお客様はやりづらいのか？」について解説します。

この記事を読めば、汗をかきやすいあなたの気持ちも少しは晴れます！

というわけで、さっそく結論から先にお伝えします。

汗をよくかくお客様は、けっこういます！

施術にも支障はないので、安心して髪を切りに行ってください☆

理美容師は迷惑だとは感じていない

汗をよくかく人が、美容院や理容室で一番気にするのは、顔の汗だと思います。

「汗だくの状態が恥ずかしい・・・」と思っている方も多いはずです。

理美容師は、あなたが汗だくであろうが、迷惑だと思うことはありません！

たしかに、前髪が額にくっついていることはよくあります。

ですが、それが嫌だと感じることは一切ないんです。

汚いと思うこともありません。

なので、「汗をかいて迷惑じゃないかな？」と思わなくてもだいじょうぶです☆

汗をかきやすいお客様にも対応するのが理美容師の仕事

汗をかきやすいお客様にも、しっかり対応するのが理美容師の仕事です。

汗をたくさんかいていれば、理美容師は必ず声をかけます。

お声がけがプレッシャーとなって、余計汗をかいていた方もいるはずです。

ですが、理美容師は悪気があって聞いているわけではないんです。

決して、迷惑がって聞いているわけではないのでそこは勘違いしないでください。

理美容室は汗をかきやすい場所

理美容室は、汗をかきやすい条件が揃っている場所です。

理由は、下記になります。

何かあるたびクロスを巻く

髪を切るときはもちろんのこと、カラーやパーマをする際にも、クロスを巻きます。

最近では、ヘアカット時にネックシャッターを巻くことも当たり前になりました。

例えるなら、砂風呂に入っている状態と同じです。

ネックシャッターを使わずにカットすることもできるので、気になる方は理美容師へ一声かけてください☆

親しくない理美容師と会話をする

親しくない理美容師と会話することで、余計な汗をかいてしまいます。

高校入試・アルバイト・就職の面接などは、誰もが経験しているはずです。

初対面の面接官と会話をすると変な汗が出るのと一緒で、親しくない理美容師と会話をすると汗が出ることはあるんです。

緊張する

慣れていない美容院や理容室だと、店内に入るだけで緊張します。

精神面の変化からも、汗は吹き出してしまうというわけです。

ドライヤーを使う

髪を乾かす際には、必ずドライヤーを使います。

熱風をあてられるため、自然と汗をかきやすくなります。

このように、自然と店内が暑くなっている可能性があります。

理美容師だって汗をかく

「汗をかくお客って、嫌じゃないかな・・・」と思っている方はたくさんいます。

理美容師から言わせてもらうと、まったく気にはなりません。

汗をかいていたら、対処してやるのも理美容師の仕事だからです。

それに、理美容師だってせっせと働いていれば汗をかきます。

お客様が、汗の心配をする必要はありません。

汗の心配をするのは、実は理美容師のほうですから☆

汗っかきの人へアドバイス

「汗っかきは、どうしたらいいの？」と悩んでいる方へ、私からアドバイスします☆

汗っかきだということを事前に言う

ヘアカット前のカウンセリング時に、汗っかきだということを事前に伝えておきましょう。

事前に知らせておけば、店内の温度を調整してくれたり、汗拭きタオルなどを手渡してくれます。

冷たいタオルをもらうこともできるので、男性は思いっきり顔を拭きましょう！

「汗で服も濡れてるし、マッサージはしなくてもいい」と思っている方は、全然断ってOKです。

理美容師の言葉に過敏に反応しない

「すごく汗をかいてますね」や「体調だいじょうぶですか？」という言葉は、悪気はなく普通にかけてしまう言葉です。

「なんか、理美容師さんに申し訳ないな・・・」と思ってしまうと、自分をさらに追い詰めることになります。

接客業であれば、理美容師でなくてもお客様に気を使うのは当たり前です。

理美容師だからと言って、言葉に深い意味はないんです。

なので、さらっと流してください☆

自分の世界に入る（無の境地）

理美容師との会話が苦手な方は、無理に話をする必要はありません。

返事も軽く済ませ、あとは自分の世界に入ってください。

「話しかけないでくださいオーラ」を出せば、無理に理美容師も話しかけることはしません。

ただし、髪に関する必要最低限の問いかけにだけは答えてもらえると助かります！

冬も薄着になれる準備をして行く

冬も、店内は適温に調整されています。

店内に入って厚着をしていては、それだけで汗をかきやすくなります。

私のお店では、「冬でも暑くなるから」と半袖になるお客様がいます。

ただし、白い服はできるだけ控えてもらえると助かります。

カラー剤やパーマ液が万が一ついてしまう可能性があるからです。

絶対着たらダメというわけではないので、参考までに覚えておいてください☆

夏場に行けばみんな汗をかいている！

夏場は、誰でも汗をかきます。

あなたが理美容室で汗をかいていようが、特別変な目で見られることはありません。

「夏は汗をかきやすいから、理美容室は遠慮しておこう・・・」と思っていた方は、逆転の発想もあるということを覚えておいてください☆

精神的に安心したいなら顔用の制汗剤を使う

理美容室で汗をかいてしまうのは、精神面も大きく関係します。

汗をかいちゃいけないと思えば思うほど、顔から汗が噴き出します。

精神的に安心したいのであれば、顔用の制汗剤を使うことも有効な手段です。

制汗剤は、完全に汗をとめることはできないまでも、だいぶ抑えられます。

気持ちの面からくる汗の場合は、この安心感がとても大切です。

理美容室での会話や雰囲気などでどうしても汗をかきやすい場合は、使ってみてください☆

シャンプーする際に、髪の生え際の部分は流れ落ちてしまうのだけは仕方ありません。

ですが、額全体を濡らすわけではないので、効果はあります。

次回からは、今までにない心の余裕が生まれます。

精神的に安心したい方は、顔用の制汗剤を使うという手段があるということも覚えておきましょう☆

〈まとめ〉個性と思って深く考えない！気にせずOK

理美容師は、汗をかきやすいお客様を迷惑だと思うことはありません。

汗をよくかくお客様は、けっこういます！

あなただけプレッシャーを感じなくてもだいじょうぶです。

汗をかきやすい方へのアドバイスは、下記になります。

汗をかきやすいからと、理美容室から足が遠ざかっていたあなたも、これから少しは安心して通ってくれたら幸いです。

というわけで、今回は「理美容師は、汗をかきやすいお客様はやりづらいのか？」について解説しました。