「ほのかに香る程度ならいいけど、ニオイがきついと周りに嫌がられるはず・・・」と香水を避けている人は多いと思います。
ですが、実際は
「取引先の女性と会う時だけ付けたい」
「飲み会の数時間だけ香りをつけたい」
「短時間で匂いが消える香水があればいいのに」
と思っている人もまた多いはず!

確かに、香水の香りは長持ちするので、シチュエーションごとに使い分けるのは難しいですもんね
「せめて、匂いをコントロール出来たら・・・」そう考えているあなたへ!
アロマテラピーアドバイザーの私 イチ が「アロマで作る香水」を紹介したいと思います☆
アロマ香水は、自分の好きな香りを好きな時にだけ香らせることができるので、とっても便利ですよ♪
用意するものは、「精油」「無水エタノール」「香水を入れる瓶」があればOK!

これだけで、簡単にあなただけの香水を作ることが出来ちゃうんですよ☆
用意するもの
- 精油
- 無水エタノール
- 香水を入れる瓶
- あれば精製水

本当にこれだけあれば作れちゃうんです☆
精油
精油(エッセンシャルオイル)とは、植物成分100%の芳香液のことを指します。

精油の香りは、合成香料を使った香水とは違い、心身を健やかにする効能があるんですよ☆
ちなみに、100均などで売られている「アロマオイル」にはそういった効果はないので、間違わないでくださいね!

皮膚につけたりもできないので、香水には使わないでください!
「100均のダイソーで売ってるアロマオイルと精油の違いとは?」
精油と言っても、たくさんのブランドがあるので、どれを買えばいいのか分からないと思います!
個人的には、値段もお手頃で品質も保証されている「生活の木」の精油をまずはおすすめします♪


値段例として、いくつか精油を紹介しておきますので、参考までにどうぞ☆
レモン 3ml
ラベンダー
イランイラン
その他の精油については 生活の木公式ホームページ をご覧ください☆
無水エタノール
無水エタノールは、水などで希釈していないアルコールです。


ほぼ100%アルコールだと思ってくださいね!
ちなみに、消毒用エタノールは、精製水などで薄めて濃度を調整したものです☆
これは香水作りには向いていないので、使わないようにしましょう!


精油は水に溶けにくいため、この無水エタノールで薄めて香水を作るんですよ!
無水エタノール 100ml
無水エタノール 500ml
香水を入れる瓶
アロマの香水を入れる瓶を用意します。


精油の中にはプラスチック容器を溶かす性質を持っているものもあるので、ガラスの瓶を用意した方が無難ですよ!
遮光瓶なら、日光による香水の劣化を防ぐことができるので、香りを長持ちさせることが出来ますよ♪


ちなみに、遮光瓶とはこんなものです!
Zhichengbosi スプレーボトル
Pinkiou アトマイザー スプレー
urlife 香水アトマイザーセット
Solid Valu 10ml アトマイザー
Mire アロマボトル
アロマ香水の簡単な作り方
- 用意した瓶に無水エタノールを10ml入れる
- 精油を20滴たらす(きっちりじゃなくてもOK)
- 蓋をして馴染まれば完成!
用意した瓶に無水エタノールを10ml入れる
瓶に無水エタノールを入れればOKなんですが、そのまま入れるのは口が小さいので難しいかもしれません・・・。
そうした時は、紙コップや牛乳パックで簡易的なビーカーやじょうごを作って入れましょう!
ビーカーの作り方
じょうごの作り方
使い終わったらそのまま捨てればいいので、ぜひ有効活用してみましょうね♪
リードディフューザーの簡単な作り方を紹介☆ 正しい使い方を学ぶ♪
精油を20滴たらす
精油の瓶というのは、基本的に1滴0.05mlに設定されています。


傾けるだけで垂れますよ☆
アロマ香水を作る上で体に害がない希釈濃度は10%とされているので、多めに入れるのだけは避けましょうね。
というわけで、10mlのアロマ香水を作る場合は、1ml精油を入れればいいので、20滴となるわけなんですよ♪
蓋をして馴染ませれば完成!
精油とアルコールがうまく溶け合うように、作り終えたら少し馴染ませましょう!


1日程度置けば使用できますよ!
数日置いておくとアルコールのにおいが飛び、香りが馴染みます☆
アロマ香水は、3か月程度を目安に使い切りましょうね♪
アロマ香水はほのかに香る
精油の香りは優しく広がります♪


香水のように、とがった香りがすることはありませんよ☆
それに、アロマ香水の良いところは、自分で香りの強さを調整出来るところです♪
先ほど紹介した作り方
- 無水エタノール10ml
- 精油20滴(1滴0.05ml)計1ml
これで濃度10%の香水が作れるんです!
香水の種類の内訳
- パルファン ・・・濃度15~30%
- オードパルファン ・・・濃度10~15%
- オードトワレ ・・・濃度5~10%
- オーデコロン ・・・濃度1~5%


分類で言えばオードトワレに近い香水ですね!
付けてみて「香りが強いな」と感じた場合は、エタノールや精製水(ミネラルウォーターでも可)で少し薄めればOKですよ♪
- 仕事の取引先の方へ好印象を与えたい時
- まわりに迷惑をかけずに、自分だけ香りを楽しみたい時
- 精油の香りでリラックスしたい時


こういった時にさっとつけて香りを楽しむことが出来るんですよ☆
3~4時間で香りが消える
濃度を調整することで、香りの持続時間も調整できます!


濃度10%程度のアロマ香水の場合は3~4時間程度で香りがなくなりますよ♪
- 飲み会の時だけ付ける
- 接客の時だけ付ける
- 自分でリラックスしたい時だけ付ける
長く香りが残らないので、その場だけ香りを楽しむことが出来るというわけです☆
好きな香りで香水を作れる
アロマ香水は、わざわざ香りを確かめながら選ぶといった手間がいりません。
なぜなら、あなたの好きな香りだけを使って香水を作ることが出来るんですからね☆
精油は、それぞれ香りの立つ速度と持続時間が違います。
ミドルノート ・・・ブレンドする際の中心となる香り 持続時間 4時間前後
ベースノート ・・・香りの立つ速度が遅い 持続時間 6時間以上
これらの特徴をうまく生かして精油をブレンドすれば、最後まで色々な香りを楽しめるというわけです!
例えば、
トップノート ・・・レモン
ミドルノート ・・・ラベンダー
ベースノート ・・・イランイラン


このように、3つをブレンドすればうまく香りを楽しむことが出来ますよ♪
でも、一度に色々な香りを楽しみたいのであればやはりブレンドした方がいいと思います!
相性の良いブレンド方法は「エッセンシャルオイル(精油)を上手にブレンド!相性と揮発性を学ぶ」をご覧ください☆
精油の効用に合わせて使いわけできる
精油は合成香料とは違い、植物の芳香成分を凝縮したものになります。


人体へ与える様々な効用があり、健康状態も整えてくれます!
ストレス解消、リラックス効果、安眠効果、自律神経の調整などなど☆
精油それぞれこのような効用を持ち合わせているので、あなたの体調や使いたいシーンに合わせて、香りを選べるというメリットがありますよ♪
香水を買いに行く手間なし
こんな方にもアロマ香水をおすすめします☆


道具さえ揃えてしまえば、家で簡単に作れちゃうので、買いに行く手間がいりませんよ♪
すべてインターネットで購入できるものばかりですので、それこそ一歩も外に出なくてもいいんですからね(笑)
まとめ
アロマ香水は、シチュエーションごとに使い分けることが出来る便利な香水です☆
「どこの香水使っているんですか!」
なんて聞かれた時には、手作りだって自慢できちゃいますよ♪
精油は、あなたの心身を整えてくれる手助けもしてくれます!
ストレス解消、リラックス効果、安眠効果、自律神経の調整などなど。
こういった症状の緩和にも効果的ですので、ぜひアロマ香水を作ってみましょうね☆


ちなみに、余った精油は色々なことに使えるので、捨てないで有効活用しましょう♪
精油(エッセンシャルオイル)使用期限が切れた際の有効活用法を紹介
ということで、今回は「アロマで作る手作り香水」について解説しました。
あなたが香水について悩んでいるのであれば、手作りのオリジナル香水を作ってみてはいかがでしょうか☆


精油に関して素人の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪