理美容師のハサミに寿命はない？メンテナンス次第で永久に使えるけど・・・

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理美容師が使っているハサミは、安くはありません。

私が愛用しているハサミ（ナルトシザー）は、ローンを組んで買ったほどです・・・。

すごく高価なので、「すぐダメにならないか心配・・・」と思う気持ちはよくわかります。

「実際、ハサミの寿命ってどのくらいなの？」と疑問に思っているあなたのために。

今回は、「理美容師のハサミに寿命はあるの？ないの？」をテーマに解説します。

この記事を読めば、お気に入りのハサミを長く使うコツと、寿命となる目安を知ることができます。

理美容師のハサミに寿命はない！

理美容師が使っているハサミに、寿命はありません！

ただし、ハサミも消耗品なので、いつかは必ず切れなくなります。

濡れた髪を切ったり、パーマやカラーの薬剤が付着することで、刃は徐々に摩耗します。

毎日メンテナンスしていても、ここまでくるとセルフメンテナンスではどうすることもできません。

「まさか、これがハサミの寿命？」と思うはずです。

安心してください、そんなことはありません。

切れ味が落ちてどうしようもなくなった場合は、ハサミを研ぎに出せばいいんです☆

購入したメーカー、または理美容ディーラーに依頼すれば、ハサミを研いでくれます。

摩耗した刃をきれいに研ぎなおしてくれるので、切れ味は新品の状態まで戻ります。

これでまた、長く使えるというわけです。

このように、セルフメンテナンスと定期的に研ぎに出すことで、半永久的に使い続けることができます。

一生ものだと思えば決して高い買い物ではない

理美容師のハサミは、一生ものだと思えば決して高い買い物ではありません。

なんといっても、理美容師はハサミを使ってお金を稼ぐ商売です。

手に馴染み、切れ味のいいハサミを使うことは大切なことです☆

私は、20代の頃にたくさんのハサミを購入しました。

当時のハサミは、今でも現役です。

お金がなくてやりくりが大変でしたが、買ってよかったとつくづく思っています。

「このハサミがあれば、一生お金を稼いでいけるんだ！」と思えば、決して高いものではないんです☆

ハサミは研ぐと小さくなる（ある意味寿命）

ハサミは、セルフメンテナンスと定期的に研ぎに出すことで、半永久的に使い続けられます。

つまり、切れ味に関しては、ずっと維持できます。

ただし、ハサミは研ぐと小さくなります。

切れなくなった刃を研磨するため、ちょっとずつサイズが小さくなるんです。

研ぎ続けると、最後は眉毛や鼻毛のカットに最適なミニバサミくらいにまでなります。

このように、切れ味は落ちなくとも、大きさが変わってしまうんです。

ある意味、これがハサミの寿命というのかもしれません。

ハサミは、使っている素材によって柔らかさが違います。

触ってわかるほどではないですが、研磨すればわかるんです（業者談）。

使われている素材や刃の厚さによって、研ぎに出すと思ったより小さくなって返ってくる場合があります。

切れ味に寿命はないですが、長く使いたいなら素材も気にかけてハサミ選びをするのも、ひとつの手段になります。

ハサミの素材（参考例）	流通数	硬さ
ステンレス	多い	普通
コバルト合金 （コバルト含有）	少ない	ちょい硬い
ステライト （コバルト主成分）	希少	硬い

放っておくと錆さびて切れ味が落ちる

普及しているハサミのほとんどは、ステンレス製です。

ステンレスは錆びにくいのが特徴ですが、鉄（Fe）が含まれているため、放っておくと必ず錆びます。

ハサミの素材（参考例）	鉄（Fe）	錆び具合
ステンレス	主成分	錆びる
コバルト合金 （コバルト含有）	入っている	錆びにくい
ステライト （コバルト主成分）	ほぼ入っていない	ほぼ錆びない

錆びてしまえば、必ず切れ味は落ちます・・・。

研ぎに出せば錆びを取り除くことはできますが、たくさん削ることになるんです。

つまり、ハサミの大きさがだいぶ変わるため、大きさによる寿命で考えれば短命になるというわけです。

長く使い続けたいのであれば、毎日のメンテナンスをしっかりすることが大切です！

使わないハサミは売ってお金にするのもアリ

ハサミは、きちんとメンテナンスすれば一生使い続けることができます。

切れ味に関しては、いくらでも復活させることができるからです。

つまり、ハサミは中古であろうと、価値はあまり下がりません☆

実際、中古のハサミにも需要はあります。

「使わないのに、メンテナンスするのは面倒だ」という方は、早めに手放すことを考えましょう。

ただし、ハードオフなどの中古買取店に持って行っても、高く買い取ってはもらえません・・・。

ハサミの価値をしっかり理解してくれるのは、理美容業界に関係のある人だけだからです。

売る際は、ハサミ買取専門店でしっかり査定して買い取ってもらいましょう☆

あなたにお金が入ってくるうえに、ハサミも使ってもらえる可能性があるので、win-winです。

〈まとめ〉毎日メンテナンスしていつまでも使おう！

理美容師が使っているハサミに、寿命はありません！

ただし、ハサミも消耗品なので、いつかは必ず切れなくなります。

「切れなくなったら、そこが寿命ってこと？」と思うかもしれませんが、そんなこともありません。

切れ味が落ちてどうしようもなくなった場合は、ハサミを研ぎに出せばいいんです☆

摩耗した刃をきれいに研ぎなおしてくれるので、切れ味は新品の状態まで戻ります。

理美容師が使うハサミは、決して安い買い物ではありません。

ですが、一生ものだと思えば高い買い物でもないんです！

ハサミでお金を稼ぐと思えば、高性能なハサミを買うことは重要なことです。

「高い買い物をして、すぐ寿命がきたらイヤだな・・・」と心配していた人は、安心して購入しましょう☆

というわけで、今回は「理美容師のハサミに寿命はあるの？ないの？」をテーマに解説しました。