シャンプーが泡立たない原因はなに？ハゲるか心配な男性へ理美容師が解説！

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「シャンプーが泡立たないから2回洗ってるけど、結構めんどう・・・」と感じている人は多いはずです！

「ササッと泡立って、サーっと流せるのが一番！」と思う男性の気持ちは、よくわかります！

「何が原因で、泡立たないんだろう？」と疑問に思っている方へ。

今回は「シャンプーが泡立たない原因と対処法」について解説します☆

この記事を読めば、あなたのシャンプータイムを効率よく終わらせることができるようになります。

というわけで、シャンプーが泡立たない原因は下記になります↓

シャンプーは泡立てることがとても大切！

「そもそも、シャンプーって泡立たなくてもいいの？」と疑問に思っている方もいるはずです。

答えは、NOです。

しっかり泡立たないといけません。

シャンプーの泡には、2つのメリットがあります。

泡で汚れを浮かして取り除く

皮脂は、字のごとくあぶらです。

あぶらと水は、そのままでは混ざりません。

それと同じで、シャワーのお湯だけでは、皮脂を完全に洗い落とすことはできないんです。

シャンプーの泡は、お湯では落としきれない髪の汚れや頭皮の皮脂を、浮かすことができます。

汚れや皮脂が水分とうまく混ざり合うように、つなぎの役割を果たしてくれるというわけです。

きめ細かい泡が、全体に広がりまんべんなく汚れと混ざり合います。

こうして、頑固な汚れも泡によって浮かし、取り除くことができるというわけです☆

洗髪で髪同士がこすれるのを防ぐ

シャンプーの泡は、髪同士がこすれ合うのを防ぐことができます。

濡れた髪がこすれ合うと、キューティクルが傷つきます。

※キューティクル・・・髪の表面を覆っているうろこ状の組織

髪を洗って髪が傷んだら、どうしようもありません・・・。

シャンプーの泡は、洗髪による髪のダメージを、最小限に抑えてくれるというわけです☆

泡立たない原因　6選

シャンプーが泡立たない原因は、たくさんあります。

そこで、今回は6つの原因を取り上げ、それぞれ詳しく解説します。

ひとつでも心当たりがあれば、改善することでシャンプーが泡立つようになるはずです☆

予洗いが足りない

シャンプーする前に、シャワーのお湯だけで髪を流すことを「予洗い」と言います。

予洗いが足りないと、シャンプーの泡立ちが悪くなります。

先ほども述べたように、ナポリタンを食べたあとの皿をイメージしてください。

ケチャップと油がべっとりついた状態では、一度できれいに洗い流すことはできないはずです。

まったく同じことが、髪にも言えるというわけです。

予洗いが足りなければ、シャンプーの泡立ちと汚れの落ちが悪くなるということを覚えておきましょう！

整髪剤がついている

整髪剤をつけたままの髪は、泡立ちが悪くなります。

整髪剤には油分が含まれているため、お湯だけの予洗いではきれいに流せないからです。

とくに、ワックスを使っている人は、なかなか泡立ちません。

毎日整髪剤を使っている方は、油分が余計だから泡立ちにくいということを覚えておいてください。

皮脂汚れがひどい

頭皮から皮脂が多く出るタイプ、つまり脂性の人はシャンプーの泡立ちが悪くなります。

※数日間洗髪しなかった人も、汚れがひどくなり泡立ちません。

そもそも、シャンプーは適切な水分量と混ざり合うことで、きめ細かな泡が立つように作られています。

水分+シャンプーに大量の油分が加わると、いっきに泡立ちが悪くなるというわけです。

これは、大量の油分が水分とシャンプーの結びつきを弱くするためです。

結果、一生懸命こすったとしても、なかなか泡立たないというわけです。

イメージとしては、混ざり合わない水と油を、シャンプーがただ乳化しているような状態になります。

だから、脂性の人は泡立ちが悪いというわけです。

アミノ酸系シャンプーを使っている

アミノ酸系シャンプーは、皮膚や髪を構成するタンパク質アミノ酸を主成分に作られています。

弱酸性で低刺激のため、髪や頭皮にやさしいのが特徴です。

そのかわりに、洗浄力が弱く泡立ちが悪いんです。

上記の症状改善のため、アミノ酸系シャンプーに替えた方は、泡立ちが悪いと感じているはずです。

シャンプーの量が足りていない

髪の「量」「長さ」に対して、シャンプーの量が足りていない場合は、泡立ちません。

「シャンプーは、化学成分が入っているから体に悪い！」と考えている人に限って、圧倒的に量が足りていません。

「もったいないから、少しずつ使おう！」という人も、足りない場合があります。

ダメージヘア

カラーやパーマなど、さまざまな理由で髪が傷んでいる場合は、泡立ちが悪くなります。

結果、髪や頭皮を洗うために必要な水分やシャンプー成分が足りなくなり、泡立たなくなるというわけです。

以上、上記6つが泡立たない大きな原因ということを、覚えておきましょう。

泡立たない場合の対処法

シャンプーが泡立たない原因がわかったところで、それぞれの対処法を解説します。

予洗いは頭皮を中心に最低1分

予洗いは、ただ単に髪を濡らす作業ではありません。

上記の作業を、最低1分かけて行いましょう。

「なんだか、まだスッキリしないな・・・」という場合は、毛量、髪の長さを考慮して、もう少し長く予洗いしてください。

ホコリや汚れは、この予洗いでほぼ落ちます。

整髪剤がついている場合は「プレシャン」をする

整髪剤を一度で流すことは、ほぼ不可能です。

しっかり泡立たせてきれいに洗う場合は、予洗いとシャンプーの間に、プレシャンをしましょう！

※ここで言うプレシャンとは、髪についた整髪剤をさっと流すことです。

手順としては、下記のようになります↓

予洗い

整髪剤は流れずとも、しっかりやる！

プレシャン

整髪剤を落とすため、髪を中心にサッと洗う
頭皮は洗わなくてOK

シャンプー

いつも通り、頭皮と髪を洗って、しっかり流す

つまり、泡立たせるためには、2度シャンプーをしなければいけないというわけです。

「高いシャンプー使ってるから、一度で泡立つ方法を知りたかったんだけど・・・」という方もいるはずです。

そこで、一つ提案です。

プレシャンは、ワックスを落とすために行うだけなので、洗浄力が高ければOKです。

なので、安くて汚れが落ち、なおかつ大容量のシャンプーを一つ用意しておいてください☆

ドラッグストアなどで安価に販売されていて、汚れが良く落ちると銘打っている商品でOKです。

お風呂場の場所は取るかもしれませんが、これが一番効率的な方法になります！

皮脂汚れがひどい場合は生活習慣も一緒に改善

皮脂の分泌量が多い場合は、シャンプーや洗い方を変えるほかに、生活習慣も一緒に改善しましょう。

まずは、「スカルプシャンプー」を使うことをおすすめします。

これは、脂性の人向けに作られているシャンプーです。

スカルプケアなら「ケフトルEXアミノシャンプー」

そして、脂性の方にとって、なにより大事なのが予洗いです。

予洗いでしっかり皮脂を浮かして流すことができれば、シャンプーの泡立ちが格段に上がります☆

予洗いは、1分ほどが通常のところ、3分程度かけて洗ってください。

「そんなに長く洗うの？めんどう・・・」と感じた方もいるはずです。

家庭用のシャワーは水圧が弱く、水の粒子も大きいため、簡単に皮脂を流せないからです。

どうしても3分は無理という方は、皮脂汚れも落とせるシャワーヘッドに替えてください。

頭皮にこびりついた皮脂をしっかり取り除ける、小さな水の粒子を作ることができるんです☆

シャワーヘッド ミラブルzero

取り換えるだけで、時間を短縮してしっかり皮脂も取り除けるようになります。

長く予洗いしたくない方は、「皮脂汚れを取り除けるシャワーヘッド」を使ってください。

最後に、生活習慣の改善です。

改善すべき、大きな要因は2つ。

食生活とストレスです。

食事は、できるだけ脂質の多い食べ物は控えるべきです。

ストレスは、ホルモンバランスを乱します。

自律神経が乱れると、皮脂が過剰に分泌されます。

働いているとなかなか解消しづらいストレスですが、皮脂分泌を抑えるのには、とても重要になります。

ただし、暴飲暴食でのストレス解消はしないでください。

このように、皮脂汚れがひどい方は、身の回りの改善も重要になります。

アミノ酸系シャンプーは予洗いと泡立て方が大切

アミノ酸系シャンプーは、泡立ちにくい特徴があります。

だからといって、泡立たないことは決してありません。

なので、1回でどうしてもシャンプーを終わりたい場合は、予洗いがとても大切になります。

どんな髪であれ、2分程度は予洗いすべきです。

シャンプーは、泡立てネットなどを使って泡立てることも効果的です。

髪で泡立てようとはせず、ネットなどでしっかり泡立てることで、効率よく洗うことができます☆

「アミノ酸シャンプーは値段が高い・・・」という方には、アミノ酸シャンプー【アロマのやさしさ】がおすすめです。

アロマによるリラックス効果もあるため、心身共に改善できるシャンプーです。

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シャンプー液の適切な量を覚える

男性であれば、ほとんどの方がしっかり1プッシュ程度でOKです！

ミディアム、ロングとなると2プッシュ必要になります。

毛量によっても多少シャンプーの量は調整しなければいけませんが、目安として覚えておきましょう！

この量を使って泡立たないということは、予洗いが足りないなどの原因が考えられます。

ダメージヘアはトリートメントでしっかり補修する

ダメージヘアの場合、髪の状態が改善されないと、いつまでたっても泡立ちが悪いままです。

髪が短くても、必ずトリートメントはしましょう！

ダメージヘアの場合は、リンスやコンディショナーではなく、トリートメントが最適です。

なぜなら、トリートメントは髪の補修能力が高いからです。

髪の状態がよくなれば、必然的に泡立ちはよくなるというわけです☆

泡立ちやすいシャンプーに替えればいいわけではない

「そもそも、1回で泡立つシャンプーに替えればいいんじゃないの？」と思っている方もいるはずです。

泡がしっかり出るということは、界面活性剤が多く含まれている証拠です。

つまり、汚れを落とす洗浄力が爆発的に強いため、髪や頭皮がカサカサになるというわけです。

髪や頭皮には、適度なうるおいが必要です。

髪を保護したり、頭皮を細菌や紫外線から守る効果があるからです。

油分を取り除き過ぎてしまうと、切れ毛や枝毛の原因になります。

頭皮は乾燥し、フケやかゆみなどが出る場合があるんです。

薄毛の原因にもなるため、むやみに泡立ちやすいシャンプーには変えないほうがいいんです。

髪や頭皮のことをしっかり考えて作られたシャンプーを選ぶことが、なにより大切になります。

〈まとめ〉上手に泡立てることが薄毛対策にもつながる

シャンプーは、泡立つことで頭皮や髪をきれいにすることができます。

泡立たない方は、下記が原因として考えられます↓

解決策はこちら↓

泡立たないまま洗髪していると、将来薄毛の原因にもなります。

「なんで泡立たないんだろう？」と疑問に思った方は、素晴らしいです☆

いつまでも若々しくいたい方は、髪や頭皮をもう少しだけ労わってあげましょう。

というわけで、今回は「シャンプーが泡立たない原因と対処法」について解説しました。

薄毛対策のためにも、参考にしてください。