『育毛剤』と『発毛剤』の違いとは｜求める効果で使い分けよう！理美容師解説

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薄毛や抜け毛が増えると、誰しも焦ります。

私は、20歳の頃に「将来ハゲる髪質だ」と理容師の親に言われてショックを受けました。

それ以降、20年以上にわたり育毛剤や発毛剤を使い続けています。

髪の改善には、育毛剤や発毛剤を使うのが最も一般的です。

あなたも、今まさに使おうか考えている最中ではないでしょうか？

「はじめて使うから、育毛剤と発毛剤の違いがよくわからない」と思っているあなたのために。

今回は、「育毛剤と発毛剤の明確な違い」について解説します。

正直、2つの違いをしっかり理解していなければ、思った通りの成果は望めません。

本記事を参考に、今あなたがどちらを使うべきなのかをしっかり理解してください。

求める効果によって使い分けることで、髪の改善を期待できます！

育毛剤と発毛剤の明確な違い

育毛剤と発毛剤では、使用効果の明確な違いがあります。

育毛剤とは

育毛剤は、今ある髪を強く太い髪に育てるために使用する栄養剤です。

主に、予防対策として使うのが一般的です。

使い続けることで、細く弱々しい髪が立派に育ちます☆

太い髪に育つことで、ボリュームや見た目が大きく変わります。

「最近、なんとなく髪が心配だな・・・」という方は、育毛剤を使うべきです。

発毛剤とは

発毛剤とは、髪を新たに生えさせるために使用するヘアケア用品です。

すでに髪がなくなっている個所につけることで、発毛を促すことができます。

「どうにかして、薄くなった髪を増やしたい！」という方は、発毛剤を使うべきです。

育毛剤と発毛剤は目的に合わせて使い分ける

育毛剤と発毛剤は、目的に合わせて使い分けましょう。

　育毛剤を選ぶべき人　

↓↓↓

育毛剤は、年齢制限や使用制限はありません。

10代後半で抜け毛や薄毛が気になりはじめたら、その段階で使ってOKです！

ただし、アルコールが入っているため、アルコールアレルギーが心配な方は使用を控えましょう。

育毛サプリメントも育毛効果は期待できます。

育毛剤が使えない場合は、サプリメントからはじめるのがおすすめです。

　発毛剤を選ぶべき人　

↓↓↓

ただし、発毛成分「ミノキシジル」が配合されている発毛剤は、20歳未満は使えません。

医薬品に分類されるため、処方せんのような扱いになるので覚えておきましょう。

薄毛とハゲの違いをしっかり理解し、最適なほうを使うことが大切です。

育毛剤と発毛剤の併用はおすすめしない

理由は、大きく3つあります。

✓　髪の状態に合っていなければ意味がない　

先ほども解説した通り、育毛剤と発毛剤では用途がまったく違います。

例えば、強く太い髪に育てる育毛剤を、ツルツルの人に使ったらどうでしょう？

逆に、髪が細く抜けやすい人に、発毛剤で毛が生えるように促したとします。

このように、あなたの髪の状態に合っていない物を使っても効果は低いんです。

たくさんのお金を使ってまでやるべき行為とは言えません。

✓　副作用が出やすくなる可能性がある　

育毛剤や発毛剤は、使用頻度や使い方が正しく決められています。

2つ同時に使った場合、副作用が出ないとは保証できません。

あなたに合ったものを適切に使ったほうが、頭皮環境は確実に良くなります！

トラブルを防ぐためにも、併用はおすすめしません。

✓　経済的負担が大きい　

育毛剤や発毛剤は、つけたらすぐに効果が現れるものではありません。

どちらも長期間使い続けることで、少しずつ改善の兆しが出てくるものです。

育毛剤や発毛剤は、決して安い買い物ではありません。

使い続けるためにも、なるべく経済的負担を小さくする必要があるんです。

ちなみに、私は20歳の頃から育毛剤を使いはじめました。

20年以上色々なものを使ってきましたが、お金が続かずやめたものも確かにあります。

まずは、あなたに合った最善のもの一つだけを使い続けましょう！

育毛剤と発毛剤の値段の違いについて

育毛剤と発毛剤では、値段も異なります。

もちろん育毛剤でも高いものがありますし、発毛剤でも安いものもあります。

どちらのほうが高いとは断言できませんが、全体的に見ればやはり発毛剤のほうが高い印象です。

製品の値段は、様々な経費が折り重なって決定されています。

宣伝費、広告費、開発費、もちろん成分費もそうです。

宣伝費などに多額のお金を払っているなら、いくら高くても良い商品とは言えません。

なので、一概に高ければ効果があるということでもないんです。

製品を選ぶ際は、値段ではなくあなたが効果を実感できるものを使い続けてください！

育毛剤と発毛剤の購入方法の違いについて

育毛剤と発毛剤では、購入方法がちょっと違います。

育毛剤は「医薬部外品」であり、発毛剤は「医薬品」の扱いになります。

✓　医薬部外品とは　

厚生労働省が認可した有効成分が一定量配合されているもので、治療というよりも「予防・対策」といった目的で使われます。

✓　医薬品とは　

厚生労働省が認可した有効成分が配合されていて、効果が認められたもの。

主に「治療」を目的として使われます。

このように、購入方法もそれぞれ違いがあります。

ネットで購入する場合

育毛剤だけでなく、発毛剤もネットで購入することができます。

ネットで発毛剤を購入する場合、薬剤師に確認をとるためいくつかの質問事項に答える必要があります。

質問に答え、内容を送信した後、専属の薬剤師に確認が取れた上での発送になります。

人に見られたくない方や会話が苦手な方にとって、ネット購入はとても便利な方法だと言えます。

育毛剤と発毛剤のつけ方の違いについて

育毛剤と発毛剤では、つけ方にも少し違いがあります。

✓　育毛剤　

育毛剤の使用目的は、「髪全体に栄養を行き届かせること」です。

そのため、頭皮につけたら全体にまんべんなく伸ばしてマッサージする必要があります。

✓　発毛剤　

発毛剤の使用目的は、「薄くなった部分の発毛を促すこと」です。

そのため、ピンポイントで塗布して、気になる場所を重点的にマッサージする感じになります。

※　発毛剤は内容量が少ないので、全体に塗布するとすぐになくなります。

副作用の違いについて

育毛剤と発毛剤では、副作用の出方も少し違います。

✓　育毛剤　

育毛剤の副作用として一般的なのは、「頭皮トラブル」です。

こういった症状が出た場合は、すぐに使うのをやめましょう。

あなたに適していない可能性があるので、ずっと使い続けても意味はありません。

抜け毛を悪化させる可能性も少なからずあるので、覚えておきましょう。

頭皮がもともと荒れている場合は、育毛剤をつける前に皮膚科を受診し、頭皮をまずは改善してください。

✓　発毛剤　

発毛剤の副作用は「頭皮トラブル＆身体的トラブル」です。

発毛剤で懸念される副作用は、身体的トラブルのほうです。

原因となるのが、「ミノキシジル」という発毛成分です。

髪を生やすために配合されている「ミノキシジル」ですが、実は高血圧の治療に元々用いられていたものなんです。

この成分によって、体に不調をきたす場合があります。

主な症状としては、めまい、頭痛、手足のむくみ、動悸、胸の痛みなどが現れる可能性があります。

心臓疾患、腎臓疾患、高血圧、低血圧なのどの既往歴がある方は、事前にきちんと薬剤師に相談してから使うか判断してください。

おすすめ「育毛剤」＆「発毛剤」

ここから、おすすめの「育毛剤」＆「発毛剤」を紹介します。

それは、髪の状態や症状によって、使用満足度はそれぞれ違うということです。

まわりが「良いものだ」と言っても、あなたには合わない可能性もじゅうぶんあります。

最後は、あなた自身がきちんと考慮して、納得したものを使ってください！

※20年以上の育毛生活で、すべて筆者が使ってきたものです

ランキング	商品	総合評価
第1位	ケフトル ローションEX	(4.5 / 5.0)
第2位	チャップアップ	(4.0 / 5.0)
第3位	ポリピュアEX	(4.0 / 5.0)
第4位	プランテル	(3.5 / 5.0)
第5位	アデノバイタル	(3.5 / 5.0)

※紹介する発毛剤は、すべてドラッグストアで購入できます

■　リアップX5　プラスネオ

■　スカルプD メディカルミノキ5

■　リグロEX5

公式サイトならお得に購入できる場合がある

育毛剤や発毛剤は、公式サイトのほうがお得に購入できる場合があります。

成果が出るまである程度使い続ける必要があるので、お金のことを考えるのであれば、公式サイトから定期購入したほうがお得なのはたしかです。

〈まとめ〉使うものを間違わなければ効果は期待できる！

育毛剤と発毛剤では、使用目的がまったく違います。

育毛剤と発毛剤では、ほかにも違いがあります。

「どれでもいいから、とにかく使ってれば何とかなるでしょ！」と考えている人は、確実に思った成果は上げられません。

今回の記事を参考に、あなたにとって最善の製品で効果を上げてください☆