- なんで理美容師のハサミって高いの?
- 高いハサミを買って、すぐダメにならない?
- 1本買えば、ずっと使っていられる?
- どうしたら長く使えるの!
- どうなったらハサミの寿命なのか、教えてほしい!
理美容師が使っているハサミは、結構いい値段がします!

髪を傷めずきれいにカットできるよう、ハサミ職人の技術が駆使されていますからね☆
私が愛用しているハサミ(ナルトシザー)なんて、購入当時ローンを組んで買ったほどです・・・。
それほど高価なので、「すぐダメにならないか心配・・・」と思う気持ちもよくわかります☆
「実際、ハサミの寿命ってどのくらいなの?」と疑問に思っている方へ。
今回は「理美容師のハサミに寿命はあるの?ないの?」をテーマに解説します。
この記事を読めば、お気に入りのハサミを長く使うコツと、寿命となる目安を知ることができますよ!
ここまで言ってなんですが、ハサミの切れ味に関して寿命はありません♪
理美容師のハサミに寿命はない!

理美容師が使っているハサミに、寿命はありません!
切れ味に関しては、きちんとメンテナンスしていれば維持することができるからです☆
- 毎日セーム革を使って刃を拭く
- 定期的に触点やネジに油をさす
- 使う頻度が低いハサミも、定期的にメンテナンスする

日頃からハサミをきれいにしていれば、切れ味が急激に落ちることはないんです☆
ただし、ハサミも消耗品なので、いつかは必ず切れなくなります。
濡れた髪を切ったり、パーマやカラーの薬剤が付着することで、刃は徐々に摩耗するからです。

刃が丸くなってくるため、切れ味が落ちるんです・・・
毎日メンテナンスしていても、ここまでくるとセルフメンテナンスではどうすることもできません。
「まさか、ハサミの寿命?」て思いますよね!
安心してください、そんなことはありません♪
切れ味が落ちてどうしようもなくなった場合は、ハサミを研ぎに出せばいいんです☆
購入したメーカー、または理美容ディーラーに依頼すれば、ハサミを有料で研いでくれます。

だいたい3,000円~5,000円くらいです!
摩耗した刃をきれいに研ぎなおしてくれるので、切れ味が新品の状態まで戻ります。
これでまた、長く使えるというわけです♪
このように、セルフメンテナンスと定期的に研ぎに出すことで、半永久的に使い続けることができるんです☆
一生ものだと思えば、決して高い買い物ではない

理美容師のハサミは、一生ものだと思えば、決して高い買い物ではありません。

メンテナンスしていれば、ずっと切れ味は維持できますからね☆
なんといっても、理美容師はハサミを使ってお金を稼ぐ商売です。
手に馴染み、切れ味のいいハサミを使うことは大切なことなんです☆
私は、20代の頃にたくさんのハサミを購入しました。

それこそ、少ない給料でローンを組みながら、せっせと返済していました!
当時のハサミは、今でも現役です。
お金がなくてやりくりが大変でしたが、買ってよかったとつくづく思っています♪
「このハサミがあれば、一生お金を稼いでいけるんだ!」と思えば、決して高いものではないんです☆
ハサミは研ぐと、小さくなる(ある意味寿命)

ハサミは、セルフメンテナンスと定期的に研ぎに出すことで、半永久的に使い続けることができます。
切れ味に関しては、ずっと維持できるというわけです。
ただし、ハサミは研ぐと小さくなります。
切れなくなった刃を研磨するため、どうしてもちょっとずつサイズが小さくなるんです。

パワーがあるから刈り上げに使っていたハサミが、次第に小回りの利く小さなハサミになっていく感じです
研ぎ続けると、最後は眉毛や鼻毛のカットに最適なミニバサミくらいにまでなります。
このように、切れ味は落ちなくとも、大きさが変わってしまうんです。
ある意味、これがハサミの寿命というのかもしれません。

使い道がなければ、いくら切れても意味がないですからね
ハサミは、作られている素材によって柔らかさが違います。
触ってわかるほどではないですが、研磨すればわかるんです(業者談)。
使われている素材や刃の厚さによって、研ぎに出すと思ったよりも小さくなって返ってくる場合があります。
切れ味に寿命はないですが、長く使いたいなら素材も気にかけてハサミ選びをするのも、ひとつの手段なんです☆
ハサミの素材(参考例) | 流通数 | 硬さ |
ステンレス | 多い | 普通 |
コバルト合金 (コバルト含有) | 少ない | ちょい硬い |
ステライト (コバルト主成分) | 希少 | 硬い |
放っておくと、錆(さ)びて切れ味が落ちる

普及しているハサミのほとんどは、ステンレス製です。
ステンレスは錆びにくいのが特徴ですが、鉄(Fe)が含まれているため、放っておくと必ず錆びるんです。
ハサミの素材(参考例) | 鉄(Fe) | 錆び具合 |
ステンレス | 主成分 | 錆びる |
コバルト合金 (コバルト含有) | 入っている | 錆びにくい |
ステライト (コバルト主成分) | ほぼ入っていない | ほぼ錆びない |
錆びてしまえば、いくら使用頻度が低くても切れ味は落ちます・・・。
研ぎに出せば錆びを取り除くことはできますが、たくさん削ることになるんです。
つまり、ハサミの大きさがだいぶ変わるため、大きさの寿命で言えば短くなるというわけです。
長く使い続けたいのであれば、毎日のメンテナンスをしっかりすることが大切です!

使わないハサミがある方は、たまにセーム革で拭いたり油をさして、切れ味を保ちましょうね☆
使わないハサミは、売ってお金にするのもアリ

ハサミは、きちんとメンテナンスすれば一生使い続けることができます。
切れ味に関しては、いくらでも復活させることができるからです。
ということは、ハサミは中古であろうと、価値は下がらないというわけです☆
それをわかっている理美容師さんも多いため、実際中古のハサミにも需要はあるんです。
「使わないのに、メンテナンスするのは面倒だ」と感じてきた方は、早めに手放すことを考えましょう☆

錆びさせてしまっては、売れるものも売れなくなっちゃいますからね
ただし、ハードオフなどの中古買取店に持って行っても、高くは買い取ってもらえません・・・。
ハサミの価値をしっかり理解してくれるのは、理美容業界に関係のある人だけだからです。
売る際は、ハサミ買取専門店でしっかり査定して買い取ってもらうことが大切ですよ☆

「光」や「ナルト」などの有名なメーカーであれば、数千円~数万円で買い取ってもらえますからね!
LINEで写真を送れば無料で査定してくれるオンライン買取店もあるので、まずはそちらを活用してみましょう☆
無料査定してくれるシザー買取店
あなたにお金も入ってくるうえ、ハサミも使ってもらえる可能性があるので、win-winです。
- 違うハサミを買う資金にする
- 美味しいご飯を食べに行く♪
- 家賃の足しにする
- どこか遊びに行く☆

ハサミに寿命はないので、使わなくなったら次の活躍の場を見つけてあげましょう♪
まとめ
理美容師が使っているハサミに、寿命はありません!

切れ味に関しては、きちんとメンテナンスしていれば維持することができますよ☆
ただし、ハサミも消耗品なので、いつかは必ず切れなくなります。
「切れなくなったら、そこが寿命ってこと?」と思うかもしれませんが、そんなこともありません。
切れ味が落ちてどうしようもなくなった場合は、ハサミを研ぎに出せばいいんです☆
摩耗した刃をきれいに研ぎなおしてくれるので、切れ味が新品の状態まで戻りますよ♪
理美容師が使うハサミは、決して安い買い物ではありません。
ですが、一生ものだと思えば高い買い物でもないんです!

私は、20代の頃に買ったハサミをまだ使っていますしね♪
ハサミでお金を稼ぐと思えば、高性能なハサミを買うことは重要です。
「高い買い物をして、すぐ寿命がきたらイヤだな・・・」と心配していた人は、安心して購入しましょう☆
ということで、今回は「理美容師のハサミに寿命はあるの?ないの?」をテーマに解説しました。

これからハサミを買う人は、参考にしてください♪