広告
- この悲しみを癒したい
- いつになっても悲しみが癒えない
- アロマに効果があるのか知りたい
- 何の精油を使えばいいの?
誰しも、出会いがあれば別れもあります。
- 死別
- 離婚
- 交際相手との別れ
悲しみが長く続くと、心と体が疲れ切ってしまいます
私も、幾度となく悲しい別れを経験してきました。
交際相手との別れ、家族との死別・・・・・。
その都度、胸がギューッと締めつけられとても切なかった記憶があります。
そんな自分も、香りを嗅ぐことで悲しい気持ちが和らいだことがあります。
まだ、アロマテラピーのことを全然知らなかったときです
何気なく嗅いだ香りは、金木犀でした。
香りで気持ちが安らいだのは、祖母が亡くなったときのことです。
昔から秋になると、どこからともなく漂ってきた金木犀の香り。
それは、きっと祖母との思い出のひとかけらでもあったんです。
その後、アロマの勉強で金木犀を調べてみると、心を落ち着かせる効果があると分かりました。
このように、アロマには悲しみを和らげ癒す効果があります。
今回は「悲しみを癒すアロマ」について詳しく解説します。
あなたが抱えている悲しみを、少しでも癒すことができるはずです。
「おすすめの香りは金木犀です」と言いたいところですが、実はローズです。
その理由と、おすすめのブレンド方法についても解説します。
悲しみを癒すにはローズがおすすめ
悲しみを癒すおすすめアロマは、ローズです。
理由は簡単で、ローズには深い失望感を癒す効果があるからです。
私の知っている葬儀場で、実際にあった話をします
葬儀会社の男性社員は、遺族の深い悲しみの姿に、いたたまれない気持ちになりました。
「どうか、少しでも前を向いて故人を送り出してほしい」そう思ったそうです。
祭壇の生花を決めようと、ご遺族の方と話し合いを持った際でした。
「バラが大好きだったのでバラを沢山飾ってください。」と頼まれたんです。
その意向通り、当日は棺の周りいっぱいにバラを飾り、葬儀が営まれました。
するとどうでしょう、
ご遺族の方はとてもやさしい顔をし、故人との思い出に浸りながら安からにお見送りができたんです。
その光景に驚いた葬儀場の社員は、バラの香りについて調べてみることにしました。
バラの香りには悲しみを癒す効果があるとそこでわかったそうです。
ヒントを得た葬儀会社は、バラで故人を送り出す「香りの葬儀」と銘打ったプランを作りました。
※これは私の親族が勤めている系列会社で実際にあった話です。
このように、深い失望感を優しく包み込み癒してくれるローズの効果は、様々なところで実証されているんです。
私が偶然体験した金木犀の香りにも、心を癒してくれる効果はあります
悲しみがもたらす心身への影響
悲しみによって心身にどのような変化が現れるのかわからない方へ、簡単に解説します。
悲しみがもたらす心への影響
- 絶望感
- 不安
- 虚無感(からっぽ)
- 自己嫌悪感
- 後悔の念 など
悲しいという言葉一つに、このような気持ちの現れが込められているんです
悲しみがもたらす体への影響
- 食欲不振
- 不眠
- 旨がギューッとなる
- 息苦しい
- 動機がする
- 脱力感
- 無気力 など
悲しみは、心だけでなく体にも影響を与えてしまうというわけです
これらの症状を踏まえたうえで、ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。
それは、悲しみによる体の不調はすべて精神的要因からくるものだということです。
要は、気持ちに前向きな変化が現れれば、必然的に体調も良くなるんです
まずは心を癒すことを優先しましょう。
その際に役立つのが、ローズの香りというわけです。
精油のローズについて詳しく解説
精油のローズは、製造方法の違いによって2種類に分けられます。
ローズアブソリュート ・・・ 揮発性有機溶剤抽出法※1で作られた精油
ローズオットー ・・・ 水蒸気蒸留法※2で作られた精油
- ※1 揮発性有機溶剤抽出法
- 石油エーテルやヘキサンなどの揮発性の有機溶剤が入った釜に植物を入れ、ローズの芳香成分を直接溶かし出す方法。
- ※2 水蒸気蒸留法
- 植物を蒸留釜に入れ、蒸気を吹き込んだり水を沸騰させたりして芳香成分を気化。
冷却管で冷やされた水蒸気が水と油に別れ、取れる油が精油となる。
どちらもたくさんの花から少量しか取れないため、貴重で高価な精油です。
フローラルな香りでとても人気のある2つの精油ですが、今回は気持ちの面でとくに効用のあるローズアブソリュートをおすすめします。
ローズアブソリュート
ローズオットーに比べ、少し濃厚な香りで持続性があるのが特徴です。
主に、精神的な領域で使用されることが多い精油です
- 落ち込んでいる気持ちを安らげる
- 抑えられない感情を安定させる
- 気分を明るく前向きにする
- 不安を取り除き自信をつける など
このような精神面の改善に効果があると言われています。
悲しみに暮れる心に、好影響を与えてくれるのがローズアブソリュートというわけです。
ローズオットー
ぬくもりを感じさせる、甘美な香りが特徴的です。
薄い茶色をしていて、低温で固まる性質を持っています
- ストレスを緩和する
- 緊張を和らげる
- 幸福感を与える
- 穏やかな気持ちになる
ローズオットーは、免疫調整に優れているため、昔は民間療法に用いられていました。
スキンケアやマッサージに使用するなら、ローズオットーがおすすめです。
今回は、香りを嗅ぐことによる効用を重視したいので、ローズアブソリュートをおすすめします
悲しみに寄り添う香りはローズ以外にもたくさんある
悲しみを癒す香りとしてローズが代表的ですが、その他の精油も色々な角度から沈んだ気持ちにうまくアプローチしてくれます。
悲しみに向き合うためには、さまざまな香りの力を借りるとより効果的なんです
以下に精油の例を挙げて、その効果について軽く紹介します。
- ラベンダー
- :心を落ち着け、不安や悲しみを穏やかに緩和してくれる
- サンダルウッド
- :深いリラックスを促し、孤独感や心の傷を癒してくれる
- フランキンセンス
- :感情を安定させ、悲しみや喪失感を和らげるサポートをしてくれる
- ベルガモット
- :明るい香りで気分を高揚させ、落ち込んだ心に元気を与えてくれる
- カモミールローマン
- :心に寄り添い、眠れない夜や悲しい気持ちを優しく和らげてくれる
このように、悲しみを癒してくれる精油はたくさんあります。
ブレンドして自分に合った香りを作れるのも、アロマの魅力のひとつです。
効用関係なく、好きな香りを嗅ぐだけでも心は癒されるものです。
香りをうまくブレンドすれば、アロマはあなたの悲しみを癒す最適なパートナーになってくれます。
ブレンドについての詳細は下記で解説しているので、参考にしてください。
精油の使用上の注意点
ローズの香りは、女性ホルモンの調整作用にも優れているため 生理痛、生理不順、更年期障害などに有効とされています。
しかし、効用が大きいがため、妊娠時に香りを嗅ぐとホルモンバランスが崩れてしまう恐れがあります。
安心して子供を育むためにも、妊婦の方はローズの香りを嗅ぐことは控えましょう。
香りを嗅ぐためのおすすめ方法
気持ちに大きく影響を与えるためにおすすめな方法は芳香浴法です。
アロマディフューザーやアロマライトなどの芳香拡散器を使って、室内に香りを広げてください
空間に広がった芳香成分は、鼻から入り電気信号に変換されて脳へ伝達されます。
脳内に直接情報を伝えることができるので、精神面の変化が大きく現れます☆
ローズは少量でも高価なので、ディフューザーを使う場合は水と一緒に拡散できるもの(超音波式)がベストです
ディフューザーを使わないのであれば、ポプリがおすすめです。
視覚と嗅覚両方から効果を得ることができるので、安らぎにはうってつけです。
悲しみにおすすめ 精油のブレンド方法
ローズだけでも、悲しみを癒す効果はじゅうぶんあります。
ただ、ほかの精油の効能をうまくブレンドすれば、心身を正常な状態へ持っていきやすくはなります。
ブレンド例を挙げると、次のようになります。
レシピ
ローズ ・・・3滴
ゼラニウム ・・・3滴
ラベンダー ・・・3滴
セージ ・・・1滴
香りに深みが増すので、リラックス効果が高くなります
精油に関しては、安くて香りもクリアなフレーバーライフの精油をおすすめします。
気兼ねなく使えるので、私もディフューザーなどに使う際に使用しています。
ローズ
- 落ち込んでいる気持ちを安らげる
- 抑えられない感情を安定させる
- 気分を明るく前向きにする
- 不安を取り除き自信をつける
ゼラニウム
- 感情を受け入れやすくなる
- 情緒不安定の改善
- ストレスの緩和
- 不安感の緩和
ラベンダー
- ストレスの緩和
- 不安感の緩和
- 感情のバランスを整える
- 落ち着きを取り戻す
- 万能の精油として有名
クラリセージ
- 精神を高揚させる
- 幸福感を与える
- リラックス効果
- ストレスの緩和
- 心身のバランスを整える
セージにも種類はありますが、今回はクラリセージを選びました。
日常的にアロマを使えば感性豊かに過ごせる
アロマを日々の生活に取り入れると、感性が豊かになるのでより充実した毎日を過ごせます。
例えば、朝に柑橘系のフレッシュな香りを取り入れると気分がスッキリして、仕事や家事のモチベーションが高まります。
夜には、ラベンダーなどリラックス効果のある香りを使うことで、心が落ち着いて心地よく眠りにつけます。
日々アロマに親しむことで、感情のコントロールがしやすくなり、自分自身のケアが自然と身に付きます。
さらに、香りはストレス解消や集中力アップなど、気分や体調に合わせて選べるので生活の質も向上します。
香りのある生活は、心身の豊かさにつながるんです☆
〈まとめ〉悲しみはアロマを使ってやさしく癒そう
悲しみが長く続くと、心も体も疲弊してしまいます。
悲しいことがあったときは、アロマの力を借りて癒してみてはいかがでしょうか。
おすすめの香りは、ローズです。
- 落ち込んでいる気持ちを安らげる
- 抑えられない感情を安定させる
- 気分を明るく前向きにする
- 不安を取り除き自信をつける
ゼラニウム、ラベンダー、セージなどをブレンドすれば、より深い香りで心を癒してくれます
悲しみの向こうには、必ず明るい未来が待っています。
少しでも前を向けるよう、アロマを活用してください。
というわけで、今回は「悲しみを癒すアロマ」について解説しました。
悲しんでいる方にとって、少しでも今回の記事が役に立てば幸いです。