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- アロマで虫除けできるって本当?
- どんな精油を使えばいいの?
- 子供にも安心して使える虫除けスプレーが欲しい
- アロマのいろんな使い方を知りたい!
- 夏場の有効活用を教えて☆
夏は、外で過ごす時間が増えます♪
人間が行動しやすい季節は、虫も活発に動きまわります。
「夏は好きなんだけど、虫がすごい苦手・・・」という方も多いのではないでしょうか
「アロマで虫除けできたら最高なんだけどなぁ・・・」と思っているあなたのために。
今回は「アロマで作る虫除けスプレーとその効果」について解説します。
蚊、ハチ、ブヨなど様々な虫に効果があるので、夏対策として覚えておきましょう!
アロマには虫除け効果がある
アロマに、虫除け効果があることは確かです☆
精油に使われる植物の中には、害虫を近づけないために香りを放っている植物があるんです。
自分の命を守るために、虫が嫌いなニオイを放っているというわけです
そんな植物から抽出される芳香成分には、「忌避(きひ)作用」が確かにあります。
嫌って近づかなくなる作用のこと。距離をおく。
アロマが好きな方は、自分でアロマスプレーを作って虫除けしましょう!
屋外スポーツを楽しむときにも役立ちます☆
アロマの虫除けスプレー【用意するもの】
アロマスプレーは、簡単に手作りすることができます☆
まずは、用意する道具について解説します。
- スプレー容器 50ml
- 精油
- 無水エタノール(なくてもいいが、あるとベスト)
- 精製水(水道水でも可)
スプレー容器
できることなら、遮光性のスプレー容器を用意してください。
遮光とは、光を通さないという意味です
茶色や青色をしたスプレー容器を用意しましょう。
精油は、光や熱で性質が変わりやすく、品質劣化も起こします。
効果が薄れてしまうので、遮光性のスプレーがいいというわけです
ガラス製でもいいですし、高密度ポリエチレン(PET)で作られたプラスチック製でもOKです!
100均で売られているプラスチックのスプレー容器を使うには、条件があります。
まず一つは、エタノールを使用しないことです。
100均で売られているスプレーは、注意書きに「アルコールは入れないでください。」と書かれています。
アルコールによって、容器が変形したり溶ける可能性があるんです
もう一つの条件は、「リモネン」という成分が入っている精油は入れないことです。
リモネンは、プラスチックを溶かす性質をもっているからです。
(高密度ポリエチレンのプラスチック容器(PET)は溶けません。)
リモネンが入っている代表的な精油は、下記になります。
成分 | 精油 |
〈リモネン〉 | ・オレンジスイート ・レモン ・グレープフルーツ ・ベルガモット ・フランキンセンス ・ブラックペッパー ・ネロリ ・ペパーミント |
上記の精油を使用しなければ、100均のスプレーも使用することができます
100均のスプレーは、目詰まりがおこりやすいです。
うまく出てこなくて、イライラするかもしれません・・・。
これらを考慮して、100均のスプレーを使うか検討しましょう
精油
精油ならどれでも虫除けに効くかといったら、そうではありません。
虫除けに効果のある精油がきちんとあります。
目的に合わせて、精油を選びましょう!
精油は、安くて使いやすいフレーバーライフの精油をおすすめします。
蚊に効く精油
- ユーカリ
- レモン
- レモングラス
- ゼラニウム
- ラベンダー
ユーカリ・レモンは、高い虫除け効果があります。
※レモングラス・ゼラニウム・ラベンダーも蚊に効果がありますが、ハチが好きな香りなので近寄ってくる可能性があります。
場所やシチュエーションに合わせて使うようにしてください
ユーカリ、レモン、レモングラスは皮膚に刺激を与える可能性があります。
高濃度での使用は、避けましょう。
ハチ・アブ・ブヨに効く精油
- ハッカ
- ペパーミント
- ユーカリ
- ティートリー
虫は、スーッとした爽快感のある香りを嫌います。
蚊と一緒にハチなどの虫も避けたい場合は、精油をブレンドすればOKです!
体に使用する際は、しっかり希釈して使用しましょう。
※ドラッグストアで売られている「ハッカ油」を使って、スプレーを作ることもできます。
精油の検索はこちら
無水エタノール
精油は、水に溶けない性質を持っています。
エタノールは精油と水の両方とも混ざることができるので、潤滑油のような役割を担います。
エタノールを使わないでスプレーを作ることもできますが、精油と水が分離するのでかなりよく振る必要があります
できることなら、使用しましょう!
ちなみに、エタノールはドラッグストアでも購入できます。
消毒用エタノールではなく、無水エタノールを購入してください。
アルコール濃度が違います
精製水
精製水は、水道水とは違い塩素が含まれていません。
コンタクトレンズの保存液として、ドラッグストアでも売られています。
精製水は、肌の状態を整えてくれる優れものです。
ただし、塩素が含まれていないため、開封後保存状態が悪いと雑菌が増殖しやすい弱点があります。
ひとシーズン使用するのではなく、キャンプなどの短い期間での使用なら水道水で代用してもOKです。
その際は、保存せずに必ず使い切るようにしましょう☆
アロマを使った虫除けスプレーの作り方
作り方は、とても簡単です☆
- 精油を10滴程度入れる
- エタノールを5ml入れ、混ぜる
- 精製水(または水道水)を45ml入れて完成!
計量用のビーカーと、混ぜる棒(かくはん棒)を100均で購入しておきましょう。
どちらもガラス製がおすすめです☆
どうしても用意できない場合は、直接スプレー容器に入れて混ぜることも可能です。
ただし、精油の原液がつかないよう細心の注意をはらいましょう。(ゴム手袋をつけるなど)
精油の量だけは滴数で確認できるので、大きな肌トラブルになることはありません
使用方法と注意点
使う前には、よく振ってから吹きかけましょう。
精油がしっかり混ざります☆
腕や足に吹きかけるのは簡単ですが、顔に吹きかける際は目と口を閉じて入らないようにしてください。
皮膚に刺激を感じる場合は、すぐ水で洗い流して使用を中止しましょう。
精油の香りで虫除けするので、香りが無くなっては効果がありません。
こまめにつけ直してください☆
犬などのペットは、嗅覚がすぐれているため精油の香りにとても敏感です。
香りの刺激をうけやすいため、ペットがいる場合は使用を控えましょう。
精油の注意事項と同じですが、妊婦の方もスプレーの使用は控えてください
容器は、使い終わったら洗剤できれいに洗い、乾かしてからまた使用できます。
※100均は基本使い捨てにしましょう。
保存期間
防腐剤を使用していないため、日を追うごとにどうしても雑菌が発生してしまいます。
2週間を目安に使い切りましょう☆
長期間の保存はできないため大量に作り置きするのはNGです
追加 ルームスプレーとして使用する場合
体には吹きかけず、部屋の中や網戸などに吹きかけ虫除けすることもできます!
その場合は、精油の量を増やしてもOKです。
使う水も、水道水で十分です!
使う精油によっては、ゴキブリの侵入を防ぐ効果もあります。
「ゴキブリは大っ嫌い!」という方は、有効活用してください☆
精油は使用期間が決まっているため、翌年の夏まで保存できない場合があります。
そういった際はディフューザーなどを使い、部屋に香りを広げて楽しむことをおすすめします☆
〈まとめ〉心地いい香りで虫除けしつつリラックス!
アロマに、虫除け効果があることは確かです☆
心地いい香りの虫除けスプレーは、簡単に手作りできます。
用意するものはこちら↓
- スプレー容器 50ml
- 精油
- 無水エタノール(なくてもいいが、あるとベスト)
- 精製水(水道水でも可)
作り方もとっても簡単です☆
- 精油を10滴程度入れる
- エタノールを5ml入れ、混ぜる
- 精製水(または水道水)を45ml入れて完成!
市販の虫除けスプレーには、「ディート」という薬剤が入っています。
人体において健康上の問題も危惧されていますが、精油を使用した虫除けスプレーならその心配もありません。
安心して体に使える虫除けスプレーを、あなたも手作りしてください☆
というわけで、今回は「アロマで作る虫除けスプレーとその効果」について解説しました。
※ハッカやペパーミントを混ぜる場合は、1滴~2滴程度におさえて刺激を確認しながら使いましょう。