管理美容師・管理理容師の資格は取るべき!?将来を見据えて判断しよう

管理理容師・管理美容師について 理容師・美容師

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  • 独立するための準備をしたい
  • お店のオーナーに取れと言われている
  • 管理美容師・管理理容師の意味がよくわからない
  • 資格をとるための条件は?
  • この資格ってかならず必要?
  • 資格を持っている人の意見を聞いてみたい

お店で働き始めると、管理美容師・管理理容師という聞きなれない言葉を耳にするようになります。

理美容師になりたてだと、管理美容師・管理理容師という資格が実際どんなものなのか、イマイチ理解できないはずです。

イチ
イチ

「やっと理美容師になったのに、まだ資格を取らなきゃいけないの?」と思っているのではないでしょうか

そんな新人理美容師のために、今回は「管理美容師・管理理容師ってなに」をテーマに解説します。

この記事を読めば、管理者資格がどんなもので、何に役立つのかを知ることができます☆

イチ
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将来、独立する際の参考になるので覚えておきましょう

結論から先に言うと、管理美容師・管理理容師という資格は、2人以上が同じ店で働く場合に必要な資格になります。

つまり、誰かを雇う際には、持っておかなければいけない資格というわけです。

この記事を書いた人
イチ

・理美容師歴20年以上
・AEAJアロマテラピーアドバイザー歴 約9年
・AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン歴 約9年

■「週刊SPA!」に識者として参加経験有
 
20歳の頃ハゲる宣告を受けるも、育毛とアロマを続けた結果40歳過ぎても髪生存中!
 
髪や体に関する悩みの解決法とアロマの有効性をメインにブログで発信。 

記事の監修・商品レビューのご依頼も受け付けます☆
 

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管理美容師・管理理容師とは

美容師

管理美容師・管理理容師とは、お店の衛生面を管理する資格がある人のことを指します。

イチ
イチ

お店を清潔に保つため、常時チェックする役割だと思ってください

お客様に触れる機会が多い理美容師は、疾病(しっぺい)の予防を心がける必要があります。

疾病とは

病気や疾患のこと

お客様に使う道具、トイレ、床、椅子など、あらゆるところを清潔にしておかなければいけません。

その管理者としてお店に必要なのが、管理美容師・管理理容師というわけです。

近年、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、感染症対策がより重要になりました。

お店を安全な空間として提供することが、理美容師には求められています。

資格を取得するための条件

カウンセリングする美容師

管理美容師・管理理容師の資格を取得するためには、条件があります。

  1. 免許を取得した後、3年以上お店で働く
  2. 雇用主から証明書を作成してもらう
  3. 受講料を払う
  4. 講習を受ける

1. 免許を取得した後、3年以上お店で働く 

シャンプーする美容師

美容師・理容師それぞれ国家試験に合格した後、免許証が発行されます。

理美容師免許証の登録日から3年以上お店で働くことで、管理者講習を受講する資格が与えられます。

ちなみに、免許証の登録日以前に働いていた期間は、カウントされないので注意しましょう。

イチ
イチ

通信課程で働きながら免許を取得した人が、間違えやすいところです

複数の店舗で働いた場合は、合算で3年以上経過していればOKです。

2. 雇用主から証明書を作成してもらう 

美容業務従事証明書

お店で3年以上働いた証明として、雇用主から書面を作成してもらう必要があります。

書面の発行は、こちらのページの最下部からダウンロードできます。

イチ
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この証明書がないと、管理者講習の申し込みができません

複数店舗で働き、合算で3年以上が経過した場合は、それぞれの雇い主から書面を作成してもらう必要があります。

イチ
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とっても面倒なので、できることなら1店舗で3年経過したいところです

3. 受講料を払う 

お金を支払う

管理美容師・管理理容師になるためには、講習を受講する必要があります。

その受講費として、20,000円を支払わなければいけません。(2024年現在)

イチ
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無料ではないので、ちょっと痛いところです

ちなみに、資格を取ってしまえば更新料などは一切ありません

応募期間や支払いのタイミングなどの詳細については、理容師美容師試験研修センターをご覧ください。

4. 講習を受ける 

講習を受ける男性

管理者講習に申し込みしたのち、指定された日時と場所で講習を受ける必要があります。

① 公衆衛生(4時間)
② 理(美)容所の衛生管理(14時間) 計18時間

私が受けた時は、1日6時間講習で3日間ありました。

イチ
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どれもお店の定休日にあたっていたので、仕事に支障はなかったです!

受講を終了したら、後日修了証書の交付があり、それで完了となります☆

取得するかしないかはあなた次第

美容師

実は、管理美容師・管理理容師の資格は、必ず取得しなければいけないものではありません。

管理美容師・管理理容師の資格が必要なのは、2人以上が常にお店で働く場合のみだからです。

つまり、将来あなたが一人でお店をやっていくつもりであれば、無理に取得する必要はないんです。

イチ
イチ

スタッフを雇おうと考えているのであれば、必ず必要な資格になります

私の場合は、勤めていたお店のオーナーが、すべての従業員に管理者講習を受けさせていました。

イチ
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「将来どうなろうと、あって損はないんだから!」という考えだったのでしょう

巣立って行ったすべての方が、資格を取っていきました。

私も、今となってはありがたかったなと思っています。

注意

管理資格がないのに、2人以上がお店で働いていた場合は、罰則があります。

保健所の立ち入り検査の後、指導に従わなかった場合は、一定期間の店舗閉鎖を命じられます。

インチキはしないで、必要な場合はしっかり資格を取得しておきましょう!

管理美容師・管理理容師が廃止になる?

管理理美容師 廃止

以前、行政刷新会議「事業仕分け」で、管理美容師・管理理容師の必要性について議論が行われました。

  • 重要な資格なら、なぜ2人以上からなのか
  • 養成施設での保険衛生授業は100時間越
    管理理美容師講習では18時間にすぎない
  • 受講者の大半が受かってしまう
  • 業務委託する必要性はあるのか etc

議論の末、事業仕分けの面では廃止と結論付けられたんです。

「あれ?じゃあ無くなったの?」と思うはずです。

この決定が下ったのは2010年のことですが、2023年現在廃止には至っていません。

なぜなら、管理美容師・管理理容師の規定は法律で定められているからです。

イチ
イチ

つまり、法改正しなければいけないんです

法律を改正するだけの動きまでは、今のところありません。

むしろ、このまま話はなかったことになる可能性もありえます。

それだけ、法改正は大変なんです。

今後どうなるかは不明ですが、現時点では管理美容師・管理理容師という資格は存在します。

イチ
イチ

「なくなるのを待つより、とりあえず取っておく!」という考えが無難だと思います

〈まとめ〉資格は取っておいて損はない

管理美容師・管理理容師とは、お店の衛生面を管理する人のことを指します。

お客様に使う道具、トイレ、床、椅子など、あらゆるところを清潔にしておくための、管理資格です。

お客様に触れる機会が多い理美容師は、疾病(しっぺい)の予防を心がける必要があります。

イチ
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お店を安全な場所として提供するためには、必要な資格というわけです!

資格を取得するための条件は、下記になります↓

  1. 免許を取得した後、3年以上お店で働く
  2. 雇用主から証明書を作成してもらう
  3. 受講料を払う
  4. 講習を受ける
イチ
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これから管理資格の取得を考えている人は、覚えておきましょう!

将来独立して2人以上の従業員でお店を経営していく場合、管理美容師・管理理容師の資格が必ず必要になります。

「自分一人でお店をやるつもり!」という方は、無理に資格を取る必要はありません。

理想とする未来に合わせて、取得するか検討してみてはいかがでしょうか☆

というわけで、今回は「管理美容師・管理理容師ってなに」をテーマに解説しました。

イチ
イチ

駆け出し理美容師さんの、参考になれば幸いです

この記事を書いた人
イチ

・理美容師歴20年以上
・AEAJアロマテラピーアドバイザー歴 約9年
・AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン歴 約9年

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20歳の頃ハゲる宣告を受けるも、育毛とアロマを続けた結果40歳過ぎても髪生存中!
 
髪や体に関する悩みの解決法とアロマの有効性をメインにブログで発信。 

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