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- 自分の時間は大切にしたい
- 働きやすい職場がいい
- 理美容師に興味があるけど、きついのはちょっと
- 仕事は大切だけど、趣味の時間もほしい
働くうえで、プライベートの時間もしっかりもちたいと思っている人はたくさんいます。
理美容師を志している人のなかにも、同じ思いの人は多いのではないでしょうか
「理美容師の休みは少ないって聞くけど、実際どうなの?」と疑問に思っているあなたのために。
今回は「理美容師の休みの現実」について解説します。
この記事を読んで、理美容師の仕事とはどういったものなのか、あらためて確認してください。
休日の有意義な過ごし方も解説します☆
結論から先にいうと、理美容師の休みは月に6~7日程度になります。
一般的な職業よりも、休日は少ないのが現状です。
理美容師の休みは月に6~7日が基本
理美容師の休みは、月に6~7日が基本になります。
完全週休2日のお店は少なく、月に2度連休を設けているお店がほとんどです。
私のお店の場合、第一週と第三週に連休を設けています
美容師や理容師は、土日はほぼ仕事になります。
お客様が、休みの日に来店しやすいからです。
一般的な職業は、土日が休みなので
理美容師の休みは、忙しい土日が終わった翌日か翌々日になります。
このように定休日を組むと、必然的に月6~7日の休みになるというわけです
年間だと約80~90日の休みがもらえる
理美容師の休みは、年間約80~90日になります。
(月7日休み×12か月=年間84日)みたいな感じです
労働基準法では、年間105日の休日をとるよう定められています。
これを聞いて、「そんなに休んでないけど!」と驚いた現役理美容師もいるはずです。
ここに関しては、決してオーナーが法律違反しているわけではありません。
スタッフを雇っているオーナーは、一年間で360時間までの時間外労働を要求することができるんです。
つまり、月3日程度は休日出勤してもらうことができる仕組みになっているんです
土日に休日出勤してもらっている形をとることで、法律上違反していることにはならないんです。
(月7日休み×12か月=84日)+(月3日の休日出勤×12か月=36日)=年間休日120日
もちろん、休日出勤が給料に反映される必要はありますが、実際は微妙なところです・・・
このように、労働基準法では最低105日の休日として定められていますが、理美容師の休みは80~90日が現実というわけです。
理美容師の離職率が高いことも、労働時間の多さが関係しています。
有給やシフト制を導入してしっかり休めるお店もある
理美容室のほとんどは、月6~7日の休みが一般的だと思ってください。
ただし、最近では有給やシフト制を導入して、休みを取らせてくれるお店も増えました。
どちらかというと、たくさんスタッフを抱えている大型店や有名店に多い印象です
すべては、職場環境をよくするためと、理美容師のモチベーションを保つためです。
いわゆる、働き方改革が理美容業界にも浸透しはじめてきたんです。
しっかり休みをとらせてくれるお店もあるので、就職先を探すポイントにしてもいいかもしれません!
全国的にはまだ多くはないので、その辺は理解しておきましょう
お盆とお正月のみまとまった休みがもらえる
理美容師には、ゴールデンウイークやシルバーウイークなどの大型連休は、まったく関係ありません。
逆に繁忙期になるので、いつも通り働きます。
そのため、通常のお休みは長くても2連休となります。
ただし、お盆とお正月のみ3連休以上の休みをもらえることがあります。
たとえば、お正月の三が日と定休日がつながれば、5連休になることがあるんです☆
理美容師は、まとまった休みがめったにありません。
たまの長い休みを活用し、普段できない長旅へ行くなど、特別な休日の過ごし方をしましょう!
休日以外で休むことは実は意外と難しい
スタッフとして働いている場合は、職場の状況的に休日以外は休みづらいのが現状です。
理美容室は、スタッフを余裕に抱えているわけではありません。
そんな余裕のあるお店は、実際少ないんです
給料なども考えると、かつかつの人数で経営しているのが現状です。
土日ともなると、一人が休んだだけでお店の回転率が悪くなります。
まわりに迷惑をかけることが明白なので、胸を張って休むことはできないんです。
お客様をたくさん抱えたスタイリストは、余計休むことができません。
有給制度があったとしても、実際使えずじまいのことがある可能性はあるんです
個人経営しているお店であれば、自分の都合でいくらでも休むことはできます。
ただし、休めば休んだだけ収入が減ります。
そういったことも考えると、不安のほうが勝ってしまうんです
結果、休日以外で休むことは難しくなるというわけです。
せっかくの休日は有意義に過ごそう!
私は、理美容業界に20年以上従事してきました。
そのため、休日の少なさにはもう慣れました。
むしろ、たまの休日だからこそ、有意義に過ごそうと思うようになったんです☆
休日は、あなたの体調を考えベストな過ごし方をしましょう!
- 一日中趣味を楽しむ
- 疲れた体を癒しにでかける
- ストレス解消に買い物へでかける
- 家の片づけをゆっくりする
一日中趣味を楽しむ
大好きな趣味がある場合は、休日に思う存分楽しみましょう!
平日休みは、どこにいっても空いています。
これは、理美容師ならではの特権です☆
人混みを気にすることなく、思う存分趣味を楽しめます。
私は、サーフィン・野球・ゴルフなど、それぞれの時代に趣味がありました。
どれも、休日の朝から目いっぱい楽しみました☆
ストレスなくリフレッシュできるので、翌日からまた仕事をがんばれます!
疲れた体を癒しにでかける
あなたの体が明らかに疲れている場合は、日帰り温泉やマッサージ店へ行きましょう。
疲れがたまる原因は、仕事と私生活の切り替えがうまくできないからです。
家にいても、緊張の糸が解けていない可能性があるんです
ON/OFFの切り替えができないときは、癒しを求めに出かけましょう☆
帰りにおいしい食べ物を食べれば、心身のリフレッシュになります。
日々のご褒美として、少しのぜいたくもありです☆
ゆっくり疲れをとれば、ベストな状態で翌週もかけ抜けられます!
ストレス解消に買い物へでかける
お店で着る服や普段着、趣味に使うものなどを買いにでかけましょう。
新しいものを買うだけで、心はウキウキします。
ストレス解消に最適なので、おすすめです☆
買い物にでかければ、いろいろな人の髪型を見ることもできます。
流行りの髪型や参考になる髪型を、タダで勉強できます。
スキルアップにもなるので、一石二鳥です☆
家の片づけをゆっくりする
普段忙しくて手をつけられないところを、休日にゆっくり片づけましょう。
楽しみながら片づけをすれば、めんどうなこともはかどります☆
- アロマを焚く
- 好きな音楽をかける
- お酒を少し飲みながら
きれいになった部屋は、気持ちがいいものです。
片づけが終わったら、あとはゆっくり過ごしましょう
休日だからこそ、家でゆっくり好きなことをして過ごすこともおすすめです。
〈まとめ〉休みは少ないが平日休みは意外と便利
理美容師の休みが比較的少ないことは、たしかです。
ですが、慣れてしまうと平日休みを思う存分楽しめます☆
どこに行くにも空いていて、待ち時間でロスすることがありません。
計画通り一日を過ごせるので、個人的には好きです!
休日数を考えることは、働くうえでたしかに大切です。
ただ、覚えておいてほしいことは、理美容師は技術職だということです。
早く独立したいのであれば、雇用してもらっている間は多少我慢してでも仕事に励むことも必要です。
独立したら、あなたなりの定休日を作って、ストレスなく仕事を楽しみましょう☆
くれぐれも、休みすぎないように
一人でお店を経営する場合、自分の都合でいつでも休むことができます。
定休日に働くことはNGですが、休みを増やすことはいくらでもOKです!
ただし、休めば収入が減るだけなので、むやみに休むことはおすすめしません。