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- キレイな状態を保つにはどうすればいいの?
- 頻繁に染めると、頭皮がかぶれる?
- 将来ハゲないか心配・・・
- どのくらいで染めるのが普通なの?
- なるべくお金は節約したい
- ベストな頻度を教えてほしい
ヘアカラーした髪は、できるだけきれいに保ちたいものです☆
数日経つと色の退色がはじまり、白髪染めの場合は根元が白くなりはじめます。
「頻繁に染めていたい」という気持ちもよくわかります!
「実際、カラーするタイミングはどのくらいがベストなの?」と疑問に思っているあなたのために。
今回は「カラー・白髪染めのベストな頻度」について解説します。
この記事を読めば、髪のダメージを最小限におさえてきれいな状態を保てるようになります。
カラーがどういった工程で染められているのかも解説するので、参考にしてください♪
白髪染めの頻度について
白髪染めの場合、1か月経つと根元が白くなり目立ってしまいます。
できることなら、1か月周期で染めるのがベストです。
白髪をしっかり染めるためのカラー剤は、暗めのものがほとんどです。
染料がたくさん入っているので、色の退色(色が薄くなること)はほぼ心配ありません。
問題なのは、髪が伸びると白黒はっきりわかれてしまうことです。
生え際(おでこ周辺)は自分でも確認できるため、伸びてくるとすぐに気になります・・・
根元の白髪が目立ちはじめるのが、だいたい1か月後です。
できることなら、そのタイミングで染めるのがベストというわけです。
他人に気づかれたくない場合は、この周期で定期的に染めることをおすすめします
1か月以上早い周期では染めない
私の父は、30代のころから2~3週間周期で染めていました。
理容師という職業柄、髪はいつでも染められたんです
頻繁に染めていたこともあって、お客様は誰一人白髪だということには気づきませんでした。
しかし、45歳のときに病気を患い長期入院。
無事退院して仕事復帰したときには、完璧な白髪になっていたんです。
久しぶりに父を見たお客様は、突然の白髪にかなりびっくりされていたのを今でも覚えています。
こまめに白髪染めをしていれば、染めていることすら気づかれないということをこのとき知りました。
じゃあ、白髪染めは頻繁にしたほうがいいんじゃないの?
この話を聞けばそう思いがちですが、それがまた違うんです
頻繁に毛染めをしてしまうと、頭皮や髪にかなりのダメージが蓄積します。
そればかりか、頭皮の炎症やかぶれといった重いアレルギー症状まで起きてしまう恐れがあるんです。
たまたま、父の場合はアレルギー症状がでなかっただけです。
頭皮と髪のことを考え、1か月以上早くは染めないようにしましょう。
見える場所だけ自分で染めるのはあり
「たった1か月でまた染めなきゃいけないの?」と不安に思った方も、なかにはいるはずです。
むしろ、頻繁に美容院にいけるほどお金に余裕のある人のほうが、少ないと思います
今までヘアカットのタイミングで染めてもらっていた人にとって、1か月周期はあまりに早すぎます。
そんなときは、生え際や分け目だけ自分で染めて、長持ちさせましょう。
目で見て確認できる場所だけ染めていれば、見た目はそれほど変わりません!
全体をきれいに染める必要はないので、はじめて染める人でもしっかり染められます
生え際や分け目だけ染めて、次の美容院の予約まで長持ちさせましょう☆
塗る範囲が狭ければ、カラー剤の量も気にせずしっかり塗れます。
たくさん塗ればよく染まるので、失敗が少ないメリットもあります。
2か月くらいたったら美容院でカットしてもらい、またきれいに染めてもらいましょう
おしゃれカラーの頻度について
おしゃれカラーは、大きく分けて2種類あります。
黒髪を直接染める方法
黒髪にヘアカラー剤を塗布して、色味をだす方法
自然な髪色になる
髪をブリーチしてから色を入れる方法
髪を脱色してから、好きな色を入れる方法
きれいな原色の髪色になる
おしゃれカラーの場合は、髪の染め方によって頻度が変わります
黒髪から染める場合
黒髪にカラーを入れる場合、一度で明るい髪色にすることはできません。
※ブリーチやライトナーをのぞく
ただ、カラーの頻度に関して言えば、明るくならないことが逆にメリットになります。
黒髪にカラーを入れると、色が退色しても茶髪程度におさまるからです。
つまり、色が落ちても、ある程度自然な感じのままなんです☆
あとから生えてくる黒髪と、それほど色の差は生まれません。
見栄え的にも、さほど気になることはありません
次の美容院の予約まで、比較的我慢しやすいというわけです。
黒髪からおしゃれ染めする場合、自分のカット周期と合わせて染めてOKです☆
明るくすればするだけ、伸びると黒髪との差がはっきりします。
カラーチャートを参考にしながら、美容師さんと希望の色を決めてください☆
「この薬剤を使うと、こんな感じの仕上がりになります」という見本
これ↓
ブリーチしてからカラーをのせる場合
きれいな色を出したい場合は、ブリーチしてからカラーを入れることが大半です。
髪の色素を抜いてから色をのせるので、きれいな色味(アッシュ、マット、ピンク、ベージュなど)を出すことができるからです。
難点は、色味が抜けたあと金髪になることです。
あとからのせた色は、2~3週間でほぼ抜けます
金髪が恥ずかしいという方は、色が抜けた段階でもう一度カラーをのせる必要があるというわけです。
そういった点を踏まえると、頻度でいえば一番こまめににカラーしなければいけません。
なるべく手をかけたくない方は、避けたほうがいい染め方です
リタッチの頻度について
ブリーチした髪をキレイな状態で維持したい場合、伸びてきた分だけまたブリーチで明るくする必要があります。
これを、「リタッチ」と言います。
俗にゆう「プリン状態」を防ぐことができます
「ベストなリタッチのタイミングは?」と聞かれると、なかなか答えづらいものがあります。
そもそも、ブリーチする方は必ずといっていいほど、色味をのせるからです。
先述した通り、色味というのは2~3週間程度たつと自然と抜けていくため、その都度のせ直さなければいけません。
美容院で施術してもらう場合、美容師の判断で色味をのせる前にリタッチも行うことがあるんです。
リタッチの判断は美容師次第になってしまうため、ベストなタイミングは答えづらいというわけです。
2か月以上たっている場合は、根元もだいぶ黒くなっています。
その場合は、必ずリタッチします
ヘアマニキュアの頻度について
「髪は痛めたくないけど、色は変えてみたい!」という人におすすめなのが、ヘアマニキュアです。
通常のヘアカラーは、キューティクルを開いて髪の中にカラー剤を浸透させ発色します。
髪の内部から水分が抜けやすくなるため、多少のきしみやごわつきがでてしまうんです
ヘアマニキュアは、髪の表面をコーティングするように色をかぶせるだけなので、一切髪が傷みません☆
髪をコーティングすることで、紫外線から守ってくれるメリットもあります。
デメリットを挙げるとすれば、明るい髪色にすることはできないということです。
黒髪に乗せるだけなので、どうしても明るい色がでにくいんです・・・
自然な明るさで艶のある髪にしたい場合におすすめする染め方です☆
ヘアマニキュアは、約1か月程度で落ちてしまうため、その都度塗りなおしてください。
(番外編)白髪を活かしてブリーチする
白髪が全体の8~9割程度を占めている方は、ブリーチして残りの黒髪を脱色するおしゃれ方法もあります。
全体がきれいな白髪に見え、見栄えが抜群に良くなります。
思いきって白くしてみたい方は、ぜひ試してみてください
2か月程度染める間隔があいても、見た目にそれほど変化はありません。
維持もしやすい、特別な染め方です。
ヘアカラーをしたら、必ず髪のケアはしてください☆
(番外編)ぼかしカラー
「白髪染めしたあと、生えてきた髪との境目がはっきりするのが嫌だ!」という方におすすめなのが、ぼかしカラーです。
白髪を黒に染めるのではなく「グレー」に染めるため、黒髪になじんだ髪色になります。
ただし、3週間程度で色が落ちて、もとの白髪に戻ります。
冠婚葬祭など、「一時の白髪隠し」におすすめです♪
〈まとめ〉頭皮や髪のことも考えヘアカラーを楽しもう
白髪染めは、1か月周期が基本的におすすめですが、セルフで生え際と分け目を染めれば長持ちさせることが可能です。
おしゃれカラーは、ブリーチを使用しなければ次のカットまでそのままでも見た目にそれほど違和感はありません。
自然な茶色になります
ブリーチを使用したおしゃれカラーの場合は、2~3週間程度で色味が抜けてしまいます。
金髪が嫌だという方は、早めにまたカラーをする必要があります。
色味のみ入れてもらうこともできます
このように、それぞれベストなタイミングが異なります。
あなたのヘアカラーに合わせて、最適な頻度で染めていきましょう!
というわけで、今回は「カラー・白髪染めのベストな頻度」について解説しました。
きれいな髪を維持するための、参考になれば幸いです☆
通常のカラー剤にアレルギー反応が出る方は、ヘナやマニキュアで染めることが可能です。
愛用しているカラー剤がある方で、持ち込みに関して知りたい方は下記をご覧ください。
>>美容院、理容室にヘアカラーの持ち込みはできる?プロから注意点とアドバイス!