- 有名人もSNSにあげてるけど、実際どうなの?
- ドテラの精油ってほかと違うの?
- 友達に勧められたけど、なんか怪しい・・・
- アロマ初心者だから、知識ゼロ!
- 安心してアロマを楽しみたい!
アロマテラピーについて調べていると、おすすめにドテラが出てくることがあります。
精油を探していると、やたらおすすめしているサイトもよく見かけます
かといって、良い情報ばかりではなく「ドテラは怪しい」「ドテラは危険」などといった、マイナスの情報もたくさんあります。
「本当のところ、ドテラってどうなの?」と、疑問に思っているあなたのために。
今回は、「ドテラの製品は怪しいものなのか」について解説します。
この記事を読めば、なぜネットで賛否両論分かれているのかをはっきり理解できます。
あなたのアロマテラピー生活が楽しくなるよう、ドテラについての知識も身につけておきましょう!
結論から先に言うと、ドテラの精油に怪しいものは含まれていません。
むしろ、高品質な精油を扱っていることはたしかです。
ただし、販売方法がほかとは違って少し特殊です。←(怪しい原因)
ドテラが特別視された要因
ドテラは、2008年にアメリカで創設された比較的新しい会社です。
ドテラの知名度を大きくあげた要因として考えられるのが、アメリカでのFDA(食品医薬品局)の審査をクリアしたことです。
FDA(食品医薬品局)とは、食品、医薬品、化粧品、医療機器などの安全性や有効性を確保することを目的とした機関です。
日本の厚生労働省みたいなものです
ドテラの精油は、FDA(食品医薬品局)に認可されたことで内服が可能と判断されたんです。
つまり、経口摂取することのできる優良な精油を製造しているメーカーと世間に認識され、その名が一気に広まったというわけです。
現在、アメリカのFDA(食品医薬品局)に認可されている精油メーカーはほかにはありません。
このような経緯があって、ドテラは特別視されはじめました。
ドテラの精油は高品質 まったく怪しくはない
ドテラの精油は、専属の生産者が育てた植物のみを厳選して製造されています。
40か国以上の農家と契約しているため、さまざまな精油を取り扱っています。
独自の厳しい基準をクリアした植物のみで作られた精油は、たしかに高品質です。
「すっごく怪しい精油を作ってるんじゃないの・・・?」と疑問に思っていた方は、そこは誤解しないでください
ドテラは、他にもサプリメントやスキンケア商品など、独自に開発したものを取り扱っています。
他のメーカーとは一味違ったアロマテラピーを楽しめるのも、ドテラの魅力だと言えます。
ドテラが怪しいと噂されるのはマルチ商法があるから
「ドテラは怪しい・・・」と言われるのは、マルチ商法があるからです。
決して、製品が怪しいわけではありません
ドテラには、会員登録方法が2種類あります。
- ドテラと専属の事業主契約(個人でも可)
- 商品を購入するだけの会員登録
この仕組みが、怪しさを増しているというわけです
1. ドテラと専属の事業主契約(個人でも可)
ドテラは、個人でも専属の事業主契約※ができます。
事業主契約は、簡単に言えば「ドテラの会社員」になるみたいな感じです
ドテラの商品を誰かに紹介してまわり、その人が会員登録してくれた段階で、報酬をもらうことができます。
つまり、お金を稼ぐことができるというわけです。
もちろん、自分で商品を購入することもできます
2. 商品を購入するだけの会員登録
他のメーカーと同じく、ただの会員登録です。
会員になることで、割安で商品を購入できます
実はこの2つ、初回登録料と会員更新料(年1回)がまったく一緒なんです。
- 初回登録料 3,500円(税込)
- 会員更新料 2,000円(税込)
それも、商品の割引料もまったく一緒。
どう考えても「報酬がもらえる事業主契約をするほうがお得」と誰もが考えるというわけです。
「アロマが好きな人に紹介するだけでお金がもらえるなら、やってみようかな!」と専属契約した人は勧誘をはじめます。
「私の紹介がないとあなたも事業主契約できないから、今入ったほうがいいよ!」なんて、ゴリ押しで勧誘しはじめるんです
これが、マルチ商法のはじまりです。
「やたらドテラを紹介される・・・」と迷惑に思った人が、「ドテラは怪しい」という情報を広げる結果につながったというわけです。
精油を飲んだり原液を肌につけることはおすすめしない
ドテラをSNSで紹介している人の中に、精油を食べ物にかけたり、原液のまま肌に塗ったりしている人がいます。
「ドテラだと、こんな使い方もできるんだよー!」みたいに、アピールしているんです
たしかに、ドテラは節度を守ればそういった使い方もできると謳っています。
ですが、日本のアロマに対する観点からいうと、この2つの行為は危険と判断されているんです。
ドテラのはじまりはアメリカであり、日本の捉え方と違いがあってもおかしくはありません。
もし、そういった使い方をするのであれば、何があってもすべて自己責任になるということを覚えておきましょう。
私個人としては、精油を飲んだり原液を肌につけることはおすすめしません。
ドテラはアロマを純粋に楽しめなくなる可能性がある
ドテラには、先ほど解説した通り2パターンの登録方法があります。
- ドテラと専属の事業主契約(個人でも可)
- 商品を購入するだけの会員登録
ドテラと専属の事業主契約をした場合、アロマを純粋に楽しめなくなる可能性があるんです。
毎月1万円以上の購入が必須になるため、ポイントをためる作業として商品を購入するようになるというわけです。
「まだ精油が余ってるけど、今月も何か買わなきゃ・・・」といったように、欲しくもない商品を購入し続けなければいけないんです
「誰かに会員になってもらわないと、報酬がもらえない!」という気持ちも生まれてきます。
とにかく手当たり次第に勧誘していくうちに、アロマを楽しむのではなく、勧誘がメインになってしまうこともあるんです。
友達にも煙たがられる存在になる可能性もあるので、注意が必要です
マルチ商法ありきのドテラ 普通購入だけだと高くつく
ドテラは、普通購入するだけだと、高くつく可能性があります。
精油に関していえば、1本あたりの量が5mlまたは15mlと、だいたい決まっています。
「ほんの少しだけ楽しみたいから、3mlくらいがちょうどいいな」と思っても、サイズがないんです
>>ドテラ公式サイト
一般家庭で楽しむ場合、15mlを1か月で使い切ることはかなり難しいことです。
「このサイズしかないから、仕方ないか・・・」と、結局大き目のサイズを購入するというわけです。
そうすれば、必然的に値段も高くなります。
その場そのときに合った商品を選ぶことができない結果、思ったよりも高い買い物になってしまうことがあるんです。
この高い買い物を続けるために、ドテラにはマルチ商法があるというわけです
誰かに紹介して報酬をもらうことで、継続して高い買いものができるという巧妙な仕組みになっています。
アロマだけ楽しむなら他のメーカーを探すのもあり
「アロマをみんなに紹介しながら、お金を稼ぎたいんだ!」という強い信念がないのであれば、他のメーカーを探すのもありです。
アロマを楽しむだけなら、安くてもっとたくさんの精油や基材を揃えているメーカーがあるので
「どうしてもドテラの精油じゃないとダメなんだ!」というこだわりがあるなら、それはそれでまったく問題はありません。
私のように、フェイシャルトリートメントにはここの精油、ディフューザーに入れるのはここの精油、という風に使い分けている人もいます。
使い分けることで、コスト削減ができます☆
単純にアロマを楽しむのであれば、私のようにメーカーを使い分ける方法もあるということを覚えておいてください。
〈まとめ〉強引な勧誘は控えて純粋にアロマを楽しむべき
ドテラの精油は、専属の生産者が育てた植物のみを使用して作られています。
厳しい基準をクリアした植物のみ扱っているため、精油自体は高品質です。
「ドテラは怪しい・・・」と言われるのは、製品の品質が問題ではなく、マルチ商法があるからです。
ドテラを誰かに紹介して、その人が会員登録してくれた段階で、報酬をもらうことができる仕組みがあるんです
「お金を稼ぎたい!」という人が、自分のまわりの人へ手当たり次第に勧誘してしまいます。
そうすることで、みんなが「なんか、ドテラって怪しいんだけど・・・」という気持ちになるというわけです。
勧誘が度を過ぎてしまうことで、ドテラへの悪いイメージがついてしまったのかもしれません。
アロマを単純に楽しみたい方は、他の精油メーカーを探してみるのも一つの方法です☆
私のように、用途によって精油メーカーを変えれば、経費を削減することもできるはずです
というわけで、今回は「ドテラの製品は怪しいものなのか」について解説しました。
アロマの知識として、参考になれば幸いです☆