「しっかり寝てるのに、朝起きると体がだるい・・・」と感じていませんか?
それは、寝ている間も体に力が入っている証拠です。

寝てるのに、どうして力がはいるんだろう?

歯を食いしばっていることが原因かもしれません
試しに、今歯を食いしばってみてください。
歯を食いしばると、首や上半身に力が入ります。
その状態が、寝ている間もずっと続いているんです。

力を使っているため、朝起きると体がだるいというわけです
食いしばりは、自分ではなかなか気づくことができません。
人に指摘されてはじめて意識するため、見つけることが難しい症状なんです。
すでに「食いしばり」や「歯ぎしり」に気づいているなら、早急に対処してください。
食いしばる原因を突き止め、適切な対処をすれば体の調子は戻ってきます☆
「食いしばりや歯ぎしりはどうして起こるのか?」
今回は「歯の食いしばりと歯ぎしりの原因とその対策」について解説します。
この記事を読んで、だるい朝を解消しましょう!

私の経験も交えつつ解説するので、ぜひ参考にしてください
食いしばり・歯ぎしりによる症状とトラブル

食いしばりや歯ぎしりを放置していると、様々な症状やトラブルに見舞われます。
下記のような症状がある場合は、食いしばりと歯ぎしりが原因かもしれません。

対策方法は、後半の「原因と対策」で詳しく解説します
- 顎関節症
- 歯茎の変形
- 体の不調
- 歯への悪影響
顎関節症
食いしばりや歯ぎしりが原因で、顎関節症を引き起こすことがあります。
大きい口を開けられなくなったり、あごに痛みがでます。
ここまでいくとかなり重い症状ですが、一番多い症状は「口を開けるとカクッと音がする」ことです。

口を開閉するたび、カクカクしたり音が鳴るのも顎関節症なんです
私も、歯の食いしばりが原因であごがカクカクするようになりました・・・。
痛みはないですが、カクカク鳴ります。

人によっては、音がストレスになる場合もあります
重症化する前に、気づいたら早めの処置が大切です。
歯茎の変形
あまりに歯の食いしばりが強いと、歯茎の変形がみられるようになります。
下の前歯うらの歯茎がボコボコ膨れ上がったり、舌に触れるようになります。

口の中に違和感が現れるので、注意が必要です
舌をあげて、裏側の歯茎がデコボコ膨れ上がっていないか確認してみましょう。

これは、私の知人に見られた症状です
医師にみせたら、食いしばりが原因とのことでした
※承諾を得られたら、近いうちに写真を掲載します。
体の不調
力を入れ続けているので、体のだるさや肩こり首のこりなどの症状が現れます。

歯の食いしばりや歯ぎしりを改善しないと、一生続く症状です
悪化すると、頭痛まで引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
歯への悪影響
「歯は、硬いから削れることはない」と思うかもしれません。
歯は削れます。というより、欠けたりすり減ります。

それだけ、食いしばりや歯ぎしりは大きな力がかかっているというわけです
私は、虫歯を治療した際の詰め物がかけたり、浮いてきたりしてきたことがありました。
「最近、冷たいものや熱いものを飲むとツーんとする」というときは、詰め物に異常が出ている可能性があります。
詰め物に隙間ができると、また虫歯になったり、最悪神経まで抜かなければいけないほど悪化してしまいます。

そうなる前に、食いしばりや歯ぎしりを改善する必要があるんです
以上が代表的な症状ですが、ほかにも様々な体調不良が起こる可能性があります。
「ストレス」が原因の場合
私の場合、20代前半から食いしばりや歯ぎしりの症状が現れました。
原因として考えられるのが「仕事によるストレス」です。
心身へのストレスが蓄積して、それを解消するため体が無意識に反応して食いしばりや歯ぎしりがはじまりました。
社会に出れば、誰しもストレスは抱えるものです。
ストレスを発散するすべがないと、食いしばりや歯ぎしりが現れてしまうというわけです。
対策法
ストレスをためないために、趣味などで心身をリフレッシュすることが大切になります。

自律神経を整えるために、「アロマ」を使うことも効果的です
良質な睡眠をとることは、食いしばりと歯ぎしりの防止にとても大切です。
アロマを嗅ぐことで、深い睡眠に入ることができます。
科学的にも「歯ぎしりに対するアロマの効果」は実証されているので、試す価値はあります!
歯科医に相談すると、睡眠時に歯へはめる「ナイトガード」を作ってくれます。

ナイトガードは、食いしばりや歯ぎしりから歯を守る、クッションの役割を果たします。

つけて寝ると、朝起きたときも体が楽になります
直接歯がこすれあわないので、歯が削れる心配もなくなります!
※ナイトガードについての詳細は、最後にまとめて解説します。
「歯のかみ合わせの不具合」が原因の場合
かみ合わせが悪く歯に違和感があると、体が食いしばりや歯ぎしりをして調節しようとします。

とくに、歯並びの悪い方は要注意です
虫歯治療をした際にも、細心の注意が必要になります。
詰め物を入れたあと、「どうですか?高くないですか?」と聞かれるはずです。
「まあ、いいか」と適当に返答してしまうと、詰め物が合わずに食いしばりや歯ぎしりを起こしてしまう可能性があります。

違和感のない高さにきちんと合わせることが、本当に大切なんです
対策法
もともと歯並びが悪い方は、早いうちに矯正をおすすめします。

そのまま放置していると、いつまでたっても食いしばりや歯ぎしりが治らない可能性があるので
虫歯治療をした際は、詰め物が高くないか何度もかみ合わせを確認しましょう。
違和感がある場合は恥ずかしがらず、「少し高い気がします」ときちんと伝えることが大切です。

納得する高まで調節してもらってください
違和感を感じた場合は、速やかに医師に相談して削りなおしてもらいましょう。

高さ調整はいつでもしてもらえるので
虫歯にならないよう、きれいに歯磨きすることがなによりです!
「日常からの癖」が原因の場合
食いしばりは、意図せず自然としているものです。
それは、起きているときも例外ではありません。

何かに集中しているときは、自然と食いしばっている可能性があります
仕事に集中しているとき、勉強に集中しているときは、自然と食いしばっているかもしれません。
突然ですが、今からテストをします。
Q. 口を一度軽く開け、そこからゆっくり閉じてください。

しっかり唇を合わせましょう
口を閉じた状態で、上下の歯が当たっている人いませんか?
上下の歯が当たっている人は、日常的に食いしばりをしている可能性があります。
口を自然と閉じた状態では、歯が当たらないのが正常です。

歯があたっているということは、日常から癖で食いしばっている証拠なんです
対策法
睡眠中ではなく、起きているときの食いしばりなので、意識すれば改善することができます☆
改善方法は簡単です。
口を閉じた状態で、上の歯と下の歯の隙間を開けるように意識するだけです。

舌先が隙間に入るくらいが自然なので、その感覚を覚えましょう!
日常から意識していれば、あごの無駄な力が抜けていきます。
次第に、起きているときの無意識な食いしばりを改善することができるようになります。
「アルコールによる睡眠の浅さ」が原因の場合
お酒を飲む人は、睡眠の浅さが原因になりがちです。
食いしばりや歯ぎしりは、眠りの浅いときにすることがほとんどだからです。

仕事のストレス解消にお酒を飲む方は、とくに注意が必要です
対策法
一番はアルコールを飲まないことですが、それができたら苦労はいりません(苦笑)
意識することは、眠る直前まで深酒しないことです。
お酒を飲んで眠りにつくまで時間に余裕があれば、体内でアルコール分解が行われます。
利尿作用による排尿も次第に収まるため、睡眠に支障をきたすことが減ります。
一日に飲むアルコールの量を節制する努力も必要です。

もちろん、寝酒はもってのほかです
ナイトガードについて
ナイトガードは、医師に相談すれば誰でも作ってもらえます。
※ナイトガードを扱っていない歯科医院もあるので、一度かかりつけの歯科医に相談してみましょう。

私の場合、いつも同じ歯科医師にナイトガードを作ってもらっています
工程を簡単に説明すると、はじめに石こうのようなもので歯型をとります。
その歯型に合わせてナイトガードを作ってもらい、後日取りに行く流れになります。
料金に関しては、差があるかもしれません。
私の場合は、ナイトガード1つ作ると5,000円程度かかります。

大学病院で作ってもらったときは、いくつも頂いたことがありました
個人医院の場合は、1つだけになります。
ソフトとハードの2種類から選べる
ナイトガードの素材は、ソフトとハードの2種類あります。

それぞれの特徴をわかりやすく解説します
ソフトナイトガード

マウスピースに近く、噛んだときにクッション性があります。
あごも疲れにくく、歯が削れる心配もありません。
厚みがあるため、はじめの頃は眠る際に違和感を感じるかもしれません。
ただ、慣れてくるのでだいじょうぶです☆

私が使っているのは、長年このタイプです
注意しなければいけないことは、作る医師によってナイトガードの厚さが変わるかもしれないということです。


厚さが少し違うだけで、口の中に入れた際の違和感がまるで変ってきます
なるべく違和感をなくすためにも、毎回同じ場所で作ることをおすすめします。
デメリットを挙げるとすれば、ソフトは歯ぎしりによって穴が開いてしまうことです。
ナイトガードをつけたからといって、食いしばりや歯ぎしりが治るわけではありません。

寝ている間は、食いしばっています
そのため、どうしてもナイトガードが削れてしまうんです。
歯ぎしりをする人は、毎回同じ場所を擦り合わせるため、一部分だけ徐々に削れて行きます。

最終的に、穴が開いてしまうんです
私は、穴があくたびに新しく作り変えてもらっています。
※期間は曖昧ですが、その都度5,000円はかかります。
そんな頻繁に穴が開くわけではないので、そこは安心してください。
ハードナイトガード

違いがわかりにくいかもしれませんが、素材が硬く薄い形状が特徴です。
歯茎に当たると痛いため、ソフトタイプよりも浅く作られています。
ソフトよりも薄いため、はめた時の違和感を軽減できます。
デメリットを挙げるとすれば、クッション性が低いため、あごの疲れが残りやすいことです。

嚙むとカチカチ音がなるため、気になる方もいるかもしれません
お手入れの仕方
ナイトガードは、毎日眠るときにつけるものです。
朝起きた際には、きれいに洗っておく必要があります。
水で流すだけでは雑菌をきれいに取り除くことができないので、入れ歯洗浄剤を使うこともおすすめです。

ポリデントみたいなものでOKです
浸けておく入れ物は、ナイトガードがすっぽり入れば何でも構いません。
常に清潔に保つことだけは、心がけましょう!
〈まとめ〉対策次第で体の調子も上向きになる
食いしばりや歯ぎしりは、体のあらゆるところに不調をきたす恐れがあります。
自分で気づくことは難しいので、指摘されて気づいた際には早急な対処を心がけましょう。

食いしばりや歯ぎしりが改善されれば、体も軽くなるので☆
というわけで、今回は「歯の食いしばり、歯ぎしりの原因4選とその対策法」について解説しました。
「最近、朝起きてもだるい」という方は、参考にしてください。
ソフトとハード、どちらがいいということはありません。
あなたがストレスなく使えると思ったほうを、作ってもらいましょう☆