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- 理容室は絶対サインポールをつけなきゃだめ?
- おしゃれな店にしたいからつけたくない
- 女性も入りやすいお店にしたい
- サインポールを設置するメリットってあるの?
- 開業費用をできるだけ抑えたい
理容師として自分のお店をもつことは、「最大の夢」でもあります。
「これからは自分の力で生きていこう!」と希望に満ちあふれていることでしょう☆
「どうせなら、思い通りの店作りをしたい」と考える気持ちもよくわかります。
「理容師が開業する場合、やっぱりサインポールは設置しなきゃだめ?」と、ふと疑問に思ったあなたのために。
今回は「理容室のサインポール設置義務と効果的な活用方法」について解説します。
この記事を読めば、あなたの思い描いた通りの店作りと最適な集客方法を理解することができます。
お店が成功するためにも、ぜひ参考にしてください☆
サインポール設置の義務と規則について
理容室を開業・経営する場合、サインポールの設置義務について解説します。
サインポールの設置に関して、必ず設置しなければいけないという義務はありません。
理容師法や組合で定められている規則もないため、設置は各店舗の自由になります。
これは、全国理容生活衛生同業組合連合会 (*1) にもしっかり確認しています
(*1)・・・47都道府県の理容組合を会員としている、業界唯一の全国団体
返信内容
サインポールの設置について、お問い合わせありがとうございます。
サインポールに設置義務はございません。
各店舗の自由となりますので、よろしくお願いいたします。
全国理容生活衛生同業組合連合会
サインポールがないからといって、罰則を受けることはないので安心してください☆
あなたのイメージしたお店に合わせて、設置するか自由に検討しましょう!
サインポールを設置する際の注意点
サインポールのデザインや設置場所について、法律的な規制があるのか知りたい方へ。
サインポールを設置する際の注意点について解説します。
注意するポイント
① できる限り敷地内に設置する
② 耐久性をしっかり考える
③ 視界の妨げにならないようにする
④ 周囲の景観を損なわないようにする
できるかぎり敷地内に設置する
サインポールは、できるかぎり自分の敷地内に設置しましょう。
公道にはみ出したり、確実に歩行者の妨げとなるような場所に勝手に設置することはできません。
どうしても公道に設置したい場合は、道路交通法や道路法に違反しないように手続きする必要があります。
各自治体や行政に申請して、許可をもらわなければいけません
めんどうな手続きが必要になるため、できるだけ自分の敷地内にサインポールを設置するよう心がけてください。
耐久性をしっかり考える
サインポールを設置する場合は、耐久性をしっかり考える必要があります。
簡単に動いてしまう状態では、強風や地震などによって倒れてしまうおそれがあるからです。
人的被害・物的被害を避けるためにも、業者へ依頼して正しく設置しましょう。
サインポールを扱っているディーラーさんに頼めば、OKです
視界の妨げにならないようにする
大きなサインポールを設置して、歩行者や運転者の視界の妨げにならないよう注意する必要があります。
交差点の角に置いたり、周りの状況を確認しづらくなるような場所に置くことはやめましょう。
事故の原因になれば、責任が降りかかるおそれもあります
周囲の景観を損なわないようにする
周囲の景観に合わせて、設置するサインポールを検討する必要があります。
歴史や風情のある土地に出店する場合は、イメージを崩さないよう心がけなければいけません
お店をアピールしたいからと、あまりに派手に設置してしまうと、自治体などから苦情が入ることがあります。
最悪、撤去しなければいけなくなるかもしれないので、理解しておきましょう。
修理やメンテナンスがいつかは必要になる
外に設置するサインポールは、雨風に負けない丈夫な作りになっています。
だからといって、一度設置すれば一生持つものではありません。
修理やメンテナンスが、いつかは必要になります
太陽光に当たり続ければ、サインポールも色あせます。
ライトの交換や、基盤の交換も必要になるんです。
サインポールは、修理やメンテナンスのことも考え、あなたにぴったりのものを選ぶようにしましょう!
サインポールを設置するメリット
サインポールを設置することで、理容室にどのような効果をもたらすのか知りたい方へ。
サインポールを設置することによるメリットについて解説します。
設置するメリット
① 店舗の存在をアピールできる
② お店が営業しているのかはっきりとわかる
③ お客様のターゲット層を絞りやすくなる
④ 親しみやすいお店の印象を与えることができる
店舗の存在をアピールできる
サインポールが置いてあれば、誰もが理容室だと認識できます。
車で通りがかるだけでも、店舗の存在を知ってもらえます!
表通りから見えにくい場所にお店があっても、サインポールでアピールすることができます☆
お店が営業しているのかはっきりとわかる
サインポールが回っているかによって、お店が営業しているのかすぐに判断してもらえます。
営業前、営業後にお客様が間違って来店することを防げます
夜になれば、サインポールの明かりだけで遠くから営業しているか判断できます。
お客様にとっても、ありがたい仕組みです☆
お客様のターゲット層を絞りやすくなる
サインポールがあれば、理容室だとすぐに判断することができます。
男性のヘアカットをメインにやっていきたい場合は、サインポールを出すだけでターゲット層を絞れます。
理容室を利用する割合は、圧倒的に男性のほうが多いので
お顔そりをやってほしい女性客にとっても、容易にお店探しができるようになります。
親しみやすいお店の印象を与えることができる
サインポールが回っているだけで、親しみやすいお店の印象を与えることができます。
敷居が高いと思われがちな美容院に比べ、誰もが来店しやすくなります
お店の少ない街に出店すれば、サインポールの明かりで街の活性化に貢献することもできます。
このように、サインポールを設置するこで、メリットとなることはたくさんあります☆
〈まとめ〉経営方針に合わせて設置の有無を考えよう
理容室におけるサインポールの設置義務はありません。
理容師法などによる規則もないため、罰則を受ける心配もありません
あなたのお店のイメージに合わせて、設置の有無を検討しましょう!
設置した場合には、下記のようなメリットがあります。
設置するメリット
① 店舗の存在をアピールできる
② お店が営業しているかはっきりとわかる
③ お客様のターゲット層を絞りやすくなる
④ 親しみやすいお店の印象を与えることができる
理容室の良さを全面的にアピールしたい場合は、設置する価値のある設備になります。
これから理容室の開業を考えている方は、この記事を参考にサインポールの設置を検討してください☆
というわけで、今回は「理容室のサインポール設置義務と効果的な活用方法」について解説しました。
当ブログでは、理美容師が感じるさまざまな疑問や悩みにお答えしています。
時間があれば、ほかの記事も読んでみてください☆
開業費用を抑えようと低価格のサインポールを設置するよりも、はじめからしっかりしたものを選ぶ方法もあります。
LEDライトであれば、明るいうえに長持ちします。
電気代の節約にもなるので、長い目で見ればお得になります。