精油を使ったトイレタリーの作り方（シャンプー・トリートメント）

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好きな香りのシャンプーは、使っているだけで心がやすらぎます。

「シャンプーやトリートメントに、好きな精油を入れたいな」と思っている人もいるのではないでしょうか。

ただ、原液が肌につくと危険といわれているので、不安になる気持ちもよくわかります。

そこで今回は、「アロマを使った正しいトイレタリーの作り方」について解説します☆

この記事を読めば、アロマシャンプーやトリートメントを、安全かつ簡単に手作りすることができます☆

用意するシャンプーは無添加がベスト

「用意するシャンプーはなんでもOK」と言いたいところですが、できたら無香料または香りのほとんどしないシャンプーを用意してください。

香りがはじめからついているシャンプーだと、精油の香りが消されてしまいます。

できる限り精油の芳香成分（香り）を活かしたいので、なるべく無香料のシャンプーがいいというわけです。

私がおすすめするのは、無添加シャンプーです。

より良いシャンプーを作りたい方は、無添加シャンプーを使ってください☆

参考商品↓

おすすめ精油【5選】

シャンプーの用意ができたら、今度は精油を選びましょう！

精油には、それぞれ違った効用があります。

香りも大切ですが、髪と頭皮のことを考えた精油選びにもチャレンジしてください！

　ラベンダー　

ラベンダーは、フローラル系の優しい香りです。

　ゼラニウム　

ゼラニウムは、ラベンダー同様フローラル系に分類される精油です。

ゼラニウムの成分には、シトロネロールが含まれています。

シトロネロールは虫が嫌う成分としても有名で、アロマの虫よけスプレーを作ることができます。

　ティートリー　

ティートリーは、樹木系に分類されます。

針のように細い葉から抽出される精油は、森林の壮大な香りを彷彿とさせてくれます。

　ベルガモット　

ベルガモットは、柑橘系に分類されます。

香りはレモンやグレープフルーツのように、さわやかな香りです。

落ち込んだ気持ちを、リフレッシュしてくれます♪

アールグレイティーの香りつけに使用されている有名な精油です。

　注意点　

ベルガモットは、精油の中でも高い光毒性があります。

光毒性とは、紫外線を浴びると過度の日焼け（要はやけど）を引き起こす性質のことです。

シミの原因になったり、赤み・腫れといった症状を引き起こします。

皮膚に塗った状態での外出は、控えるようにしましょう。

参考までに、ベルガモットの光毒性がどのくらい持続するのか解説します。

希釈濃度	持続時間
0.5％	光毒反応なし
1％	8時間後なら安全
2.5％	10時間後なら安全

これは、あくまでも肌に塗った状態で日光に浴びた場合です。

シャンプーに使用する際は必ず流すので、光毒性を心配する必要はありません♪

　イランイラン　

イランイランは、オリエンタル系に分類される精油です。

熱帯気候で育つイランイランは、別名「花の中の花」と呼ばれています。

香りも強く、エキゾチックな印象を与える精油です。

＼好みの香りを探そう！／

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このほかにも、髪や頭皮にいいとされている精油はたくさんあります。

アロマシャンプーの簡単な作り方

無香料のシャンプーと精油が揃ったところで、いよいよアロマシャンプーを作ってみましょう！

といっても、むやみに精油とシャンプーを混ぜてはいけません。

精油を体に使用する場合は、濃度を1％まで希釈（薄める）する必要があります。

精油濃度1％のシャンプーの作り方

今回は、希釈濃度1％のアロマシャンプーを50ml作る工程を解説します。

精油が入っている瓶は、「ドロッパー瓶」と言います。

どのメーカーも、一滴が0.05mlになるよう調整されています。

ベルガモットの光毒性が気になる方は、希釈濃度を0.05％にすればOKです。

つまり、5滴入れればいいというわけです。

リンスやコンディショナーを作る際も、希釈濃度は一緒です。

精油が余った場合は、下記を参考にいろいろな方法でアロマを楽しんでください。

アロマシャンプーの注意点

アロマシャンプーを作る場合、いくつかの注意点があります。

異常を感じたらすぐ使うのをやめる

精油が心身にもたらす影響は、大いにあります。

50mlのシャンプーを作るために0.5mlの精油を入れるだけでも、じゅうぶん効用はあります。

万が一、体調不良、かゆみ、湿疹・炎症の症状が現れた場合は、すぐ使うのをやめましょう。

容器について

精油は、プラスチックの容器を劣化させることがあります。

できることなら、ガラス製の容器を選びましょう。

ただし、今回解説したシャンプー50ml程度であれば、短期間で使い切れます☆

容器は100均のものでもOKなので、作ったら早めに使い切ることを心がけてください。

決して、作り置きはしないことです。

保存期間

精油は、日光に当たったり高温多湿のところに置いておくと、成分が変化します。

冷暗所に保管しておくことで、成分の劣化を防げます。

それでも、長くても1か月程度を目安に使い切ってください。

自己責任

自分で作ったものは、自己責任のうえ使用してください。

使用期間の目安として、作成日をラベルに記入して貼っておくこともおすすめです☆

植物油（キャリアオイル）を入れればなおOK！

キャリアオイルは、精油を体内に「運ぶ」＝「キャリア」の役割からこの名前が付きました。

このキャリアオイル（植物油）も、ヘアケアに最適です☆

種類はたくさんあり、効用も違います。

理想の仕上がりを目指すために、キャリアオイルの違いも知っておいてください。

■　スイートアーモンド油

■　ホホバ油（おすすめ）

■　ツバキ油

〈まとめ〉シャンプーに精油を混ぜれば心身をケアできる

アロマテラピーは、心身の健康を維持するために行うものです。

あなたに合った精油をみつけ、自作のトイレタリーを作ってみてはいかがでしょうか♪