鼻毛ワックスに潜むデメリットとは？正しい使い方でリスクを減らす！理美容師解説

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鼻毛が出ていると、いくら男前でも幻滅します。

「身だしなみは大事！」と、鼻毛処理に気配りしている男性は多いはずです。

かといって、常に鼻毛を整えることは意外と疲れるものです。

「いっそうのこと、ブラジリアンワックスで引っこ抜こうかな」と考える気持ちもよくわかります。

「鼻毛ワックスって、なにかデメリットがあるの？」と気になっているあなたのために。

今回は、「鼻毛ワックスの隠れたリスクと注意点」について解説します。

この記事を読めば、鼻毛ワックスで処理する際の心構えとリスクを減らす正しい使い方を覚えることができます。

脱毛ブームに乗り鼻毛ワックスが普及

いつの間にか”毛”が嫌われる世の中になり、近年男性向けの脱毛市場が注目を集めています。

鼻毛が出ていると見た目を悪くし、清潔感を損なう可能性があります。

面倒な手間を省いてくれるのが、ブラジリアンワックスによる鼻毛の脱毛です。

簡単に鼻毛の処理ができるとあって、一躍ブームとなりました。

脱毛ワックスを使って鼻毛を処理するメリットは、次に挙げる通りです。

日本に登場した当初は、美容系サロンで施術してもらうことができました。

鼻毛ワックスが徐々に認知されはじめたところで、満を持して一般向けに発売された商品がゴッソになります。

ゴッソは、レンジで溶かしたワックスをスティックに巻きつけ、鼻へ入れるだけの簡単作業。

手軽さとお手頃価格で、ゴッソは一般向け商品として一躍有名になりました。

同時に、鼻毛脱毛の人気が一気に加速したというわけです。

鼻毛ワックスの危険性〈デメリット〉

鼻毛ワックスが世間に普及したことで、誰もが簡単に鼻毛脱毛できるようになりました。

手軽な脱毛方法として人気がでた一方で、多くの方がその潜在的な危険性について知らないまま行っていることもまた事実です。

鼻毛ワックスを使う前に、どういったデメリットがあるのかをしっかり理解する必要があります。

以下から、鼻毛ワックスの危険性について詳しく解説します。

デメリット1　とにかく痛い

ブラジリアンワックスの仕組みは、粘着性のワックスを肌に塗り、一気に毛を引っ張ることで脱毛する方法です。

粘膜質の鼻の中は、とてもデリケートです。

健康な毛をまとめて引っこ抜くため、相応の痛みが伴います。

痛いからと加減して引っ張ると、うまく脱毛することができません。

覚悟をもってやらなければいけない作業なことはたしかです。

デメリット2　鼻水が垂れてくるようになる

鼻毛をきれいに脱毛すると、ちょっとした刺激でも鼻水が垂れてくるようになります。

山に雨が降った際、土石流が起きないのは生い茂った木々のおかげです。

斜面にしっかり根付いている木々が、雨を分散してやさしく流してくれるんです。

鼻毛にも同じような役割があります。

鼻水が垂れてくるのを、鼻毛がストップしてくれているというわけです。

鼻毛ワックスで脱毛した場合、鼻水は簡単に垂れてくるようになります。

デメリット3　粘膜の機能を損なうおそれ

鼻毛ワックスで脱毛すると、皮膚表面に摩擦が生じて、炎症や赤みが起こることがあります。

炎症が進行すると鼻がかゆくなり、掻くことで更なる損傷を引き起こす可能性があります。

粘膜がダメージを受けると、鼻の中の保湿機能が失われます。

乾燥するようになり、ムズムズして鼻をかみたくなります。

乾燥した状態で何度も鼻をかみ続けると、ピリピリとした痛みを伴うようにもなります。

デメリット4　感染症にかかりやすい

鼻の粘膜がダメージを受け乾燥すると、バリア機能が著しく低下します。

微小な傷から細菌が侵入して、炎症や化膿の症状が現れることもあります。

放っておくと、微熱や頭痛がでて体調に悪影響を与えてしまいます。

デメリット5　花粉症のリスクが上がる

バリア機能が失われた鼻は、花粉を吸いこみやすくなります。

今まで花粉症とは無縁だった方も、突然花粉症の症状が現れることがあります。

〈鼻毛ワックス〉リスクを減らす正しい使い方

先述した通り、鼻毛ワックスには多少なりともデメリットがあります。

リスクを減らしつつ、きれいに鼻毛を処理するためにも「鼻毛ワックスの正しい使い方」を覚えておきましょう。

✓　事前に鼻の中に保湿オイルを塗っておく

鼻毛脱毛する場合は、粘膜の損傷に気をつけなければいけません。

鼻の中に保湿オイル※を事前に塗っておくことで、スムーズに抜き取ることができます。

✓　鼻の入り口付近を脱毛するイメージ

鼻毛脱毛というと、鼻毛全部を抜ききってしまうイメージがあります。

ですが、それでは鼻毛の役割を損なってしまうだけです。

鼻毛を脱毛する場合は、鼻の入り口付近のみ脱毛しましょう。

飛び出てくる鼻毛は、入り口付近の鼻毛です。

奥にある鼻毛が表にでてくることはないので、邪魔者にはなりません。

入り口から1cm程度までの鼻毛を脱毛するだけで、じゅうぶんきれいに見えます☆

粘膜のダメージを考え、なるべく脱毛する範囲は狭めましょう。

✓　余計な部分のワックスはできるだけはがしておく

鼻にワックスを入れると、必ず小鼻につきます。

鼻の入り口をきれいに拭き取っておけば、抜き取る際もスムーズに引っ張れます。

✓　長時間放置しない

鼻毛ワックスは、鼻に入れてからある程度固まるまで放置します。

放置時間は、それぞれの製品によって決められています。

長時間放置してしまうと、皮膚にしっかりはりつくおそれがあります。

肌を守るためにも、放置時間はしっかり守るようにしましょう。

✓　頻繁に脱毛しない

鼻毛を頻繁に脱毛していると、粘膜の修復が間に合いません。

鼻毛を脱毛すると、表面に毛がでてくるまでにゆとりがあります。

1か月程度では、鼻毛が飛び出てくることはありません。

「少し伸びてきたから脱毛しよう」とは思わず、「そろそろ鼻から飛び出そうかな」くらいの期間をあけて脱毛しましょう。

✓　マスクを使用して数日保護する

鼻毛を抜くと、乾燥や感染症に弱くなります。

少しでも湿度を保つために、数日間はマスクをして保護しましょう。

はじめての鼻毛脱毛に GOSSO〈ゴッソ〉がおすすめな理由

はじめての鼻毛脱毛は、誰でも少しは怖いものです。

安心して確実に脱毛したい方には、ゴッソをおすすめします。

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どれを購入しようか迷っていた方は、ゴッソを選べばまず安心です。

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ワックスで脱毛しても鼻毛はまた生えてくる

鼻毛をワックスで脱毛したからといって、生えてこなくなることはありません。

毛球が残っている限り、必ず毛はまた生えてきます。

鼻毛ワックスは、「あくまで定期的に身だしなみを整えるための道具にすぎない」ということを頭にいれておきましょう。

〈まとめ〉鼻毛ワックスのリスクを知ったうえで正しく使えばOK

鼻毛ワックスは、たしかに便利で効果的な脱毛方法のひとつです。

ですが、隠れた危険性を無視するわけにはいきません。

炎症、感染、毛根の損傷、痛み、アレルギー反応など、鼻毛ワックスにはさまざまなリスクがあります。

リスクを減らす正しい使い方とアフターケアをしっかり覚えたうえで、鼻毛ワックスを試しましょう！

自分自身の健康を重視しながら、見た目を保つために適切な処理をするよう心がけましょう。

というわけで、今回は「鼻毛ワックスの隠れたリスクと注意点」について解説しました。

当ブログでは、体や顔に関するさまざまな悩みや疑問にお答えしています。

わからないことがあれば、ほかの記事もぜひ読んでみてください。