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- 精油をいろいろな方法で楽しみたい!
- 髪にいいって聞いたけど、本当?
- 好きな香りでシャンプーを作ってみたい!
- 正しい作り方を教えてほしい
好きな香りのシャンプーは、使っているだけで心がやすらぎます。

洗髪も楽しくなるので、香りの効果は大いにあります!
「シャンプーやトリートメントに、好きな精油を入れたいな」と思っている人もいるのではないでしょうか。
ただ、原液が肌につくと危険といわれているので、不安になる気持ちもよくわかります。
そこで今回は、「アロマを使った正しいトイレタリーの作り方」について解説します☆
トイレタリーとは
・体を洗浄し、清潔に保つために使われる製品。(ボディーソープ、ハンドソープ、シャンプーetc)
・身だしなみを整えたり、美化するための製品。(ヘアスプレー、ヘアカラー、リップクリームetc)
これらの製品を、総称して「トイレタリー」といいます。
この記事を読めば、安全にアロマシャンプーやトリートメントを簡単に手作りすることができます☆

精油の特性を活かせば、髪や頭皮の改善にも役立ちます♪
用意するシャンプーは、無添加がベスト
「用意するシャンプーはなんでもOK」と言いたいところですが、できたら無香料または香りのほとんどないシャンプーを用意してください。
香りがはじめからついているシャンプーだと、精油の香りが消されてしまうからです。
できる限り精油の芳香成分(香り)を活かしたいので、なるべく無香料のシャンプーがいいというわけです。

無香料のシャンプーは、ドラッグストアでも普通に売っています☆
私がおすすめするのは、無添加シャンプーです。
無添加シャンプーとは、無着色・無香料のものをさします。

髪や頭皮のダメージの元となる、化学物質を極力減らしたシャンプーなんです
より良いシャンプーを作りたい方は、無添加シャンプーを使ってください☆
参考商品↓
おすすめ精油 5選
シャンプーの用意ができたら、今度は精油を選びましょう!
精油には、それぞれ違った効用があります。

性質によって使い分けると効果的です
香りも大事ですが、髪と頭皮のことを考えた精油選びをしてみましょう。
精油は、安くて使いやすいフレーバーライフの精油をおすすめします☆
ラベンダー

- 心を鎮めたいとき、リラックスしたいときに最適☆
- 抗菌作用があり、頭皮や髪を清潔に保つことができる
- 抗炎症作用で、頭皮の状態を改善し強い髪の生成に役立つ
- とりあえず迷ったら、ラベンダーを選べばOK♪
ラベンダーは、フローラル系に分類される優しい香りです。
「万能の精油」として知られていて、日常のあらゆる製品に使われています♪
ゼラニウム

- 皮脂分泌を調整をしてくれる
オイリーな髪やパサついた髪の改善に役立つ - ホルモン分泌を調整してくれるため、生理不順や生理痛などの緩和に役立つ
- ※妊婦の方は、ホルモンバランスが崩れてしまう恐れがあるため、使用は避ける
ゼラニウムはラベンダー同様、フローラル系に分類される精油です。
葉から抽出される香りはローズに似ていると言われ、人気があります。
ゼラニウムの成分には、シトロネロールが含まれています。
シトロネロールは虫が嫌う成分としても有名で、虫よけスプレーなども作ることができます。

シャンプー作りで余ったら、虫除けスプレーも作ってみましょう☆
ティートリー

- 殺菌作用があるため、細菌性や真菌性の皮膚炎に効果的
- 抗ウイルス作用もあり、風邪やインフルエンザなどの抵抗も強めてくれる
- 頭皮の乾燥を防止してくれるため、フケの抑制に役立つ
ティートリーは、樹木系に分類されます。
針のように細い葉から抽出される精油は、森林の壮大な香りを彷彿とさせてくれます。

山寺の凛とした香りに似ています!
ベルガモット

- 脂性の人に向いている
- 抗菌作用や抗炎症作用の働きで、過剰な皮脂分泌を抑えてくれる
- 髪にハリが出て、生き生きとした印象になる☆
ベルガモットは、柑橘系に分類されます。

レモンのような色と形をした果実からとれる精油です☆
香りはレモンやグレープフルーツのように、さわやかな香りです。
落ち込んだ気持ちを、リフレッシュしてくれます♪
アールグレイティーの香りつけに使用されている有名な精油です。
注意点
ベルガモットは、精油の中でも高い光毒性があります。
光毒性とは、紫外線を浴びると過度の日焼け(要はやけど)を引き起こす性質のことです。
シミの原因になったり、赤み・腫れといった症状を引き起こします。
皮膚に塗った状態での外出は、控えるようにしましょう!

シャンプーの場合は、洗い流すので大丈夫です☆
参考までに、ベルガモットの光毒性がどのくらい持続するのか解説します。
希釈濃度 | 持続時間 |
0.5% | 光毒反応なし |
1% | 8時間後なら安全 |
2.5% | 10時間後なら安全 |
これは、あくまでも肌に塗った状態で日光に浴びた場合です。
シャンプーに使用する際は必ず流すので、光毒性を心配する必要はありません♪

どうしても気になるようであれば、希釈濃度を0.5%以下にして作ってください
イランイラン

- 皮脂分泌のバランスを整えてくれる
脂性肌、乾燥肌両方に効果的 - 頭皮の改善に役立つため、髪の成長も促進
- 香りが強く刺激的なため、妊婦の方や低血圧の方などは使用を避ける
イランイランは、オリエンタル系に分類される精油です。
熱帯気候で育つイランイランは、別名「花の中の花」と呼ばれています。
香りも強く、エキゾチックな印象を与える精油です。

女性に好まれることが多く、香水にも古くから使われています♪
このほかにも、髪や頭皮にいいとされている精油はたくさんあります。

下記に記載しておくので、参考にしてください

アロマシャンプーの簡単な作り方
無香料のシャンプーと精油が揃ったところで、いよいよアロマシャンプーを作ってみましょう!
といっても、むやみに精油とシャンプーを混ぜてはいけません。
精油を体に使用する場合は、濃度を1%まで希釈(薄める)する必要があります。

安全に使うための基準なので、しっかり守ってください!
精油濃度1%のシャンプーの作り方
今回は、希釈濃度1%のアロマシャンプーを50ml作る工程を解説します。

100ml作りたい場合は、2倍にするだけでOKです
精油が入っている瓶は、「ドロッパー瓶」と言います。
どのメーカーも、一滴が0.05mlになるよう調整されているんです。

これを踏まえたうえで、作り方を解説します!
50mlに対する1%の計算方法は、下記になります。
50ml×0.01(1%)=0.5ml
50mlのシャンプーを作る際には、精油を0.5ml入れれば濃度が1%になります。
精油一滴が0.05mlなので、0.5ml入れるためは10滴垂らせばいいというわけです。
精油を入れたら、均等に混ざるようによく振ったら完成です☆

希釈濃度だけわかれば混ぜるだけなので、実はとっても簡単なんです!
ベルガモットの光毒性が気になる方は、希釈濃度を0.05%にすればOKです。
つまり、5滴にすればいいというわけです。
リンスやコンディショナーを作る際も、希釈濃度は一緒です。

用意するものは、無香料のものを用意してください
精油が余った場合は、下記を参考にいろいろな方法でアロマを楽しんでください。

あなたの生活が楽しくなるアイテムを、たくさん作ることができます♪
注意点
手作りのアロマシャンプーを作る際には、いくつかの注意点があります。

注意点をしっかり理解したうえで、楽しく使いましょう!
異常を感じたら、すぐ使うことをやめる
精油が心身にもたらす影響は、大いにあります。
50mlのシャンプーを作るために、0.5mlの精油を入れるだけでも効用はあるんです。
体調不良、かゆみ、湿疹・炎症の症状が現れた場合は、すぐ使うことをやめましょう。

症状の改善がみられない場合は、直ちに医師の診察を受けてください
自分に合った希釈濃度を確認する際は、パッチテストをおすすめします。
パッチテストとは、前腕部の内側に希釈したシャンプー等を塗り、炎症やかゆみが出るか検証するものです。
24時間~48時間放置して、異常がなければOKです。
容器について
精油は、プラスチックの容器を劣化させることがあります。
できることなら、ガラス製の容器を選びましょう。

品質を維持するためにも、遮光性のガラス瓶がGoodです
ただし、今回作り方を解説したシャンプー50ml程度なら、短期間で使い切れます☆

そういった場合は、プラスチック容器でもかまいません♪
容器は100均のものでもOKなので、作ったら早めに使い切ることを心がけてください。
決して、作り置きはしないことです。
保存期間
精油は、日光に当たったり高温多湿のところに置いておくと、成分が変化します。
長くても、1か月程度が使い切り目安になります。

50mlなら、男性一人で使っても半月もすれば無くなります☆
自己責任
自分で作ったものは、自己責任のうえ使用してください。
使用期間の目安として、作成日をラベルに記入して貼っておくこともおすすめです☆
植物油(キャリアオイル)を入れれば、なおOK!
キャリアオイルは、精油を体内に「運ぶ」=「キャリア」の役割からこの名前が付きました。
このキャリアオイル(植物油)も、ヘアケアに最適です☆
種類もたくさんあり効用も違うので、ここで簡単に解説します。

50mlのシャンプーを作る場合の配合は、下記のようになります!
シャンプー45ml + キャリアオイル5ml +精油10滴程度
■ スイートアーモンド油
- ニオイはほとんどなく、古くから化粧品の材料として活用されている
- パサついた髪で悩んでいる方におすすめ
- 頭皮マッサージしながらシャンプーすれば、血行促進に効果的♪
■ ホホバ油(おすすめ)
- 低温になると固まることがある
- べたつきがなく、扱いやすい
- 皮脂分泌を調整、乾燥によるフケを改善
- 皮脂を浮きあがらせる作用あり
- 傷んだ髪に潤いを与え、パサつきを防ぐ
■ツバキ油
- 潤いとツヤを与え、髪がしなやかになる
- 保湿成分が優れている
- 酸化しにくい
植物油を使う際に注意してほしいのが、「ナッツアレルギー」です。
蕎麦アレルギーのようなもので、体に取り込まれるとアレルギー反応を起こします。
不安な方は、使用前にパッチテストをおすすめします。
まとめ
アロマテラピーは、心身の健康を維持するために行うものです。

そのほかにも、髪や頭皮に対しても効用があります
あなたに合った精油をみつけ、自作のトイレタリーを作ってみてはいかがでしょうか♪
100均で売っているアロマオイルは、精油ではありません。
人工香料やエタノールなどが含まれているため、肌には使用しないでください。