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泡の出る入浴剤は、簡単に手作りできます☆
通称「バスボム」です!
お風呂時間が楽しくなるうえに、アロマ(精油)を混ぜれば心身のリラックス効果も期待できます♪
100均で材料をほぼ揃えられるので、コスパも最高です!
こどもと一緒に楽しく作れるので、夏休みや冬休みの自由工作にしてみましょう☆
というわけで、今回は「アロマを使った簡単なバスボムの作り方」を解説します。
画像つきでわかりやすく解説します
材料はすべて100均で揃える(精油以外)
用意するもの
① 重曹
② クエン酸
③ 片栗粉
④ 容器
⑤ スプーン
⑥ 霧吹き
⑦ 計量器or計量スプーン
⑧ 精油
精油以外は、すべて100均で揃えられます!
何回も作ることを考えれば、かなりコスパが良いです♪
重曹
山菜のあく抜きなどでも使用される重曹は、弱アルカリ性です。
ベーキングパウダーの主成分としても有名です
食用のものを使用すれば、万が一口に入っても安心です。
お風呂についた皮脂汚れも取り除いてくれるので、掃除にも助かります!
クエン酸
レモンなどの酸っぱい成分が、クエン酸です。
クエン酸は酸性なので、水垢などの汚れ落としに最適です。
肌の古い角質を取り除いてくれる(ピーリング効果)ので、肌サイクルの改善に役立ちます。
クエン酸が重曹と化学反応することで、泡が出るんです!
片栗粉
片栗粉はもちろん食用なので、安心安全です☆
バスボムを作る際、パラパラになって失敗しないための、つなぎのような役割をします。
塩でも代用できますが、刺激や固まり具合を考慮して、こちらを今回は使います☆
塩の効果を知りたい方は、下記を参考にしてください
容器
100均に行くと、バーベキュー用の器が売っています。
なるべくこぼれないように、大きく深めのものを選んでください
スプーン
混ぜやすいように、大きめのものを選びましょう。
箸や棒などでも代用できます。
型に入れるときや混ぜる際に、スプーンのほうが使い勝手がよかったです☆
霧吹き
大きいものだと、ひと吹きでかなり水が出ます。
できることなら、小さめのスプレーにしましょう。
自分は、仕事で使っている理美容師用のスプレーを使いました。
霧が細かく出るものがベストです!
計量器or計量スプーン
一番簡単なのは計量器ですが、計量スプーンでも代用できます。
計量できるものが家にあれば、無理に買う必要はありません☆
精油
精油の種類はたくさんあります。
リラックスしたい場合は、ラベンダー、ゼラニウム、フランキンセンスなどがおすすめです☆
柑橘系の精油は刺激が強いので、使用する際は少なめにしてください。
コスパいい精油は、フレーバーライフの精油です。
香りもクリアで品質もGoodです
あったら良いもの
- お菓子つくりの型
- いろいろな形を作れます☆
- ゴーグルorめがね
- 混ぜているとき、万が一目に入るのを防げます
- 簡易的なビニール手袋
- 手荒れしている方やアトピー肌の方は、手袋をするとしみません
- 新聞紙
- まわりにこぼれてもいいように、念のため敷きます
バスボムの作り方
用意ができたら、さっそくバスボムを作ります☆
作り方はシンプルですが、注意ポイントがあります。
失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください♪
材料を容器に入れる
材料を混ぜる際は、 重曹2:クエン酸1:片栗粉1 の割合で配合します!
重曹・クエン酸・片栗粉は、同じ大さじ1でも重さは違います。
ただ、計量スプーンで重さを計ることはできないので、「大さじ1は大さじ1」として考えてOKです!
とにかく、2:1:1の割合になるように作りましょう☆
重曹・クエン酸・片栗粉を容器に入れます。
今回、使用する型は氷を作るものです。
このサイズの型だと、重曹100g・クエン酸50g・片栗粉50g あればOKです☆
この量を計量スプーンで計るのは大変だったので、私は計量器を使いました
精油も、このタイミングで入れちゃいましょう!
今回は、「ヒノキのような香り」を楽しみたかったので、フランキンセンスの精油を使いました。
精油は、5滴たらします
※香りが弱かったら、次回はもう少し増やしてもOKです。
材料を混ぜる
すべての材料を容器にいれたら、混ぜていきます!
今回使う霧吹きは、霧が細かいものを使用しています。
粒が大きくてたくさん出る霧吹きを使うと、水をかけたとたん重曹とクエン酸が化学反応してしまいます。
「シュワシュワシュワー!」と泡がいっぱい出ちゃいます!
この段階で泡が出てしまうと、お風呂に入れたときに泡はでません・・・。
水は、少しずつ足すことがポイントです。
1回かけては混ぜ、またかけては混ぜを何回も繰り返しましょう☆
水分が均等になるように、しっかり混ぜましょう。
粉が飛び散って、目に入らないよう注意してください。
数回繰り返していると、スプーンから伝わってくる粉の感触が変わります。
「サラサラ」した感じが、重くしっとりとした感じになります☆
霧吹きの性能はそれぞれ違うので、何回かければいいかは断言できません。
失敗しないためにも「少し水が足りないかな?」くらいで、一度粉を握ってみてください!
「ちょっとしっとり重くなってきたかな?」と感じたので、一度握ってみます。
見た感じ、まだ粉のままです。
「いい感じに固まったけど、もうちょっとしっとりしたほうがいいかな」くらいでした。
これは感覚です
何回も作ると、なんとなくわかってきます
もう少し水を足して、完成にしました☆
型に入れる
粉ができあがったら、用意した型に入れます。
ふんわりと入れては固まらないので、指で「キュッキュッ」としっかり詰め込みます。
できあがったのがこちら↓
今回使用した量は、重曹100グラム・クエン酸50グラム・片栗粉50グラムですが、型に入れると少し余る程度でした☆
余ったものは、ラップに包んでぎゅっと握っただけの玉にしました♪
一日放置して取り出したら完成!
詰め終わったら、そのまま一日放置して固まるのを待ちます。
早く使いたいのはわかりますが、しっかり固まるまで放置しましょう☆
翌日になるとカチカチになっているので、ここで取り出します。
氷を取り出すときのように、入れ物をねじります☆
そのあと、事前に敷いておいた新聞紙の上に「ドンッッッ!!!」と一気にひっくり返します。
たたいてひっくり返せば、全部きれいにでてきます!
できたバスボムがこちら↓
きれいにできました!(はじっこひとつ割れちゃいましたが・・・)
大きさは、こんな感じです☆
小さいバスボムには、メリットがあります。
入浴する人に合わせて、入れる数を変えられるということです☆
こどもと一緒にお風呂に入る場合や、乾燥肌で刺激に敏感な場合は、1つか2つにします。
それ以外の方はもう少し足してみるといった感じで、量を調節できます♪
注意点のまとめ
クエン酸の取り扱い
クエン酸は、酸っぱい成分です。
万が一目に入った場合、レモンの汁が目に入ったようにかなりしみます。
こどもには、めがねやゴーグルをかけてあげて作業するとより安全です。
手荒れや敏感肌
手荒れしている方や傷がある方は、作成中しみたりヒリヒリする場合があります。
簡易的な薄いビニール手袋を用意して、作業しましょう。
霧吹きの水分量
霧吹きの穴が大きく水がたくさん出ると、発泡がすぐにはじまってしまいます。
お風呂に入れたとき全く泡が出ない!といったことが起こりかねません。
細かいミストの出る霧吹きを用意しましょう☆
使用期限
できあがったものは、できるだけ早めに使い切りましょう。
精油の芳香成分が揮発してしまうと、アロマの効用もなくなります。
保存する際はジップロックにいれ、口をキュッと閉めて保存してください☆
刺激
入浴して刺激があった場合は、すぐにお湯で体を洗い流してください。
年齢
3歳未満のお子様には、精油の使用は避けてください。
使用感
ヌルヌルがなんとなく気になる方は、お風呂上りにシャワーで洗い流してから上がってください。
お湯の使いまわし
お風呂のお湯は、洗濯には使用しないでそのまま捨ててください。
使用する精油
100均にあるアロマオイルではなく、植物成分100%の精油を使用してください。
いろいろとアレンジもしてみよう!
いろんな型を使ってみる
クッキーやチョコ作りの型を使えば、いろいろな形にできます☆
ガチャガチャのカプセルを使う人もいますが、私が使った感じでは、かなり難しいかなと思いました。
うまく固まらせることができなかったです・・・
初心者が簡単に作りたいのであれば、きちんとした型を使ったほうがいいと思います!
カプセルは、作り慣れてからチャレンジしましょう☆
おもちゃを入れてみる
少し大きめの玉を作って、中におもちゃを入れてみましょう☆
こどもが楽しめます♪
色をつける
食紅を使えば、いろいろなカラーを楽しめます☆
これも100均で売っています
混ぜる工程で食紅を垂らして、好きな色合いを楽しみましょう☆
〈まとめ〉手作りバスボムでお風呂タイムを満喫しよう!
今回は、バスボムの簡単な作り方を解説しました☆
この作り方なら、小学生でも楽しみながら制作できます!
学年行事、夏休み冬休みの自由研究にバスボムを作ってみてはいかがでしょうか☆
実際、私は小学校の学年行事でバスボムを作りました!
精油を何種類も持って行って、どの香りが好きか嗅いで選んでもらいました
みんな楽しそうに香り選びをしていて、こちらもうれしくなったことを覚えています☆
低予算で楽しめるのがバスボムなので、あなたもぜひ作ってみてください♪
「もっと大きいバスボムを作りたい!」と思った方もいるはずです。
はじめてのときは、固まらなくて失敗するケースがよくあります。
まずは小さいものを作って、上手にできたら大きいバスボムにチャレンジしてみてください☆