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- トリートメントオイルを使うと、いつも服についちゃう
- 油臭が全然とれない・・・
- 布団に臭いがうつってショック・・・
- 臭いがついた服は、捨てなきゃダメ?
- 油臭の取り方を知りたい!
トリートメントオイルでセルフマッサージすると、衣服についた油臭が気になることがあります。
日が経つにつれ、酸化した嫌な油臭へと変わってきます。
「服がクサくて、洗っても全然落ちない・・・」と嘆いている人もいるのではないでしょうか!
私もタオルの臭いが気になっていました
せっかくアロマトリートメントを楽しみたいのに、これではやる気も失せます。
そこで今回は、「衣服についた油臭の取り方」について解説します。
この記事を読めば、嫌な油臭も気にせず思う存分アロマトリートメントを楽しめるようになります!
衣服から油臭がするのは、やはり「オイルをきちんと洗い落とせていないことが原因」です。
きちんと洗い落とすポイントは、「お湯」「洗剤」「浸け置き」です。
このポイントをしっかり押さえておけば、油臭が染みつくことはありません!
そもそもの油臭を未然に防ぐための予防策
衣類へのオイルの付着を減らす工夫を取り入れることで、トリートメントの際の手間や後始末の負担が軽減されます。
油臭を未然に防ぐための予防策を理解すれば、より一層マッサージを楽しめるようになります。
事前に服を保護する工夫
- トリートメント専用ウエアを用意する
- そもそもオイルが直接ついても気にならない専用の服(古いTシャツや専用タオルなど)を用意することで、普段の服への臭い移りを防げます。
- 専用タオルを多めに使う
- トリートメント中にオイルが垂れたり広がったりしないよう、タオルで服をカバーします。
肩や首周り、膝の上など、オイルがつきやすい部分をしっかり覆いましょう。 - 使い捨てシートを活用する
- 使い捨てシート(ビニールやペーパー素材)を衣類の上に敷いたり巻いておくと、直接オイルが染みつくのを防げます。
オイル使用時の注意点
- 少量ずつ使う
- オイルを一度に多く取りすぎると、飛び散りや垂れの原因になります。
手に取る量を調節して、必要な分だけ使うようにしましょう。 - 粘度の高いキャリアオイルを選ぶ
- 粘度の高いオイル(ホホバオイルなど)は垂れにくいので、服への付着を防ぎやすくなります。
- 使用前に必要なものをすべて準備しておく
- オイルを塗る作業に集中できるよう、タオルや使い捨てシートなどを事前に揃えておきます。
作業中の動きを最小限にすることで、服を汚すリスクを減らせます。
トリートメント後の対応
- 衣類についたオイルはすぐ拭き取る
- トリートメント後に服に残ったオイルを速やかに拭き取ることで、臭いが移るのを防ぎます。
- 服が汚れた場合は早めに洗濯
- オイルがついた服は酸化が進む前に洗濯をすることが大切です。
時間が経つほど臭いが取れにくくなります。 - オイルが体に浸透するのを待つ
- トリートメント後はオイルが体に浸透するまで待ちます。
布団やマットなどにオイルが付着するのを防げます。
これらの工夫を取り入れて、オイル臭の付着を減らしましょう!
油臭の原因はキャリアオイルの酸化
精油を使ったトリートメントオイルを作る場合、必ずキャリアオイル(植物油)を使います。
キャリアオイルが衣服に付着し、徐々に酸化することで嫌な油臭になります。
精油は揮発したり体内に取り込まれるので、臭いが残ることはないんです
油は、水では流しきれません。
すべては、キャリアオイルの洗い残しが酸化臭の原因です。
油臭の落とし方
「きちんと洗濯してたのに、それでも油臭が取れなかった・・・」という方がほとんどだと思います。
衣服に染みついた油は、簡単に洗い流すことはできません。
ポイントは、「適温のお湯」「油汚れに強い洗剤」「浸け置き」です。
皿についた油も、水だけで落とすことはできません
それと同じなんです☆
正しい洗濯の仕方を解説するので、ここで覚えておきましょう!
正しい洗濯の仕方
- 50℃前後のお湯を用意
- 容器にお湯、洗剤、酸素系漂白剤を入れる
- 服を浸し、30分ほど浸け置き
- 洗濯機で通常洗濯
- 完了!
1. 50℃前後のお湯を用意
50℃前後のお湯に衣服をつけると、油が浮きやすくなります。
熱ければ熱いだけ汚れは取れやすくなりますが、衣服にダメージが残る可能性があります。
絵や文字のプリントがあると、熱湯ではげることもあります。
自宅でやる場合は、50℃前後がベストだと個人的には思います
お風呂が約40℃だとすると、指を入れて熱いと感じるくらいが約50℃だと思ってください。
2. 容器にお湯、洗剤、酸素系漂白剤を入れる
容器は、洗面器やバケツなどなんでも構いません。
一つ用意しておきましょう。
「浸け置きタイマー機能を備えた洗濯機」もあるので、その場合は洗濯機を使ってもOKです!
洗剤は、頑固な油汚れをしっかり落とせるものを使います。
油汚れに強い洗剤はたくさんあるので、ドラッグストアなどで探してください。
酸素系漂白剤は、衣服の色を落とすことなく、汚だけを浮き上がらせます。
色物の服やタオルには、必ず酸素系を使ってください
キッチンブリーチのような塩素系はダメです!
洗剤だけでは落ちにくい汚れも、漂白剤を入れることでしっかり落とせます☆
酸素系漂白剤を使用する際の注意点
この点はしっかり覚えておきましょう
3. 服を浸し、30分ほどつけ置き
すべてが整ったら、衣服を入れて30分ほど浸け置きします。
温かいお湯は洗剤等を入れると泡立ちが良くなるため、泡が溢れる可能性があります。
洗面器やバケツを使う場合は、お風呂場など溢れてもいい場所で行いましょう!
4. 洗濯機で通常洗濯
浸け置きが終わったら、そのまま洗濯します。
洗面器やバケツで浸け置きした場合は、改めて洗剤を入れてもOKです。
洗濯機で浸け置きした場合は、そのまま洗濯をはじめてください。
洗濯が終われば、あとは干して乾かすだけです☆
これで油臭は取れます!
お家でできる洗濯《最強版》
ここからは、より確実に汚れや臭いを落とす方法を解説します。
洗い方は、さっきと一緒です
変わるのは、2つの材料です。
- 浸け置き容器は発泡スチロールの箱
- 洗剤は作業着用洗剤
この2つを使うだけで、全然落ちが違います!
■ 発泡スチロールの箱で浸け置き
結局のところ、「浸け置き洗いが最強」です。
浸け置き洗いの場合、高い温度を維持すればするだけ汚れは落ちます。
そんなときに最強なのが、蓋つき発泡スチロール箱です。
発泡スチロールは、保温・保冷効果が高いので温度を保つのに最適なんです
ホームセンターなどで売っているので、簡単に手に入ります。
値段や大きさをざっくりイメージしたい方は、下記を参考にしてください。
■ 洗剤は作業着用洗剤
頑固な機械油や汚れをしっかり落とせるのが、作業着用洗剤です。
これを使えば、キャリアオイルの汚れもしっかり落とせます☆
「どうしても臭いが取れない」という場合は、使ってみてください!
こんな洗剤です↓
重曹を使った臭いの取り方もある
先ほどの洗濯方法のほかに、重曹の消臭効果で臭いを取る方法もあります。
- 50℃前後のお湯を容器に溜め、重曹を約大さじ3入れる
- 衣服を入れ、1時間ほど浸け置き
- その後、洗濯機で普通洗いすればOK!
ただし、重曹を使用するには注意点があります。
- 色物の服には使用しない
- 重曹を入れてはいけない洗濯機がある
この注意点を守って使えば、臭いを取り除くことができます
臭いは取り除くことはできますが、根本的に油の除去をする場合は、やはり洗剤が重要になります。
使用するキャリアオイル(植物油)を変えてみる
トリートメントオイルを作るには、必ずキャリアオイルを使います。
衣服の臭いが気になる場合、キャリアオイルを変えるだけでも軽減することがあります☆
※あくまでも、臭いのもととなる酸化が早いかどうかの評価になります。
ホホバオイル ◎
フェイシャルトリートメントによく使用されるホホバオイルは、皮脂に近い成分です。
そのため、浸透性が高いことで有名です。
私も仕事で使っています
キャリアオイルの中でも酸化しにくいため、ホホバオイルに変えることで酸化臭をだいぶ抑えられます!
マカデミアナッツオイル 〇
浸透性がよく、オイルとしてはサラッとした使い心地のため、日本人には人気があります☆
主に、フェイシャルトリートメントに使用することが多いです
酸化もしにくいため、使い勝手は〇
ただし、「ナッツアレルギー」のある方はアレルギー反応がでるかもしれないので、使用は控えたほうがいいでしょう。
※アレルギーが気になる方は、パッチテストを24~48時間試してください。
スイートアーモンドオイル △
ボディケアに最もよく使用されるのが、スイートアーモンドオイルです。
低刺激で肌に優しいので、使っている方も多いのではないでしょうか♪
使い心地は抜群ですが、なにより酸化が早いのが特徴です。
使用期限が比較的短いため、期限を過ぎても気づかず使用していると、衣服に酸化臭がつく恐れがあります。
頻繁に使用しない方は、長持ちするホホバオイルに変えてみるのも一つの方法です☆
どうしても臭いが落ちないならクリーニング依頼する
どうしても自分で臭いを落とし切れないと感じたら、プロのクリーニングを依頼しましょう。
大切な衣類の場合、何度も洗っていると傷むことも考えられます。
クリーニング店にもっていけば、嫌な油臭もきれいにとってくれます。
お願いする際、「油臭がとれない」と相談してください
通常のクリーニング代+オプションになるかもしれないので、料金はしっかり確認しましょう!
〈まとめ〉洗い方さえ覚えれば油臭を気にせず楽しめる!
トリートメントオイルが衣服についた場合、なかなか落とすことができません。
水で洗濯すると、こびりついた油が取れず酸化し、嫌な臭いになってしまいます・・・。
洗濯のコツは「お湯」、「洗剤」、「浸け置き」です。
心からアロマトリートメントを楽しむために、ぜひ洗い方を覚えておいてください☆
というわけで、今回は「衣服についた油臭の取り方」について解説しました。
当ブログでは、アロマに関するさまざまな疑問や悩みにお答えしています。
アロマの知識を深めたい方は、ぜひほかの記事も読んでみてください☆
洗濯機の場合、「50度以上のお湯は入れてはダメ!」となっている場合があります。
お湯の温度をよく確かめてから入れましょう。