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「耳の中がムズムズするー!」ということは誰しもあります。
「このムズムズをどうにかしたい!」と思っている方は、何が原因なのかも知りたいはずです。
そこで、今回は「耳のかゆみの原因と効果的な対処法」について解説します。
思い当たる節があれば、今すぐ改善してください!
耳のかゆみから解放されるはずです☆
というわけで、「耳がかゆくなる原因」は下記になります。
耳のかゆみの原因【5選】
あなたが気になることがあれば、それがかゆみの原因です
耳掃除のやりすぎ
耳掃除のやりすぎは、皮膚を傷つける原因になります。
全てのはじまりは、ここからと言っても過言ではありません
傷ついた皮膚が炎症を起こし、かゆみを発生させてしまいます。
また、皮膚が修復する際「かさぶた」を張ることがあります。
かさぶたがかゆみを誘発し、また耳をかくという悪循環が生まれます。
耳の中の皮膚はとても薄く、そして繊細です。
細かい毛細血管が張り巡らされているため、敏感な場所なんです
「少しの刺激を受けるだけで、簡単に傷つき出血してしまう恐れがある」ということを覚えておきましょう。
対処法
耳かき棒を使ってゴリゴリしている方は、皮膚が傷んでいる可能性があります。
まずは、耳掃除自体の回数を減らす努力をしましょう!
耳掃除は2週間に一度程度で、十分きれいになります
はじめはかゆくても我慢し、どうしてもかゆい場合は入り口付近を優しくこする程度にしましょう。
「どうしてもかゆくて仕方がない!」という方は、かゆみや炎症を抑える薬を塗ることもおすすめです。
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細菌の侵入
耳のかき過ぎで、皮膚が傷ついたところに細菌※が侵入すると、かゆみが出ます。
※ 黄色ブドウ球菌、緑膿菌、グラム陰性菌 etc
耳穴、つまり外耳道が炎症を起こすんです
初期症状に軽い痛みとかゆみが発生し、重症化してくると耳垂れのような分泌液が出ます。
痛みが伴うようであれば、疑ったほうがいい症状です。
対処法
炎症を引き起こさないためにも、まずは過度の耳掃除をやめましょう。
傷口がなければ、細菌も侵入できないからです。
何より、耳の皮膚を傷つけてしまうことが一番いけません。
軽い症状のうちに耳鼻科を受診すれば、治癒も早くなります。
治療法としては、塗り薬や点耳薬が一般的です
かき続けることは避けて、早めに医師に相談しましょう!
外部からの刺激による炎症
耳の炎症は、細菌の他に、外部からの刺激によって引き起こされる場合もあります。
水や刺激物が原因で、炎症を起こす場合があるんです
対処法
プールの水は、耳に入っても自然と抜けるため、綿棒などで取り除く必要はありません。
毎回取り除いていると、逆に綿棒で皮膚を傷つけてしまう可能性があります。
そのまま自然と抜けるのを待ちましょう!
カラー剤や整髪料が耳に入った場合は、速やかに取り除く必要があります。
取り除いた後は、しっかり耳の中を乾燥させてください。
湿ったままでは、菌が増殖してしまう恐れがあるからです
ちなみに、私はカラーをする際は「ビニール製のイヤーキャップ」を使用しています。
このように、なるべく耳の中に刺激物が入らないように、工夫することも大切です。
ヘアスプレーは、耳をたたんでかければ問題ありません☆
耳毛の刺激
耳がかゆいという方は、毛が生えていないか確認してみましょう。
気づかないうちに、長い毛が生えていることがあります!
ヒョロヒョロと長く伸びた毛が、耳の中をくすぐっているかもしれません。
男性の場合、年齢を重ねると自然に耳毛は生えてきます。
「もしかして・・・」と思った方は、一度確認してもらいましょう。
耳毛が生えていたからって、くれぐれもショックは受けないでください(笑)
対処法
耳毛が原因の場合は、切ればすべて解決します♪
ちなみに、耳毛の処理方法は「抜く」「剃る」「切る」の3つあります。
それぞれメリット・デメリットがるので、知っておいて損はありません。
下記で詳しく解説しているので、参考にしてください。
長時間のイヤホン着用
通勤や通学でイヤホンをしている方を、最近多く見かけます。
実はこのイヤホンが、耳のかゆみを引き起こす原因になっている可能性があります。
その条件は3つ
1~3のすべてに当てはまる方は、注意が必要です。
理由は、イヤホンのし過ぎにより、耳の中にカビが生えてしまうからです!
カビが生えるのっ!!?
そうなんです、人の体にもカビは生えるんです
カビは、高温多湿の所に発生します。
その条件を、イヤホンをしていることで、耳の中で作ってしまうというわけです。
カビが生えてしまうと、「外耳道真菌症」という病気になります。
症状が現れると、かゆみがより強くなり、場合によっては痛みが伴います。
お客様で、この症状が現れた人がいたんです
その症例を、少し紹介します
症例
当時28歳 男性 アトピー肌
日頃、体がかゆくてかき癖がついていた男性。
耳かきが特に好きだったわけではないが、どうしてもアトピー肌の影響もあり、よく耳の中もかいていました。
(きっとこの時点ですでに皮膚が傷ついていたんです・・・)
そんな彼は、仕事の通勤中いつもイヤホンをして音楽をきく習慣があり、ほぼ毎日付けていたといいます。
真夏のある日、仕事帰りに耳にいつもと違うかゆみと痛みを感じ、耳鼻科を受診。
結果、「外耳道真菌症」と診断されました。
先生曰く、耳の中が傷ついていたところにカビが発生して、菌が入り込んだんだろうということでした・・・。
原因は、やはり長時間のイヤホンの着用だということです。
「自分は大丈夫!」と軽く思わず、この機会に気をつける努力をしましょう。
ちなみに、そのお客様は塗り薬と点耳薬で治療して治りました
対処法
イヤホンは、長時間付け続けないようにし、なるべく耳の中を高温多湿から遠ざけましょう。
たまに外して、耳の中を乾燥させてください☆
耳がかゆい場合は、耳の入り口付近を優しく触れる程度にし、なるべく強くかかないことが大切です。
強いかゆみや汁が出る場合は耳鼻科を受診
傷ついた皮膚に細菌が侵入すると、強いかゆみと共に汁が出てくる場合があります。
いつもは乾燥した耳カスが取れるのに、耳垂れのように湿潤した液体が出てくるようになったら注意してください。
軽症の場合は自然と治ることもありますが、1週間以上症状の改善が見られない場合は耳鼻科を受診することをおすすめします。
そのままにしておくと、最悪聴力にも影響する恐れがあります
適切な治療で、早めに改善しましょう。
〈まとめ〉デリケートな耳には強い刺激を与えない
耳掃除は、気持ちよくてついついクセになります。
しかし、やればやるだけ薄い皮膚が傷つき、それがかゆみの原因になります。
かゆいときは入り口付近のみこする程度にして、なるべく奥はやらないことをおすすめします。
耳掃除は2週間に1度でじゅうぶんです
皮膚がきれいになればかゆみも治まるので、頑張って改善しましょう☆
というわけで、今回は「耳のかゆみの原因と対処法」について解説しました。
耳のかゆみが治らない方は、参考にしてください。