美容師・理容師は儲かる職業?20年以上従事して感じたことを解説

理美容師は儲かるのか? 理容師・美容師

\週刊SPA!に載りました/

週刊SPA!に識者として掲載されました

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「美容師や理容師は職業として儲かるのか?」気になっていませんか。

理美容業界に興味のあるあなたへ、お答えします。

「決して高収入とは言えません」

イチ
イチ

理美容師の収入平均値に基づいた結論をだすと、高収入とは言えないんです

20年以上理美容業界に従事してきて、こんなことを言うのもなんですが、業界の現状を見ているからこそ正直に伝えたいんです!

イチ
イチ

夢を壊すようなことを言ってしまってすみません

だからと言って、理美容師にならないほうがいいとは言いません。

イチ
イチ

むしろ、とても魅力的な職業だと今でも思っています

儲かる職業と言えないのは、全員が儲かることが難しいからです。

裏を返せば、自分の頑張り次第で収入をいくらでも増やすことができる職業でもあるんです。

会社員とは違って、安定した給料をもらうことはできません。

長く勤めていれば、勝手に給料が上がることもないんです。

イチ
イチ

歳をとれば、収入が減ることだってざらにあります

それでも、一生懸命仕事に向き合えば、自ずと収入がついてくるのが理美容師なんです!

この業界に入ってしまえば、みんなが同じくらいの収入が確約されるものではないということは覚えておいてください。

考え方がまとまったところで、今回は理美容師はほんとうに儲からないのか?について詳しく解説します。

イチ
イチ

これから理美容師を目指す方は、心構えとしてしっかり理解しておきましょう

この記事を書いた人
イチ

・理美容師歴20年以上
・AEAJアロマテラピーアドバイザー歴 約9年
・AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン歴 約9年

■「週刊SPA!」に識者として参加経験有
 
20歳の頃ハゲる宣告を受けるも、育毛とアロマを続けた結果40歳過ぎても髪生存中!
 
髪や体に関する悩みの解決法とアロマの有効性をメインにブログで発信。 

記事の監修・商品レビューのご依頼も受け付けます☆
 

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理美容師の見習い期間は給料が圧倒的に低い

練習中の美容師

理美容師の資格は、国家資格です。

ほかの業種であれば、国家資格を持っていれば良い初任給をもらってもおかしくはありません。

理美容師は、20歳そこそこで就職して10万円ちょっとの給料からスタートしなければいけないんです。

イチ
イチ

見習いといった感じでサロンワークに従事するため、仕事に見合った給料しかもらえないというわけです

手に職をつける職業は、ここがきついところです。

高校・大学・専門学校などを卒業して一般企業へ就職した場合、仕事ができなくても初任給はそれなりにもらえます。

イチ
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社会保険や、厚生年金にもしっかり入れますし

働きはじめた時点で、すでに周りの同世代との収入差が生まれるというわけです。

「儲からない」理由の一つが、初任給の安さになります。

少しでも早く独立してお金を稼ぎたいのであれば、通信課程を受けながらサロンで働きだすという方法もあります。

専門学校へ通うよりも、実践技術を早く身につけられます。

通信課程については、下記で詳しく解説しています↓

>>美容師・理容師を目指すなら通信制のほうがいい!?実体験をもとに解説

雇われ店長のままでは収入が足りない

雇われ店長の美容師

有名店の店長ともなれば、それは確かに高収入を得ることができるかもしれません。

しかし、私が言いたいのは日本全国の美理容師の平均収入です。

イチ
イチ

特別たくさんもらっている人を例に挙げて、それが当たり前だと思ってもらうと困るので

あくまでも平均的に見ての回答をさせていただきます。

20代後半ともなれば、お店の店長まで上り詰める人もちらほらいます。

ここでやっと、会社勤めの同世代と同等くらいの給料をもらえるようになります!

イチ
イチ

むしろ、店長になれば会社員よりもいい給料をもらえるかもしれません!
大体平均30万円前後といったところでしょうか

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結構もらうじゃん!

イチ
イチ

でも、ここから引かれる費用がたくさんあるんです

30万円以上の給料をもらえると多いように思いますが、ここからいろいろな支払いをしなければいけません。

これが、企業の給料との違いでもあるんです。

理美容室のほどんどが、個人事業主が経営しているお店です。

つまり、保険、国民年金、住民税などをすべて自分で支払わなければいけないというわけです。

手取りの給料から諸費用を差し引いたほか、通勤費やお昼代なども引くと、決して多い給料とは言えないんです。

そうこうしているうちに年齢も30代になると、一般企業に入った同世代は役職手当などの昇給がプラスされます。

しかし、理美容室の雇われ店長のほとんどは昇給しないんです

イチ
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結果的に、数年後にはまた給料が逆転してしまうというわけです

何歳まで店長を続けるのかという見極めが大事になりますが、ずっと雇われ店長では収入が伸びないということです。

「儲からない」理由の一つが、雇われ店長のままでは収入に限界があるということです。

独立して開業しても収入は安定しない

閑散とした理容室

収入を伸ばすのに手っ取り早い方法が「独立して開業する」ことです。

スタッフのときは「給料」という形で毎月お金が支払われるのに対し、開業すればすべての売り上げが自分のものになるからです。

個人事業主になれば、お店の売り上げから諸経費もろもろを差し引いたあなたの収入になります。

つまり、稼いだお金はすべてあなたのお給料として返ってくるというわけです☆

イチ
イチ

これなら一気に収入も増えます

ただし、これはあくまでも開業してからすぐに利益を出せる人の場合です。

実は、開業したほとんどの方がはじめは収入が減ってしまうんです。

イチ
イチ

店舗を出すときにかかった備品費用や、店舗の賃貸料などが大きくのしかかるからです

はじめから収入が増えるとは限らず、むしろ減る可能性があるというわけです。

イチ
イチ

このご時世、新規の獲得もかなり厳しいものがありますし

開業すれば収入が増える可能性はあるものの、安定して稼げないこともあるということを理解しておく必要があります。

イチ
イチ

独立後は、収入の不安定さに一番苦労します

歳をとると若年層の獲得が大変になる

年配の理容師

50~60代の会社員ともなれば、重役を任され収入もピークを迎えます。

しかし、理美容師の場合は違います!

年齢を重ねるごとに、若年層の新規顧客獲得が難しくなりはじめるんです。

結果、既存のお客様からの収入だけがメインになります。

社会では一番収入がピークになる年代で、理美容師は収入が伸び悩むことがあるというわけです。

イチ
イチ

これらのことを考えると、生涯年収は果たして会社員よりも多いのか?と疑問が浮かんでしまうんです

上記で述べてきたことから、必ずしも高収入とはいえないというわけです。

儲ける方法

お金の山

理美容師が儲ける方法は、とても簡単です。

理美容師としての技術を上げる

コンテストなどに出るのもあり。

人が多い場所で開業する

立地条件が重要ということ。

一生懸命仕事に励む

お客様の気持ちをつかむ

お店の色をみつける

売りとなるものをしっかりもつ。

イチ
イチ

これらを実践すれば、あなたも理美容師としてしっかり稼ぐことができます

「理美容師になれば一定の収入が得られる」という考えだけは捨てましょう。

「半端な気持ちで、一生続けられる職業ではない」と思ってください。

イチ
イチ

実際、離職率が高い業界なのは事実なわけで・・・

考え方と取り組む姿勢を間違えなければ、しっかり稼ぐことはできます。

〈まとめ〉理美容師は頑張った人の多く稼げる

理美容業は、頑張った人のみ稼ぐことができる職業です。

資格を取れば、みんなが稼げる職業ではありません。

安定した給料を求めるのであれば、会社員になったほうが賢明ですが、魅力は圧倒的に理美容師の方があると私は思っています♪

人生楽しく一生懸命過ごしたい方は、ぜひ理美容師を目指してください☆

イチ
イチ

たくさんの出会いと刺激が、あなたの人生を明るくしてくれるはずです!

この記事を書いた人
イチ

・理美容師歴20年以上
・AEAJアロマテラピーアドバイザー歴 約9年
・AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン歴 約9年

■「週刊SPA!」に識者として参加経験有
 
20歳の頃ハゲる宣告を受けるも、育毛とアロマを続けた結果40歳過ぎても髪生存中!
 
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