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- スポーツ刈りってどんな髪型?
- なんでスポーツ刈りっていうの?
- スポーツ刈りに決まりはある?
- 今でも理美容室でスポーツ刈りは通じるの?
「スポーツ刈りって何となく聞いたことはあるけど、イマイチ髪型のイメージができない」という方は多いはずです!
実は私も、理美容師になるまでスポーツ刈りがよくわからない一人でした・・・
「スポーツ刈りにしてこい!」と言われても、どんな髪型になるのかわからず不安になる気持ちもよくわかります。
ということで、今回は「スポーツ刈りとは?」をテーマに解説します☆
どんな髪型なのかをしっかり理解し、今後のオーダーに役立てましょう!
結論から先に言うと、スポーツ刈りとは「上の髪を少し残した、さっぱり刈り上げ」のことです。
スポーツ刈りとは「全体的に短い刈り上げ」のこと
スポーツ刈りとは、全体的に短い刈り上げのことです。
周りは短く刈り上げて、上の髪は少し残す感じになります。
決して、坊主というわけではありません!
イメージとしては、メンズカットのベリーショートをイメージするとわかりやすいはずです☆
その名の通り、スポーツをするために髪を短くカットしたことが、名前の由来です。
さわやかな髪型と、スポーツという響きがマッチし「スポーツ刈り」という名前が定着したというわけです☆
スポーツ刈りにはっきりとした決まりはない
スポーツ刈りという名前は定着したものの、スタイルにはっきりとした決まりがあるわけではありません。
よく、スポーツ刈り=トップ2~3㎝、まわり6~8mmが標準と言われることがあります。
ですが、これを基準にしてすべての理美容師がカットしているかと言われると、そうとも限らないんです。
理由は、「スポーツ刈り」というスタイルがどんなものなのか、学校でしっかり習うことがないからです。
そもそも、スポーツ刈りは昭和の時代に流行りだした髪型です。
当時の理美容師であれば、現場でスポーツ刈りというスタイルを勉強できたはずです。
実際にどんな髪型なのかも、しっかり目で見る機会もたくさんあったでしょう
ある程度年配の理美容師であれば、スポーツ刈りといえばだいたい同じスタイルになるとは思います。
しかし、平成後半にデビューした理美容師は、スポーツ刈りという名前は知っているものの、スポーツ刈りの勉強はほぼしていないんです。
理由は、明らかに需要が減っていたからです
ベリーショート、ソフトモヒカン、フェードカットのように、注文のバリエーションが増えたため、そっちをメインに練習したんです。
つまり、「スポーツ刈りはこんな感じ」というあいまいなイメージしか持っていない理美容師も多いというわけです。
なので、理美容師によってスポーツ刈りのスタイルが多少変わることは十分ありえます。
とくに、20代などの若い理美容師にありがちかもしれません!
だから、私はあえて「スポーツ刈りに決まりはない」と言うわけです。
今の理美容師にスポーツ刈りは通じない!?
先ほども述べたように、スポーツ刈りは昭和の時代に流行った髪型です。
現在でもその名前は残っていますが、需要はかなり減りました。
そのため、今の若い理美容師には、スポーツ刈りというスタイルが正しく通じない場合があります。
最近は、ベリーショート、ソフトモヒカン、フェードカットのようなスタイルが主流になったので
「じゃあ、これから頼むときどうすればいいの・・・?」と思った方も、安心してください。
逆に、理美容師が知らないほうがありがたい場合もあるんです☆
理由は簡単、細かく理美容師と相談しながらスタイルを決めることができるからです!
- 脇はどのくらいの薄さがいいのか
- トップはどのくらい残したいのか
- 前髪はどのくらいにするのかetc
詳しく相談することで、あなたのイメージした髪型にカットしてもらいやすくなるというわけです☆
「スポーツ刈りをお願いしたら、かなり短くされた・・・」なんていうことも一切起こりません。
結果、理美容師がスポーツ刈りを知らなくても全然だいじょうぶというわけです☆
「とにかく短くなればOK」という場合のみ使おう!
「スポーツ刈りでお願いします!」というときは、とにかく短くなればOKという場合に使いましょう!
「どんな長さになろうといいから、さっぱりしたい!」という方には、都合のいい頼み方です。
面倒な相談をしなくても、さっとイメージを伝えることができるので
スポーツ刈りに馴染みのない理美容師だとしても、響きから短くさわやかなイメージは想像できます。
とにかく短くしたいという場合には、スポーツ刈りという言葉を使ってもOKというわけです。
〈まとめ〉爽やかな髪型がスポーツ刈りだと思おう!
スポーツ刈りは、全体的に短くカットしたさわやかスタイルのことをさします。
まさに、スポーツをする際に邪魔にならないヘアスタイルというわけです☆
スポーツ刈りの標準は、トップが2~3cm、周りが6~8mmと言われています。
ですが、実際この基準をしっかり守ってカットしている理美容師は、年配の方に限られるかもしれません。
理由は、スポーツ刈りは昭和に流行った髪型だからです。
今でもその名前は残っていますが、需要はかなり減っています。
若い理美容師は、スポーツ刈りというスタイルに触れる機会が少ないんです。
そのため、理美容師のイメージした独自のスポーツ刈りというスタイルになりがちだということは覚えておきましょう!
スポーツ刈りは、「とにかく短くなればOK!」というときにとても便利な頼み方です☆
「髪型に深いこだわりがあるわけでもないし、とにかくサッパリしたい!」という方は、どんどんスポーツ刈りという言葉を使っていきましょう!
というわけで、今回は「スポーツ刈りとは」をテーマに解説しました。
あなたが今後理美容室で髪型をオーダーするときの、参考になれば幸いです☆
細かい要望があるときは、スポーツ刈りだけではうまく伝わらない可能性があります。
しっかり理美容師と長さを相談して決めるようにしましょう☆