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美容院に行く際、マスクの着用について迷ったことないですか?
コロナウイルスの蔓延に伴い、マスクに関して様々な疑問や不安があると思います。
ちなみに、私は仕事中ずっとつけています
結論から先に言うと、美容師に関しては義務化されつつあります。
お客様は、義務ではありません。
ただし、着用を促されることはあるかもしれません。
「髪を切りに行きたいけど、美容院は密だしなぁ・・・」と不安を抱えている方へ。
今回は「美容院でのマスクの着用」について、理美容師の私が現状を解説していきます。
みなさんが少しでも安心して美容院へ足を運んでもらえるよう、正しく解説します
2023年、新型コロナウイルスは季節性インフルエンザと同類の5類になりました。
気をつけ方に関しては、インフルエンザと同じ対処法となります。
マスクの着用については、徐々に緩和されています。
美容院でマスク つける or つけない?
美容院でのマスク着用について、美容師目線とお客様目線で解説していきます。
今どういった対策が取られているのかも、知って頂けたら幸いです!
美容師
2020年に新型コロナウイルスが蔓延するまで、美容師がマスクをつけて接客することは一切ありませんでした。
理由は簡単、接客業の方が顔を隠しているのは失礼にあたるからです。
さらに、美容師は容姿もきれいにしていなければいけません。
マスクをつけることは、オシャレとは言えなかったんです
「なんで、この人顔を隠してるんだろう?」
「具合が悪いのかな・・・うつるのやだな(汗)」
なんて、今まではお客様を不安な気持ちにさせることになりかねなかったというわけです。
それが、今では美容師はマスクをつけて接客しないといけなくなってしまいました。
以前とは、まったく逆なんです・・・
ひとえに、感染症対策のためです。
美容師のみならず、接客業の方はマスクをしなければいけなくなりました。
お客様に安心してもらうため、美容師がマスクをつけるのは当たり前になったというわけです
今後、コロナウイルスの対策が具体的になれば、いつかまたマスクをつけないで接客できる日が来るかもしれません。
そんな明るい未来があると信じて、美容師は待っているところです。
新型コロナウイルスが5類に分類されて以降、徐々にマスクをつけずに接客する美容院が増えてきました。
お客様
お客様のマスクの着用に関しては、下記をご覧ください。
- 来店する際は、マスクをつける(徐々に緩和している)
- カット中はマスクをつけていてもOK
- カラーやパーマの際は、取ってもらえればベスト
- マスクを外すようお願いされることがある
- つけていくマスクは、汚れてもいいものにする
- マスクをつけるかつけないかは、お客様次第
- お店側から強要することはない
1. 来店する際は、マスクをつける(徐々に緩和している)
義務ではありませんが、今はどこに行くにもマスクは必須です。
あらかじめ、来店する際マスクをつけてくるようお願いする美容院が増えているのは、確かです。
入店を断られるということはないですが、できる限りつけて行くよう心がけましょう。
忘れても、お客様用のマスクを用意しているので安心してください♪
※2023年現在、マスクの着用に関しては徐々に緩和されています。
2. カット中はマスクをつけていてもOK
以前までは、カット中マスクをつけることをお断りしていました。
お客様の顔のシルエットが隠れるため、髪型の似合わせが難しくなるからです。
輪郭を確認するのは、とても大事な作業なので
しかし、2020年以降、感染症対策としてそのまま着用していてもOKになりました。
美容師さんに「外してもらえますか?」と言われることはありますが、基本つけていてもいいんです!
マスクを外すことを、お店側が強要することはできないので
マスクをつけていると、感染症対策になる他に、化粧をしていない場合の顔隠しができるというメリットもあります。
乾燥時期には、喉の保湿効果もあるので、マスクをつけていることのメリットはいっぱいあるんです☆
3. カラーやパーマの際は、取ってもらえればベスト
カラーやパーマのように、薬剤を使用する場合はできる限り外してもらうよう、私はお願いしています。
カラーは、耳まわりにもしっかり塗布しなければいけないため、どうしても汚れる恐れがあるからです。
イヤーキャップもありますが、つかないという保証はありません
外してもらった方が、こちらも安心して施術できるんです
パーマの場合は、薬剤が垂れてにおいが染み込んでしまう恐れがあります。
鼻を刺すようなツーンとしたニオイがうつると、お客様も嫌なはずです。
それに、薬剤が染み込んだまま耳にかけていると、肌トラブルをおこす可能性もあります。
そういったことを避けるため、外してもらえたらうれしいなと私は思っています。
4. マスクを外すようお願いされることがある
※2020年、新型コロナウイルスの感染症対策により、このようなことは少なくなりました。
美容師にとって、お客様の顔の輪郭を確認することはとても重要です。
「できるなら、マスクをつけないでいてもらえると助かるな」と思っている美容師も少なくありません。
なので、一応お店側から「マスクを外してもらってもよろしいでしょうか?」とお声がけする可能性はあります。
強制ではないので、つけていたい方は断ってもOKです!
ただ、こういったお声がけがあるかもしれないということは覚えておいてください☆
5. つけていくマスクは、汚れてもいいものにする
施術中、マスクをつけるかつけないかはお客様次第です。
基本、お店側は強要してはいけないので
ただし、カラーやパーマと言った特殊な施術の場合は、汚れる可能性があります。
オシャレなマスクが汚れてしまわないよう、使い捨てのマスクをつけていくことをおすすめします!
6. マスクをつけるかつけないかは、お客様次第
カット中のマスク着用については、お店側から強要することはできません。
マスクをつけたままがいいのか、はずしてもいいのか決めるのは、あなた次第というわけです。
「どうしても取ってください!」と言われたら、「お店側から強要することはできませんよね」と言いましょう!
※2020年新型コロナウイルスの感染症対策により、このようなことは少なくなりました。
7. お店側から強要することはない
席に着いたとき、お客様がマスクを外したとします。
美容師 「いやダメですよ!つけてください、決まりですから!」
お客様 「えっ、そうなんですか・・・・・」
こういった会話は、ありえません。
お店側は、着用を促すことはあっても、強要することはしてはいけないからです。
もし、そのようなことを言われたら、ちゃんとその旨を伝えましょう。
ちなみに、お店によっては施術用にマスクを1枚渡しているお店もあります
汚れるのが嫌だからという方は、そのようなサービスがあるということも知っておきましょう!
理容室でマスク つける or つけない?
お顔そりをする理容室では、マスクの着用はどうなっているのかについても解説します。
理容師
美容師と同様、マスクの着用をなるべく心がけています。
ただ、理容師はマスクをつけることに慣れています☆
以前からお顔そりのときにはマスクをつけていたため、違和感なくつけているはずです
お客様
2020年、新型コロナウイルスの蔓延により、一時的に顔そりをお断りしていたお店が多数ありました。
至近距離での施術になるため、どうしても危険が伴うからです。
現在は、カット中マスクをつけて頂くことはありますが、お顔そりは普通にしています。
マスクをつけていては、お顔そりができないですから
このことからも、徐々に理容業界のコロナウイルスに対する向き合い方が変わってきた印象が伺えます☆
「テープで貼るマスク」が活躍の予感
美容師にとって、お客様の顔が見えないことはとても不便です。
髪型を決める上でも、マスクをつけないでいてほしいのは山々ですが、今はそうもいきません・・・。
そんなときに役立つのが、輪郭を確認できる「テープで貼るマスク」です。
耳にかける必要がなく、肌に張り付けて使用できるんです!
今後、お客様のマスクの着用が義務付けられるようになった際には、このようにマスクをつけて頂こうと思っています☆
「ずっとマスクをつけていると、耳が痛くなる」という方にもおすすめです♪
サロン用に開発された「salone de mask(サロンでマスク)」という商品も登場しました。
薄い不織布で作られているので、息苦しさもありません
マスクが苦手な方は、使ってみてはいかがでしょうか♪
ちなみに、個人でも購入可能です。
〈まとめ〉マスクをつけたいときはつけたままでOK!
マスクはつけないほうがよかった美容院でも、マスクが容認されつつあります。
美容院に行く際のマスクについて疑問や不安がある方は、今回の記事を参考にしてください。
ポイントはこちら
- 来店する際は、マスクをつける
- カット中はマスクをつけていてもOK
- カラーやパーマの際は、取ってもらえればベスト
- マスクを外すようお願いされることがある
- つけていくマスクは、汚れてもいいものにする
- マスクをつけるかつけないかは、お客様次第
- お店側から強要することはない
感染症対策により、マスクをつけることに対して考えが変わってきています。
理美容業界も、随時柔軟な対応が求められていると感じています。
お互いが協力し合い、ウイルスの蔓延を食い止められるよう、頑張っていきましょう!
というわけで、今回は「美容院でマスクは つける or つけない?」をテーマに解説しました。
今後、美容院に行く際の参考にしていただければ幸いです