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- 置く場所もないし、そろそろ捨てたい
- ゴミ捨て場にウィッグがあったら怖いよね?
- 正しい捨て方ってあるの?
- 何ごみで捨てたらいいのかわからない
- 周りに迷惑をかけたくない
- みんなどうしてるのか教えて!
一人前の理美容師を目指す過程で、ウィッグを使わないことはありません。
ヘアカット、パーマ、カラー、ブロー、セットなど、あらゆる練習をこなすのに必須だからです。
一人でも練習できるので、かなり重宝します
「いっぱい練習するぞー!」と気合を入れた結果、気づいたらウィッグだらけになったという方も多いのではないでしょうか。
「置く場所もなくなってきたし、そろそろ捨てたい」と考えているあなたのために。
今回は、「ウィッグの正しい捨て方」について解説します。
この記事を読めば、周りに迷惑をかけることなく、安心して処分できます。
実際に私が処分した方法をもとに解説するので、参考にしてください☆
さっそくですが、ウィッグの捨て方は、大きく分けて2通りあります。
- 事業系廃棄物として処分する
- 一般ごみとして処分する
どうして2通りあるのか、詳しく解説します!
お店のごみとして処分する場合は「事業系廃棄物」
理美容室を経営していると、さまざまなごみが発生します。
事業活動で出たごみは、事業系廃棄物として処分しなければいけません。
一般家庭で出るものも多くありますが、家庭ごみとして処分することはできないんです
スタッフが練習に使ったウィッグも、事業系廃棄物に該当します。
そのため、お店が処分する場合は「事業系廃棄物」として回収してもらうことになります。
理美容室は、独自に契約した収集業者に依頼して回収してもらいます。
ウィッグを一緒に捨ててほしい場合は、オーナーや店長に一言かけて承諾を得てください。
「一緒に処分してやるよ」と言われたら、それでOKです☆
月に一度の回収と決めている場合は、そのときに不要なウィッグを出しておきましょう。
個人の所有物は家庭ごみで出してOK(燃えるゴミ)
個人で所有しているウィッグは、家庭ごみとして出すことができます。
個人で所有している場合って、どういうこと?
ちょっとわかりづらいですよね
もう少し詳しく説明します
例えば、理美容師の専門学校を卒業しても、就職先がまだ決まっていない人がいたとします。
お店の廃棄物として処分することができないため、個人で処分しなければいけません。
こうした場合は、一般家庭から出たごみとして処分できるというわけです。
ちなみに、私の地域では「燃えるゴミ」に分類されます
ほかにも、理美容師に関係なくウィッグを購入する方はたくさんいます。
その場合も、家庭ごみとして処分することができるというわけです☆
このように、個人の所有物の場合は家庭ごみとして出すことができます。
家庭ごみ(燃えるゴミ)として捨てる場合の注意点
家庭ごみとして捨てる場合は、少しだけ注意点があります。
顔が見えないように包む
ウィッグを捨てる際は、顔が見えないように、新聞紙などで包みましょう。
そのままゴミ袋に入れてしまうと、回収業者が驚く可能性があるからです
ごみステーションに来た近所の方も、顔が透けて見えるとビックリします。
周りに迷惑をかけないよう、捨てる際は包む気遣いが必要になります。
ウィッグだということを記載する
ウィッグを包んで捨てる際は、それがウィッグだということを記載しておくと、より親切です。
新聞紙やチラシなどで包んだとしても、頭の形はわかります。
回収業者の方が、「これって何?」と不安になることもあり得るんです
そうした事態も考え、包んだ紙にウィッグだということを記載しておく必要があります。
一度に大量のウィッグを処分しない
個人が所有するものだとしても、一度に大量のウィッグを捨てることはおすすめしません。
理由は簡単で、事業を営んでいる人が出したものと思われるからです。
袋にしっかり入れてごみステーションに置いたとしても、回収業者が事業系廃棄物だと判断すると持っていきません。
先述した通り、事業活動で出たごみに関しては専門の廃棄物業者が回収するからです。
家庭ごみの回収業者は、事業廃棄物の回収は絶対しないんです
なので、そのまま置いていかれる可能性があるというわけです。
それだけでなく、市役所や区役所へごみの不法投棄の報告をされる可能性もあります。
大きな問題に発展することもあるので、一度に大量のウィッグは捨てないほうがいいというわけです。
捨てる場合は、1~2個を家庭ごみと混ぜて捨てることをおすすめします☆
ごみ焼却場へ持ち込むのが一番安心
ウィッグを個人的に捨てる場合は、ごみ焼却場へ直接持って行くのが一番安心です。
捨てる際の面倒な手間もいらず、大量のウィッグも一度で捨てることができます。
回収業者や、近所の人に気を使う必要もありません☆
あなたの住まいの近くに、ごみ焼却場(清掃センター)があるか確認してみましょう。
あれば、そちらへ直接持ち込みをしてください。
基本的には、自家用車を使っての持ち込みになります。
ごみの重さによって処分代はかかりますが、とても安く済みます。
私の地元だと、家庭ごみは10㎏60円で処分してくれます
ただ置いてくるだけでいいので、処分もかなり簡単です。
燃えるごみとして出すのが面倒だという方は、自分で焼却場へ持って行きましょう!
各自治体に問い合わせることが大切
今回解説したウィッグの処分方法は、あくまでも私が住んでいる地域での話です。
各自治体によって処分方法は変わってくるので、まずは問い合わせることが大切です。
一般的には、解説した方法で処分できるとは思いますが、もしものことがあるので
間違った処分の仕方で、注意されないように気をつけてください。
問い合わせに関しては、市役所か区役所でOKです。
念のため、ごみ処理場へも連絡をいれてみてください☆
役所の判断があいまいの場合もあるので、ゴミ処理場へ直接聞くことも効率的です。
とにかく、ウィッグは正しい処分方法で捨てるようにしましょう!
〈まとめ〉ウィッグは自分で正しく処分するのが一番簡単
ウィッグの捨て方は、大きく分けて2通りあると思ってください。
- 事業系廃棄物として処分する
- 一般ごみとして処分する
理美容室のごみとして処分する場合は、事業系廃棄物として処分できます。
個人で所有している方は、一般の家庭ごみとして捨てることができます。(燃えるゴミ)
個人で捨てる場合は、いくつかの注意点を守って捨ててください。
家庭ごみを回収する業者の方や、近所の方へ迷惑をかけないように捨てることが何より大切です!
近所にごみ焼却場がある方は、直接そちらへ持ち込むのが一番安心です。
たくさんウィッグを持っている方は、面倒な手間なく一度で処分ができます☆
処分代も格安なので、活用できる方はぜひ試してみましょう!
というわけで、今回は「ウィッグの正しい捨て方」について解説しました。
今回解説したウィッグの処分方法は、あくまでも私が住んでいる地域をもとにした話です。
各自治体によって処分方法は若干変わってくるので、まずは問い合わせてみましょう!
一般的には、この方法で処分できるとは思います☆
ウィッグを捨てたい方の、参考になれば幸いです。