広告
\週刊SPA!に載りました/
アイコンを変更しました
- 床屋さんは、なんで独特なにおいがするの?
- あの匂いがすごく好きだ!
- 服にニオイがついて嫌だ・・・
- なんのにおいかすごく気になる
- できることなら、家でも使ってみたい!
理容室で髪を切る方は、一度はお店の匂いが気になったことがあるはずです。
「ザ・床屋さん」っていう匂いです!
私の記憶上、昔の床屋さんはどこのお店も同じような匂いがしていた印象があります。
「なんで床屋さんって、独特な匂いがするの?」と疑問に思う気持ちも、よくわかります☆
「あの匂いの元はなに?」と気になっているあなたのために。
今回は「床屋さんの独特な匂いの正体」について解説します!
この記事を読めば、何から独特な匂いが発せられているのか知ることができます。
匂いが苦手な方は、あなた自身には使わないようお願いすることもできます。
好きな方も苦手な方も、匂いの原因を知っておきましょう☆
というわけで、理容室の匂いの原因は、主に3つあります。
床屋さんの独特な匂いの原因 3選
理容室の独特な匂いの原因は、主に3つあります。
私の経験上、この3つが原因だと思い厳選しました!
この他にも、原因はあるかもしれません。
昔の記憶を呼び起こしたうえでの見解なので、今は違う香りがする可能性はあります。
ただし、昔ながらのお店であれば、確実にこの3つの匂いは強いはずです☆
両親、知人、親戚の理容室を小さい頃から行き来していたので、どこから匂っていたのか私は覚えているからです!
そこを踏まえて、参考にしていただけたら幸いです☆
それでは、一つひとつ詳しく解説します。
タルカムパウダー
タルカムパウダーとは、滑石粉を主成分とした、あまい香りのする白い粉のことです。
水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる鉱物の一種
赤ちゃんに使うベビーパウダーを連想してもらうとわかりやすいです☆
子供は、けっこう好きな香りです!
理容室でのタルカムパウダーの役割は、次のようになります。
- ヒゲ剃り後の殺菌、炎症の防止
- カットクロスを巻く際の、汗止め
- 首についた髪を落とす
- ヘアカットの仕上がり確認 etc
さまざまなシチュエーションでタルカムパウダーを使用するため、理容室の匂いとして定着しているというわけです
ヘアトニック
カットが終わりシャンプーしたあと、頭皮につける化粧品がヘアトニックです。
あなたが通っている床屋さんも、何かしらのヘアトニックを使っているはずです。
理容室で使われているヘアトニックの独特な香りが、床屋さんの匂いとして定着しているというわけです。
整髪剤をつけていないのに、家に帰っても匂いがする場合は、ヘアトニックの可能性が高いです!
整髪剤
髪をセットする際に使う整髪剤の香りが、床屋さんの独特な匂いを醸し出している可能性があります。
美容院では使われない、ヘアリキッド、チック、ポマードなどを理容室では使っているからです。
ひと昔前に、男性が好んで使っていた整髪剤です☆
七三、オールバック、角刈りが主流だった頃の、代表的な整髪剤といっていいでしょう。
高齢のお客様が多いお店であれば、必ずと言っていいほど置いてある整髪剤です。
この香りが独特のため、床屋さんの匂いとして定着しているというわけです。
この3つの香りが「床屋さんの独特な匂い」を発している原因になります
「床屋さんの匂い」は家でも楽しめる!
先述した3つの香りは、家でも楽しむことができます。
あなたの好きな香りがあれば、購入しましょう!
ここでは、床屋さんの匂いの元となる製品を紹介します。
ただし、理容室によって使っているものは若干違います。
同じ匂いにならない可能性があることだけは、ご了承ください
タルカムパウダーの匂いが好きな方
ヘアトニックの匂いが好きな方
整髪剤の匂いが好きな方
ヘアリキッド
チック
ポマード
すべて、昔からある製品をピックアップしました。
「ザ・床屋さんの匂い」が好きな方は、これを使えばカンペキです☆
理容室の匂いは男性客が相手だったからこその香り
床屋さんの匂いは、男性客を相手にしていたからこその香りです。
タルカムパウダーは、別名「天瓜粉」と呼ばれていました。
これは、カットする際に主に使われていたんです!
昔の男性の髪型と言えば、角刈り、刈り上げなど、カット面をきれいに仕上げなければいけない髪型がほとんどでした。
そのため、天瓜粉を髪につけ、カット面のデコボコを確認していたんです。
黒髪に白い粉をつけると、デコボコがはっきり確認できるので!
床屋さんにとって、なくてはならない道具のひとつだったというわけです。
ヘアトニックは、爽快感が好きな男性のために使われはじめました。
髪を切って「スッキリした!」と思えることが、男性にとっては何よりの楽しみだったからです。
床屋さんで髪を切ったという証として、当時はトニックにも独特な香料が入っていたんです!(個人的見解)
整髪剤は、男性の髪をきりっと仕上げるために使われました。
七三、オールバック、角刈りをきれいに維持するため、つけていたんです!
テカテカにツヤがある髪型は、当時の流行りだったんでしょう
このように、男性のお客様に必要なものを使う結果、製品の香りが床屋さんの匂いとして認知されたというわけです。
このことから、理容室の香りは美容院にはない匂いだということを、わかっていただけたはずです☆
匂いのつくのが嫌な場合は使わないようお願いすればOK!
「外に出ても、床屋さんの匂いが染みついていてイヤだ・・・」という方は、先述した製品を使わないようお願いしましょう!
お店の匂い自体は、外に出れば大抵はすぐ無くなります。
匂いが残るのは、体のどこかに匂いの元が付着しているからなんです。
- 白い粉をつけた
- シャンプー後にトニックをつけた
- セットする際、整髪剤をつけた
上記の中で心当たりがある方は、「使わないでください」とお願いしましょう☆
できれば、「においが苦手」ということをはっきり伝えられればベストです。
ですが、言えなくてもOKです!
とにかく、施術前に気になるものがあれば、先に理容師に伝えてください☆
使わなくても施術に問題はないものなので、ちゃんと受け入れてくれるはずです
最近は匂いのしない理容室も多い
最近の理容室は、匂いのしないお店がたくさんあります。
使っている整髪剤や清涼トニックが、美容院とほぼ同じものになったからです。
タルカムパウダーでさえ、使わないお店が増えました!
すべては、お客様の求めているものが、変わってきたからです。
つまり、時代に合わせて、理容室も使う製品が変わってきたというわけです☆
比較的若いオーナーのお店であれば、独特の匂いはしないはずです。
外観もおしゃれになり、美容院とほぼ見分けもつきません
今は、おしゃれな理容室もたくさんあるということも覚えておきましょう☆
〈まとめ〉床屋さんの匂いは良くも悪くも風情がある
理容室の匂いの原因は、主に下記の3つになります。
すべては、男性客を相手にしていたからこその香りなんです!
ひと昔前に、男性が好んでしていた髪型や整髪剤が、床屋さんの匂いの原因だというわけです
匂いが好きだという方は、家でも楽しむことができます。
嫌いな方は、匂いの原因となりそうなものを使わないよう、理容師へ伝えてください!
使わなくても施術に問題はないものばかりなので、ちゃんと受け入れてくれるはずです☆
今回の記事を参考に、理容室を最大限に満喫しましょう。
というわけで、今回は「床屋さんの独特な匂いの正体」について解説しました!
理容室に対する疑問が一つでも解消されたら幸いです☆