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せっかく髪を切るのを楽しみにしてたのに、仕上がりを見てがく然・・・・なんてこと一度はないですか?
- 思っていた髪型と全然違う
- 明らかに失敗したようなスタイルにされた
- カラーの色が全然違う
- くるくるパーマになってしまった・・・etc
「明らかにこれは理美容師の失敗だ!」という場面に出くわしたとき、どのように行動するのが正解なのかわからないはずです。
気持ちも動揺してしまうので
今回は、そんなあなたの悩みを解消すべく「理美容室で髪を失敗されたときの対処法」について解説します。
この記事を読めば、「返金は可能なのか?」「無料で直してもらえるのか?」などの疑問が解消します!
おかしいと思ったら1週間以内に必ず連絡をいれること
「これは絶対におかしい!!失敗だ!」という事態が起きた場合、1週間以内に施術してもらったお店に連絡をいれましょう。
ヘアカットの失敗の場合
「これは明らかに違う!」とすぐ気づくことができます。
納得いかない髪型になっていた場合は、1週間も待つ必要はありません!
すぐにお店へ連絡しましょう
「伸びてくれば丁度良くなりますよ!」や「あなたに似合うようアレンジしてみました!」などの変な言い訳をされる前に、今の状態を見せに行くことが重要になります。
具体的にどこが気に入らないのか、どのように直してほしいのかをしっかり伝えましょう。
切られすぎを防ぐ方法については、下記で解説しています。
カラーやパーマの失敗の場合
カラーやパーマの場合、日がたつにつれ少しずつ落ち着いてきます。
なので、なかなかすぐに判断するというのは難しい場合があります。
「カラーちょっと暗すぎない?」といった場合や「パーマ少しきつくない?」という場合は、少し様子を見てもいいでしょう。
あなたの髪質によって、色が抜けやすかったりパーマが落ちやすかったりする場合があるからです。
理美容師は、そこを調整して施術した可能性があるので
「やっぱり納得いかない!」という場合は、1週間以内にお店に連絡をいれましょう。
明らかにこれは失敗だという色やパーマになっていたら、すぐに連絡を入れるべきです。
1週間以内と期限をつけたのは、大概のお店がその期間中なら、お客様の要望を聞き入れてくれるからです。
逆を言えば、1週間以上経ってしまうと、お店側が手直しとしてみてくれない場合があるというわけです!
下手をすると、また少し料金を取られちゃったりする場合もあります
忙しくて、どうしても1週間以内に理美容室へ行くことができない人もいるはずです。
どんな理由であれ、「1週間」という期限がリミットになってしまうということは覚えておいてください。
泣き寝入りしない!
理美容室の施術に納得いかず、勇気を出して電話をかけてはみたものの、いいように言いくるめられてしまってはどうしようもありません。
なくなく諦め、違う理美容室へ行って直してもらうにしても、またお金がかかります・・・。
理美容師になんと言われようと一度お店に出向き、どこがおかしいのかきちんと伝えることがベストです!
返金か、せめて無料で直してもらえるよう粘り強く交渉することが大切です。
失敗されたお店には二度と行かないと思うので、頑張って自己主張しても良いでしょう
お客様は、そこまでする権利があると私は思っています。
サービス業は『お客様に満足して帰ってもらって、はじめてお金を頂ける』ものです。
理美容室が主体ではなく、あくまでもお客様主体の商売なんですから。
返金も可能
納得できない髪型にされた場合、返金してもらえるのかも気になります。
結論から言うと、返金してもらうことは可能です。
しかし、返金という形をすぐとってくれるかというと、それは難しいところがあります。
お店側は施術に満足してもらえなかった場合、基本「直し」をしてお詫びするというスタンスをとっているからです。
「わかりました!すぐ返金させていただきます!」というお店は少ないでしょう。
必ず「手直しさせていただきます!」という返答がまず返ってくると思います
返金してもらうことは可能ですが、そこまでの道のりは簡単ではないということをご理解ください。
※かなりの失敗で、理美容師もじゅうぶん理解している場合はすぐに返金してもらえます。
どうしても返金がいいという方は、粘り強く交渉し、手直しもかたくなに断り続ける強い気持ちが必要です。
とにかく無料で直してもらおう
とにかく、一番に考えることは無料で直してもらうことです。
きちんと説明すれば、お店側も素直に応じてくれるはずです☆
理美容師の場合、技術料を頂いているわけなので、見合ったサービスができなければ手直しするのが当たり前です。
お客様も満足いかなければ、どんどん気持ちを伝えていいんです。
返金よりも柔軟に対応してくれるので、引け目を感じずどんどん直してもらいましょう。
もちろん、無料でやってもらいましょう
直しは、違うスタッフにしてもらえるよう伝えるとベストです!
大概、上司的なスタッフが対応してくれます。
※個人店では難しいかもしれませんが、大きいお店の場合はその旨をきちんと伝えることを忘れないでください。
究極手段 理美容師免許を見せてもらう
明らかにカットがおかしい場合やぎこちなかった場合は、理美容師の免許証書を見せてもらうことも方法のひとつではあります。
これは、究極手段ですが
ひと昔前、「カリスマ美容師」というフレーズが流行るほど、美容師が注目された時代がありました。
当時美容業界の最前線で働いていたA氏が、実は美容師免許を持っていなかったことで、大ニュースになった例があるんです。
基本的に、理美容師として働くためには、国家試験に合格しなければいけません。
資格がなければ仕事をしてはいけないのが、理美容業界なんです。
「どうもこの人怪しいな・・・」という人がいたら、最後の一手として理美容師免許の提示を要求するのもありだと思います。
無免許の理美容師はもういないかと思いますが、念のため覚えておいてください
まれにですが、髪をまんぞくに切れない新人に、カットに入るよう指示するお店もあります。
そのような人にカットされ失敗した方は、免許証の交付時期を確認することで新人だという証拠が取れます。
この場合、もしかしたら料金は請求されない可能性もあります。
ケガなどのトラブルについて
ここまで施術内容に不満があった場合の対処方法を紹介してきました。
次は「ケガや肌トラブルなど」について解説します!
理美容師という職業は鋭利な刃物や高温の器具を使用するため、どうしても危険がつきまといます。
万が一、ケガや肌トラブルが起きてしまった場合、お客様はどのように行動すればいいのかわからないはずです。
ケガや症状の度合いにもよりますが、治療にかかる費用をお店側に請求するのが正しい行動です。
請求できる事例
- カット中、耳を切られた
- シェービングで顔を大きく傷つけられた
- アイロンで大きなやけどを負った
- カラーやパーマなどの薬液で肌がただれてしまった
- 服にカラー剤が飛んで大きなシミになってしまった
- 店舗内の設備でケガをしてしまった
このような場合、治療にかかる費用をお店側に請求することができます。
まれに、「今回の料金は無料にさせてください」というだけの対応で済ませるお店もあります。
お客様は治療費の請求をする権利があるということを覚えていれば、そちらも出してもらえるというわけです!
治療にかかった費用の領収書は、きちんと取っておきましょう!
あとで必要になります
お店のオーナーと話し、治療費に関する手続きを踏んでもらいましょう。
ちなみに、理美容組合では事故が起こった場合に備えて賠償責任保険を推奨しています。
これはケガなどを負わせてしまった場合に、お客様に対して治療費などを補償するためのものです。
理美容室側も支払わなければいけないシチュエーションがあると組合も認めているので、お客様は引け目を感じずきちんと請求しましょう。
保険は任意のため、入っていないお店もあります
それはお店ごとの考えなので、お客様が気にすることではないです!
ケガは最悪のケースですが、このような失敗(事故)が起こった場合の対処法もぜひ覚えておきましょう。
〈まとめ〉あなたが納得できる対応をとってもらおう!
理美容師という職業は、お客様の容姿をきれいに整えることを生業(なりわい)としています。
ですが、意思疎通の不十分や技術の低さで、お客さまを満足させられない場合があることもまた事実です。
だからと言って、それでいいとは言いません。
理美容師が失敗したと感じたら、適切な対応をとってもらいましょう☆
良心的なお店は、帰り際に「〇〇までなら手直ししますのでご連絡ください」と一言添えてくれることがあります。
これは気持ち的にも安心できます☆