- 朝からムカつくことがあった
- 毎日上司に絡まれる!
- 理不尽なことでいつも怒られる
- つい子供を叱ってしまう
- 怒りやすい自分を何とかしたい
自分の思い通りにいかないことがあれば、どうしてもストレスがたまります。

ストレスは体が拒否するため、発散しようと怒りに変わってしまいます
なので、人間誰しも怒ってしまうことはあたりまえです。
私は接客業をしているため、いろいろなお客様と平等に対応しなければいけません。
ですが、中にはイラっとするような態度をとられてしまうこともたまにはあります。

「あー、なんかムカつくなー!」とイライラすることもあるんです
怒りを爆発させたい気持ちは、嫌でもよくわかります!
ですが、それでも平常心を保つよう最大限の努力はしています。
「どうやって怒りを抑えてるの?自分は、つい爆発しちゃうんだよね・・・」と悩んでいるあなたへ。
今回は「怒りを抑える方法」について解説します。
この記事を読むことで、怒ってしまった場合、咄嗟にとるべき対応の仕方を知ることができます☆

個人的に、「これは意外と効果がある!」と感じたことを解説します!
今の心を落ち着かせる、参考にしてください。
というわけで、私が怒りを抑えるためにやっていることは、下記のようになります。
自分の肩をポンポンとたたく
その場からすぐ離れて大きく息を吸う
言い返さないで相手の言葉を聞き流す
作業をやめてリフレッシュ時間に切り替える

私生活にも有効ですが、私の場合は仕事に役立てています☆
怒りがこみあげているときは、交感神経が優位に働いている状態

人間には、自律神経というものがあり、主に心身を健康を保つためのバランスとりの役割を担っています。

自律神経は2つあり、交感神経と副交感神経に分かれています
自律神経がバランスよく切り替わることで、感情や行動をコントロールすることができているんです。
怒りがこみあげているときは、交感神経が優位に働いている状態になります。

交感神経は「闘争神経」とも言われ、気持ちを前面に出すときに優位に働く神経なんです!
怒りがこみあげているとき、瞳孔が開く、顔が赤くなる、声が大きくなる、感情の制御が効かなくなることがあるはずです。
これが、交感神経が優位に働いている状態だというわけです。
つまりは、交感神経から副交感神経が優位に働くようにスイッチを切り替えられれば、怒りはおさまるというわけです。
怒りを抑えるためには、まずは体の仕組みを知ることが大切です。
力任せに抑えようとしても、内側からこみあげてくる怒りは抑えることはできません。

体がどういった状態になっているのかをしっかり理解し、内面から効率よく怒りを抑えられるよう努力しましょう!
怒りを抑える方法

人間生きていれば、理不尽なことに直面することはたびたびあります。
「なんでこんなことで怒られなきゃいけないの!」と思い、ストレスがたまることで怒りへと変換されます。
先ほども解説した通り、怒りがこみあげている時というのは、交感神経が優位に働いている状態です。

この交感神経優位を、「癒しの神経」といわれる副交感神経優位に、スイッチを切り替えてやればいいというわけです!
私が、実際に怒りを抑える時にやっている方法は、下記になります。
副交感神経のスイッチを押すきっかけになるので、参考にしてください☆
自分の肩をポンポンとたたく
その場からすぐ離れて、大きく息を吸う
言い返さないで相手の言葉を聞き流す
作業をやめてリフレッシュ時間に切り替える
自分の肩をポンポンとたたく

怒りがこみあげてきた時は、自分の肩をポンポンとたたいてください。

右手なら左肩を、左手なら右肩を、慰めるように優しくたたきます
これは「タッピング療法」といって、れっきとした精神治療法です☆
私も仕事中、気持ちを落ち着かせるときにやることがあります。
自分の体を意識的に触ることで、自然と気持ちが落ち着きます。
「まぁまぁ、落ち着いて」と、人に肩をたたかれたことがある方も多いはずです。

そこで、怒りを抑えることができた人も多いのではないでしょうか☆
これが、タッピング療法というわけです。
イラっとした時は、自分で肩をたたいて落ち着きを取り戻してください。
その場からすぐ離れて、大きく息を吸う

怒りがこみあげてきたのがわかったら、その場からすぐに離れて大きく息を吸ってください。
交感神経が過敏に働きはじめると、息が荒くなっているはずです。
高ぶった交感神経を落ち着かせるためには、有効な手段になります!
プロ野球選手でも、深呼吸してからグラウンドに入る人を多く見かけます。

交感神経が優位に働いている状態を、正常な状態に戻す作業をしているんです☆
冷静さを取り戻すためにも、大きく深呼吸をしましょう。
また、その場から離れることで、視覚から入る情報をリセットすることができます。
怒りのぶり返しを防ぐためにも、目の前に置かれた状況から離れるべきです。
席を外すことができる場合は、とにかく別の場所へ行って気持ちを落ち着かせましょう☆
言い返さないで相手の言葉を聞き流す

相手がいる場合は、言い合いによって怒りが増幅します。
気持ちが高ぶり、交感神経が刺激されてしまうからです。
怒りを増幅させないためにも、相手の言葉を聞き流して、言い合いを避けましょう。
例えば、私のようにお客様の髪を切っている最中は、その場から離れることはできません。
そうしたときに有効な手段が、聞き流す作業というわけです。

無言で返事をしないと無視につながるので、返事だけはしてください!
空返事でもかまいません
とにかく、相手の言葉ひとつひとつに敏感に反応するのだけは避けてください。
そうすることで、怒りを抑えることができます☆

聞き流す術を覚えておくのも、大切なことなんです!
作業をやめてリフレッシュ時間に切り替える

手をとめられる作業であれば、今すぐやめてリフレッシュ時間に切り替えてください。
とにかく、怒りの元から離れることが大切だからです。

聞き流す術を覚えておくのも、大切なことです☆
頭から怒りの元となることを排除できれば、怒りを抑えることができるというわけです!
怒りを抑えるのにアロマが有効!脳を直接落ち着かせよう

アロマは、自律神経を整えることに対して、優れた効果を発揮します。

植物から抽出された芳香成分には、心身の不調を整える作用があるんです!
近年、アロマテラピーの効果は、医療や介護現場でも注目を集めています。
不安を取り除き、穏やかに過ごすためのサポートをしてくれるからです。
つまり、怒りを抑え、正常な精神状態にもっていくのにも最適だというわけです☆
嗅覚から取り込まれた情報は、脳へ直接届けられます。

五感の中で、唯一ダイレクトに情報が届くんです☆
頭で考えることなく、無意識に気持ちを整えることができるのが、アロマ最大の特徴というわけです。
怒りがおさまらず、正常な思考回路で考えられない時は、とにかく心地いい精油の香りを嗅ぎましょう♪

100均で売られているアロマオイルには効果がないので、植物成分100%の精油の香りを嗅いでください☆
「その場ですぐできる」アロマの活用法

仕事中など、持ち場からどうしても離れられない場合は、下記のようにアロマを活用してください☆
- ティッシュに垂らして嗅ぐ
- マスクにつける
- ディフューザーで香りを広げる
- ハーブティーを飲む

緊急を要するので、すぐに香りを感じられる方法がおすすめです!
今の怒りを抑えるために、できるだけ簡単な方法でアロマを嗅いでください。
※マスクにつける際は、肌にあたらない表側の方へ垂らしてください。
「その場を離れられる場合」のアロマ活用法

その場を離れられる場合は、外へ出かけるのが一番です。
近くに公園があれば、散歩にでかけましょう。
花、草、木など、みどりの香りを感じることができます。

これらの植物にも、アロマの効果があるんです☆
気持ちを落ち着かせるためにも、公園へ足を運んでください。
長い時間をとれる場合は、山へドライブに出かけましょう。

みどりの香りやマイナスイオンをしっかり感じられ、リラックスできます☆
車であれば、車内で大声を出してストレス発散することもできます。
好きな音楽を聴くことも、怒りを抑えるのに効果的です!
車内にアロマを焚くこともできるので、とても有効な手段になります☆
アロマのある生活で、日頃から怒りを抑えよう♪

アロマテラピーは、心身のバランスを整えてくれます。
日頃からアロマのある生活を送ることで、怒りやすい気持ちを平常心に保てるようになります。

私は男性ですが、普段からアロマを楽しんでいます☆
心身のメンテナンスにアロマを活用するのに、性別はまったく関係ありません。
ストレス社会で働いているあなたも、アロマを有効活用してください!
常に気持ちを整えておけば、いざという時高ぶりを抑えることができます。

落ち着いた気持ちに慣れることが、怒りやすい人にとっては大切なことです☆
落ち着いたら、怒りの原因を考える(再発防止)

気持ちが落ち着いたら、なぜ怒ってしまったのかを考えましょう。
- どんなことを言われたのか
- どんな行動をとられたのか
- 何に対して怒ってしまったのか

これは、今後同じ事態が起きた時、怒らないようにするためです
毎回同じことで怒っていたら、それこそ疲れてしまいます。
「また怒ってしまった・・・」と自己嫌悪に陥らないためにも、怒りの原因を理解しましょう。
理解したら、今後どのように対処すればいいのか考えればOKです。

先述した、怒りを抑える方法も役に立つはずです☆
怒りをなくせば、人生もっと楽しめる☆

怒り、苛立ち、嫌悪などの感情は、すぐに消えるものではありません。

「怒り」に関して言えば、一度怒ってしまうと約2時間は持続すると言われているんです
一度怒ってしまうと、約2時間はイヤな気持ちになるというわけです。
この感情の持続時間は、ベルギーにあるルーヴェン大学のフィリップ・ヴァーダイン教授とサスキア・ラブリセン教授が研究報告しています。
※研究結果は『Psychological Science』にも掲載されています。
一日のうち、8時間睡眠をとった場合、起きている時間は16時間です。

そのうち2時間も楽しくない時間を過ごしていては、かなりもったいないと思いませんか!
限られた人生、誰もが楽しく過ごしたいはずです。
そのためには、怒りをうまくコントロールする必要があるというわけです。
「怒るな」というわけではありません。
怒ることは誰でもあるので、より効率よく鎮めることが大切です。

怒りの抑え方を覚えて、人生をより有意義に過ごしましょう☆
怒りやすい人は、アンガーマネジメントを学ぶと人生が変わる

どうしても怒りやすい人は、アンガーマネジメントを学ぶことも一つの方法です。
アンガーマネジメントとは、怒りを管理する方法です。

心当たりがある方も、少なからずいるはずです
気持ちの制御方法を学ぶことで、効率的に怒りを鎮める術を身につけることができます。
怒りを抱えて生活するということは、不機嫌な状態が続くことになります。
気持ちが正常に保たれないと、人間の身体は免疫機能が低下します。

結果、病気にかかりやすい体になってしまうため、せっかくの人生を思う存分楽しめなくなるというわけです
先述した通り、怒り、苛立ち、嫌悪の感情は、すぐに消えるものではありません。
毎日を平常心で楽しく過ごすためにも、気持ちのコントール方法を身につけるのも、一つの方法だということを覚えておいてください☆

そのサポートをしてくれるのが、アンガーマネジメントです
- 笑顔が増える
- 周りと協力し合える
- 異性に好印象を与えられる
- 良き上司になれる
- 穏やかに生活できる
- 人生損をしない
アンガーマネジメントは、通信講座で学ぶことができます。

有名どころだと、ユーキャンです
ユーキャンは、気になる講座の資料を無料でもらうことができます。
ちょっと興味がでたという方は、まずはこういった無料の資料を参考にしてください。
まとめ
怒りがこみあげている時は、交感神経が優位に働いている状態になります。

簡単に言えば、興奮スイッチが入っている状態なんです
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
つまりは、何かしらの行為で副交感神経が優位に働くよう促せば、怒りも治まるというわけです。
私がおすすめする方法は、下記になります。
自分の肩をポンポンとたたく
その場からすぐ離れて、大きく息を吸う
言い返さないで相手の言葉を聞き流す
作業をやめてリフレッシュ時間に切り替える
自分の中で、怒っていると気づいた場合は、試してみてください☆

幾分、気持ちが落ち着くはずです!
どうしても気持ちの制御が効かない場合は、アロマがおすすめです☆

心地いい香りは、無意識に気持ちを整えるサポートをしてくれるからです!
「男がアロマって、恥ずかしくない?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
心身のメンテナンスにアロマを活用するのに、性別は関係ないんです。
あなたの日常が、有意義なものになるよう、効果的な方法で怒りをコントロールしましょう☆
というわけで、今回は「怒りを抑える方法」について解説しました。

あなたの毎日が楽しくなるよう、参考になれば幸いです♪