「カラーやパーマをしていないのに、髪がパッサパサなんだけどなんで・・・?」と感じていませんか!
私も以前、こんなことを言われたことがあります。

イチは、白髪染めでもしてんの?

え?してませんよ!
何でですか?

真っ黒でパッサパサだから、てっきり染めてんのかと思ってさ!

思いっきり地毛です・・・
そんなパサパサに見えますかぁ(泣)
確かに言われてみれば・・・うん、そうかも。
気づかないうちに、髪に艶やハリがなくなっていたんです。
薬剤を使っていれば、「これが原因だ!」と簡単に気づき、改善することもできたでしょう。
しかし、カラーやパーマはまったくしていなかったので、パサつく原因がまったくわからなかったんです。
そこで私は、日常生活を一から見直してみることにしました!
そして、「これが原因だ!」という要因を4つ見つけたんです。

その後、見事に髪質は改善されました♪
というわけで、今回は「髪がパサパサになる原因と、その改善法」について解説します。
この記事を読めば、あなたも髪のツヤとハリを取り戻すことができますよ☆
原因はこちら↓
- 洗いっぱなしで髪を乾かさない
- 洗浄力の強いシャンプ―
- トリートメントの不使用
- 紫外線や空気の乾燥
原因.1 洗いっぱなしで髪を乾かさない

パサつく最大の原因が、「濡れたままの放置」です!
Q. 自然乾燥だと、なぜいけないのか?
答えは簡単。
髪の中の水分が外に抜けていくからです。

男性は、特に乾かさないですよね
濡れたまま放置していると、乾く過程で、髪に必要な水分まで一緒に蒸発してしまうんです。
ちなみに、髪の中の水分は、傷んではがれたキューティクルの隙間から抜けていきます。
結果、髪に潤いが足りなくなり、パサついてしまうというわけです・・・。
お風呂上りには、きちんとドライヤーで乾かす習慣をつけましょう!
ドライヤーを使うと、髪表面の水分のみ乾かすことができます。

髪の中の水分を、しっかり保つことができますよ♪
これだけでもだいぶ髪の改善に役立つので、ぜひやってください!
ちなみに、ドライヤーで髪を乾かす際には「乾かし過ぎ(オーバードライ)」に注意しましょう。
手早く乾かすことで、潤いをしっかり閉じ込めることができます。
ドライヤーの性能も重要になるため、下記を参考にどんなドライヤーを選べばいいのか、確認してください☆↓
原因.2 洗浄力の強いシャンプー

育毛効果を期待し、洗浄力の強いシャンプーを使っている人は、髪がパサパサになりがちです。
洗浄力が強いばかりに、髪に必要な油分まで取り除いてしまうからです。
「育毛もしたいし、髪にも潤いを持たせたい!」という場合は、植物成分配合の育毛シャンプーにしましょう☆

植物の天然成分が、髪に必要な栄養素をしっかり補ってくれますからね♪
気になる方は、「ケフトルシャンプー」を参考にしてください☆↓

ここで少し髪の構造について説明させてください♪
髪は、表面から キューティクル→コルテックス→メデュラ という構造で作られています。

コルテックスに、髪の柔らかさや潤いのもととなる成分が含まれているんです。
キューティクルが開いた状態だと、コルテックス内の成分を外に放出しやすくなります。
洗浄力の強いシャンプーを使用してしまうと、脂質が大量に失われてしまうのは一目瞭然というわけです!
原因.3 トリートメントの不使用

- 「シャンプーは毎日するけど、トリートメントはしない」
- 「トリートメントは、髪の長い人がするんじゃないの?」
- 「短い髪には必要ないでしょ!」
特に男性は、トリートメントを使ってこなかった人がたくさんいるはずです☆
実は、トリートメントは髪の長さに関係なく、みなさんやるべきものなんです!
一般的には、髪をなめらかにするものだと思われがちですが、本来の目的はそこではありません。
トリートメントは、髪に必要な栄養素を補充してくれる役割を担っているんです。
なので、髪が短いからといって、必要ないということはないんです!

栄養の補充???

はい!さっき言った3つの成分、タンパク質・脂質・水分を髪に補充してくれるんですよ☆
キューティクルが傷んで開いていると、髪の中の成分が外に抜け出てしまいます。
トリートメントすることで、毎回補充してやるイメージです。
なので、男性もトリートメントはするようにしましょう☆
正しいトリートメントの仕方
トリートメントは、たくさんつければいいというわけではありません。
つけすぎると洗い残しが出て、頭皮トラブルを起こしてしまうおそれがあります。
男性なら、1~2プッシュで十分足ります☆

大体の目安として覚えておいてください☆
頭皮にすりこまないよう注意しながら、髪全体になじませます。(根元は浮いていても大丈夫!)
全体に行き渡ったところで3~5分程度放置してます。
この放置時間の間に、髪に浸透して栄養を与えてくれるというわけです☆
その後、洗い流せば完成!
とっても簡単なので、みなさんもぜひトリートメントをするよう心がけてください♪
トリートメント・コンディショナー・リンスの違いについて
トリートメント・コンディショナー・リンスの違いについて、解説します!
トリートメント
髪に浸透し、必要な栄養素を補充しくれます。
中から、髪の状態を整えてくれます☆
コンディショナー
髪の表面をコーティングし、油分を与えることで滑らかに仕上がります。
多少栄養素も補充することができるのが、コンディショナーの特徴です。
リンス
髪の表面をコーティングし、油分を与えることで滑らかに仕上がります。
リンスはコーティングのみです。
髪がパサパサの人は、トリートメントで髪の内部改善に取り組んだ方がベストというわけです☆
髪の栄養は、食事から摂ることもできます。
「髪に栄養を行き渡らせたいならバランス重視の食事が大事!和食がベストの理由」で詳しく解説しているので、ご覧ください☆
原因.4 紫外線や空気の乾燥

紫外線
意外と知られてないですが、紫外線は髪の内部にまで侵入します。
入り込んだ紫外線は、髪の主成分たんぱく質にダメージを与えます。
結果、柔軟性が失われるため、パサつくというわけです。
スキンケアのうえで紫外線対策は有名ですが、実は髪の毛のパサつき防止にも紫外線対策が重要なんです。
ではどう対処すればいいのか・・・?
UVオイルやUVスプレーを髪につけて外出することです。

えー、なんか面倒だな・・・

ですよね・・・男性はやっぱりそう感じますよね
でも、大丈夫!
簡単な方法があるので安心してください☆
それは帽子やタオルをかぶることです!
それも、紫外線を通しにくい黒色をおすすめします。
黒 → 黄色 → ピンク → 白 といったように、色が薄くなるにつれ紫外線を通してしまうからです。
なるべく色の濃いものをかぶり、しっかり紫外線対策をしましょう!
空気の乾燥
冬は特に、空気の乾燥が目立ちます。
空気の乾燥も、実は髪のパサつきの原因になるんです。
外気が乾燥すると、それに伴い髪も乾燥しやすくなります。
乾燥した髪は、互いに擦れあい静電気を引き起こしてしまうんです!
この静電気が大問題!
静電気は、髪のキューティクルを開きます。
結果、必要な水分を放出してしまうというわけです。
静電気を防ぐためには、髪に潤いを持たせることが最適です♪
外出の際は、ヘアオイルや流さないトリートメントを使用するなど、適度の保湿を心がけるようにしましょう☆

帽子をかぶって湿度を保つというのも簡単な対策法ですよ!
まとめ
カラーやパーマをしていないのに髪が傷んで悩んでいるみなさん!
髪がパサパサになる原因は、以下の4つです↓
- 洗いっぱなしで髪を乾かさない
- 洗浄力の強いシャンプ―
- トリートメントの不使用
- 紫外線や空気の乾燥
対処方法はとても簡単なものばかりなので、「これが原因かも!」と思ったものがあれば、すぐ改善してください☆

少しの手間で、髪に潤いが戻ってくること間違いなしですよ♪
というわけで、今回は「髪がパサパサになる原因と、その改善法」について解説しました。
一つずつ、試してみてください☆