- 最近、髪がきしんで指通りが悪い・・・
- カラーしたら、なんかパサつく・・・
- ゴワゴワして全然まとまらない・・・
- 何にもしてないのに、髪が傷んできたけどなんで?
- このままハゲないか心配・・・
日頃から、「髪の傷み」に悩んでいる方は多いはずです!
私も、20代の頃から毎日髪の毛のことは気にしています。

手触りや見た目に変化があると、心配になる気持ちもよくわかります
髪が傷む原因は、様々あります。
何気ない日常生活の中にも、髪が傷む原因は潜んでいるんです。
そこで、今回は「日頃、見落としやすい髪を傷める原因」について解説します。
この記事を読めば、どうしてあなたの髪が傷んでいるのかを知ることができます!

適切な対処をして、元気な髪を取り戻しましょう!
髪が傷む原因 4選
髪が傷むのには、きちんとした理由があります。
あなたの日常生活の中に「あっ!これかも!」という原因があったら、今すぐ改善しましょう。
- カラーやパーマ
- ドライヤーのかけすぎ
- 就寝時の摩擦
- 紫外線
カラーやパーマはやはり傷む
カラーやパーマは薬剤を使うため、どうしても髪が傷みます。

キューティクルを強制的に開くため、髪がガサガサになってしまうんです
今は薬剤の進歩もあり、だいぶ傷みも抑えられるようになりました。
それでもやはりカラーやパーマの作用上、多少なりとも傷んでしまうんです。
どうして傷んでしまうのか、詳しく説明します。
カラーの場合
髪の毛1本を拡大すると、キューティクル(毛小皮)がうろこ状になって形成されているのがわかります。

そのうろこ状になっているキューティクルを開くことで、髪に色が入る仕組みになっているんです

隙間から染料を中に浸透させ、メラニン色素を脱色します。
そこに染料を加え、さまざまな色に発色させるというわけです。
つまり、ヘアカラーは強制的にキューティクルを開いているんです。

これが、髪の傷みにつながります
「閉められないの?」と思うかもしれません。
多少引き締めることはできますが、元に戻すことはできないんです。

1回開いたキューティクルは、完璧に元には戻せないんです
初めてのヘアカラーならさほど気にはなりませんが、カラーを続けるにしたがい徐々に傷みが顕著に現れてきます。
パーマの場合
パーマの場合も、同じことが言えます。
キューティクルを開き、そのさらに奥の毛皮質まで薬剤を浸透させなければいけません。

そこまで浸透して、はじめてウェーブがかかるんです
このように、キューティクルを開いて行う作業は、必ず髪が傷みます。
しかし、はじめにも言った通り、今では薬剤もだいぶ進歩し傷みも軽減されてきました。
過度な心配はいりませんが、傷む原因にはなるということは理解しておきましょう。

「どうしても髪の艶が一番だ!」という方には、ヘアカラーやパーマはおすすめしません!
カラーやパーマでアルカリに傾いた髪は、数日かけて弱酸性に戻す必要があります。(すぐには戻りません)
そうしないと再びキューティクルが開き、傷みの原因とカラーやパーマの持ちの悪さにつながるからです。
キューティクルの開いた髪は、トリートメントでしっかり栄養を補充してください。
内部から修復することで、パサパサゴワゴワを防ぐことができます。
ドライヤーのかけすぎはNG

お風呂上りに、髪をドライヤーで乾かすことはとても大切です。
髪が濡れた状態というのは、キューティクルが開きやすくなっている状態だからです。
濡れた状態で長時間過ごすと、髪から水分がどんどん抜けていきます。

自然乾燥させてしまうと、髪に必要な水分まで根こそぎ奪われてしまうんです
パサパサ髪はダメージを受けやすいため、ドライヤーでしっかり乾かす必要があるというわけです。
だからといって、乾かし過ぎるのはいけません。
ここが大切なポイントです!
過度の乾燥はオーバードライと言い、髪のパサツキに直結するからです。
基本的には、頭皮の水分を乾かすことに重点をおいて乾かしましょう!

頭皮が乾いたら、髪は多少湿っていてもOKです☆
オーバードライになって静電気が発生すると、キューティクルがはがれてしまう恐れがあります。
キューティクルがはがれれば、栄養が出てしまいダメージヘアへ移行してしまいます。
オーバードライにならないためにも、ドライヤーは振りながら乾かしましょう!
ムラなく乾かすということができるうえに、髪のたんぱく質が熱で固まることを防げます☆
就寝時も気をつける
髪は、外部からの刺激によって傷むこともあります。

とくに、寝具による摩擦が髪の傷みの原因になるんです!
寝返りをうつことで、髪は枕の摩擦によってダメージを受けます。
濡れている髪は摩擦力が強いため、余計ダメージを受けてしまうというわけです・・・。
眠る際は、流さないトリートメントなどを髪につけて保護してやると効果的です。

髪が長い方は、お団子ヘアに髪をまとめで寝るのもいい方法です☆
とにかく、寝具による摩擦を抑えることで、髪のダメージが減るということを覚えておきましょう。
太陽の紫外線も要注意
外に出る際は、太陽の日差しが一番の天敵になります。

髪は、紫外線によってダメージを受けることもあるからです
ダメージを受けた髪は、手触りもギシギシとした感じになり、いかにもダメージヘアといった感じになります。
対策として、専用のUVスプレーなどを髪に拭きかけるのがベストです。

紫外線の強い日は、日傘や帽子などを活用するのもOKです☆
何気ないところからも、髪が傷んでしまうということを理解しておきましょう!
まとめ
髪は、日常生活の中でも傷む原因がいくつかあります。
- カラーやパーマ
- ドライヤーのかけすぎ
- 就寝時の摩擦
- 紫外線
これらをよく理解し対処することで、ハリとコシがある艶やかな髪を維持することができます☆
常に気にかけることは大変です。
少しずつ、日常生活で意識してみてはいかがでしょうか☆

それだけでも、髪の傷みは軽減されるので♪
髪をきれいに保てば、アンチエイジング効果も見込めます。
健やかな髪を維持できるよう、参考にして頂けたら幸いです☆
というわけで、今回は「日頃、見落としやすい髪を傷める原因」について解説しました。
髪に悩んでいる方の、参考になれば幸いです。