- いっぱい休むと仕事に行きたくなくなる
- 休みが終わりそうになると気持ちが落ち込む
- 学校に行きたくない
- 体がだるい
- 気持ちが落ち着かない
- この状態、どうしたら治るか教えてほしい
大きな連休が終わると、心と体が普段の生活環境についていけなくなることがあります。

「気持ちが切れちゃった状態」になるからです
「なんか、自分の体がおかしい・・・」と、違和感を感じる方も多いのではないでしょうか。
理美容業の私の場合、正直大きな連休を取ることは難しいです。
ですが、年始の休みに定休日が重なり、4日間休むことがあるんです!
いつもより少し長く休むだけで、最終日になると気持ちの落ち込みが激しいことがわかります。

もっと休んだら、どうなっちゃうのか心配になるくらいです
このように、大きな連休明けは、心身のバランスが崩れやすいときなんです。
とくに不調をきたしやすいのが、ゴールデンウイーク明けと言われています。
俗に言う「五月病」です。
「なんか、ゴールデンウイーク明けから体調が悪い・・・」と悩んでいる方へ。
今回は、「五月病対策とアロマの効果」について解説します。
この記事を読めば、「無気力で何もしたくない人でもできる、五月病対策」を知ることができます☆

連休明けに体調がおかしいと思った方は、参考にしてください
五月病とは 張り詰めた糸が切れた状態

大型連休明けに不調をきたす「五月病」は、心身の張り詰めた糸が切れた状態をさします。
つまり、緊張感が一気になくなり、無気力状態になってしまうというわけです。
学生や社会人は、新年度が始まると1か月間は緊張感をもって過ごすはずです。

新生活に慣れるため、無意識に張り詰めた環境で生活しているんです
その一か月後・・・。
「やったぁ!なんとか1か月無事に過ごせたぞ!」と思った時に、大型連休がやってくるんです。
ゆっくり休めるという気持ちが生まれ、今まで張り詰めていた緊張の糸が、プツンと切れやすくなっててしまいます。
この気持ちが切れた状態が連休明けも続いてしまう結果、心身のバランスが取れなくなって不調をきたすというわけです。
「せっかく休めたのに、またあのキツイ生活に戻るのか・・・」という感覚に陥るため、心身がさまざまな拒否反応をしめします。
これが、「五月病」のはじまりというわけです。
五月病になりやすい人の特徴

五月病になりやすい人の特徴は、たしかにあります。

心当たりのある方は、新生活が始まるタイミングを注意して過ごしましょう
- とにかくまじめ
- 言われたことをしっかりこなす
- 自分にきついノルマを与える
- まわりの視線が気になりやすい
- 気を使いすぎる
- 人に愚痴をこぼせない
上記を見てわかるように、実は誠実でまじめな方が「五月病」になりやすい傾向があります。
肩の力を抜いて毎日を過ごせるようになることが、五月病対策の一番の秘訣です。
五月病の主な症状

五月病の主な症状は、下記になります。
- 体がだるい
- 家から出たくない
- 頭が痛い
- 気持ちが落ち込む
- 眠れない
- 頭がボーっとする
- とにかく疲れやすい etc
連休明けに似た症状がある場合は、五月病の可能性があります。

「あれ?なんか当てはまってるかも」と、思った方は注意いてください
症状が改善せず、悪化してしまうと「うつ病」になる可能性もあります。
「このくらい大丈夫」と思わず、ちょっとでも変だと感じた場合は、すぐに心身をいたわってあげましょう。
五月病からの抜けだし方

五月病は、何もしなくても自然と治る場合があります。
症状が長続きするようであれば、改善するために少しだけ行動しましょう。
- 軽く体を動かし汗をかく
- 良質な睡眠をとるための工夫をする
- 新緑を感じにドライブへ出かける
- アロマで自律神経を整える
軽く体を動かして汗をかく

体を動かして汗をかくことは、心のリフレッシュにつながります。
天気のいい日に、少しだけ体を動かしてみましょう。

汗をかいたあとは、気分が晴れやかになるはずです☆
シャワーを浴びたら、あとはゆっくり過ごしてください。
一日の生活にメリハリがついて、気分のON/OFFがしやすくなります。
まずは、気持ちのリセットを心がけましょう。
「だるくて動きたくない・・・」という方も、少しだけ体を動かしてください。
汗をうまくかけるようになれば、体温調整がうまくいきます。
これから迎える夏に向け、少しでも暑さを感じにくい体を作ってください。

だるさや熱中症対策になります!
良質な睡眠をとるための工夫をする

「なかなか眠れない」と悩んでいる方は、睡眠の質を上げることが大切です。
短時間でも深く眠りにつくことができれば、体力がしっかり回復してくれるからです。
睡眠時間が長いからといって、体が回復するわけではありません。
どれだけ深い眠りにつけるのかが、重要なんです。
「もうこんな時間だ、やばい寝なきゃ・・・」と思う必要はありません。
「これからゆっくり眠れれば、きっとだいじょうぶ」と思えることが大切です☆
- 入浴方法を変える
- ハーブティーを飲んでリラックス
- 寝具を変えてリフレッシュ
入浴方法を変える
睡眠の質を上げるためには、正しい入浴方法を知ることが大切です。
眠る直前にお風呂に入ると、体温が高い状態になるため寝つきが悪くなります。

人は、体温が下がり始めた時に眠たくなるんです☆
眠りやすい状態を作るため、お風呂に入る時間を気にしてください。
基本的には、ベッドに入る1~2時間前に入ることがベストです☆
詳細は下記で解説しているので、参考にしてください↓
ハーブティーを飲んでリラックス
ハーブティーは、自律神経を整える効果があります。

心地良い香りには、アロマ効果もあるんです☆
ノンカフェインなので、眠る前に飲んで心を落ち着かせましょう。
寝具を変えてリフレッシュ
寝具を変えることも、睡眠の質の向上に効果的です。
「なかなか寝付けない・・・」という方は、あなたの体にあった寝具に変えてみてましょう。

私は、腰痛持ちということもあり、寝具選びは大切にしています☆
睡眠の質を上げるのであれば、枕を変えるだけでもだいぶ変わります。
夜に起きることもなくなり、朝までぐっすり眠れるようになります。
ちょっとした気分転換に、寝具を変えることも有効な手段です☆
新緑を感じにドライブへ出かける

5月は、新緑が気持ちいい季節です。
人混みの騒がしさから距離を置き、山へドライブに行きましょう。
新緑の葉には、「青葉アルコール」「青葉アルデヒド」という香り成分があります。

この香りには、ストレス解消・リフレッシュ効果があるんです☆
心身の調子がすぐれない場合は、山へ出かけ新緑の香りを感じてきてください。
アロマで自律神経を整える

精油の香り成分には、自律神経を整える効果があります。

家で心地いい香りを嗅ぐだけで、五月病の改善に役立ちます☆
寝室に香りを広げるだけで、睡眠の質が向上します。
落ち込んだ気持ちも、前向きにしてくれます。

落ち込みがちな食欲も、回復してくれるんです!
アロマは、心身の不調を回復するサポート役に最適なんです。
症状別 おすすめ精油(アロマ)

五月病の症状に合わせた、おすすめのアロマを解説します。

あなたの症状を改善するための、参考にしてください
ちなみに、香りは個人的な感覚で特徴を解説しています。
香りの感じ方は人それぞれなので、イメージ程度に聞いてください。
※薬ではないので、必ず回復するといった保証はありません。
あくまでも、症状を改善するためのサポート役という認識でいてください。
- 体がだるい、とにかく疲れやすい
- 家から出たくない
- 頭が痛い、ボーっとする
- 気持ちが落ち込む
- 眠れない
- 食欲がない
体がだるい、とにかく疲れやすい
- ラベンダー
- 万能な精油。
やわらかに包み込むようなラベンダーの香りは、心身のリフレッシュに効果的。 - ローズマリー
- 樟脳(しょうのう)の香り。
全身を強壮し、活力をみなぎらせてくれる。
血行を促進し、疲労回復に効果的。 - カモミールローマン
- リンゴのような香り。
鎮静作用にすぐれているため、体のバランスを整えやすい。
疲労回復を助ける。
家から出たくない
- ペパーミント
- さわやかなミントの香り。
憂鬱な気分を前向きにしてくれる。 - ゼラニウム
- ローズに似た香り。
不安を鎮めてくれ、心が安定する。 - ネロリ
- やわらかい香りというより、きりっとスッキリした花の香り。
ストレスや緊張を和らげる。
抑うつに効果的。
頭が痛い、ボーっとする
- ラベンダー
- 万能な精油。
精油の中でも、とくに頭痛に効果的。 - ローズマリー
- 樟脳(しょうのう)の香り。
ボーっとした脳内をクリアにしてくれる。
記憶力の向上に効果的。 - ペパーミント
- さわやかなミントの香り。
眠気を抑えてくれる。
リフレッシュ効果は抜群。
気持ちが落ち込む
- グレープフルーツ
- さわやかな柑橘系の香り。
不安で落ち込んだ気持ちをクリアにしてくれる。
リフレッシュ効果があり、前向きになれる。 - クラリセージ
- 紅茶のような優しい香り。
気分を高揚させることができ、幸福感を味わえる。
ストレスの緩和に役立つ。 - イランイラン
- エキゾチックな花の香り。
憂鬱な気分を取り除き、自信を与えてくれる。
心身のバランスがとれる。
眠れない
- スイートマージョラム
- 神聖な樹木の香り。
気持ちが落ち着き、深い眠りに導いてくれる。 - サンダルウッド(白檀)
- 宗教的儀式に用いられるような、深い樹木の香り。
心が落ち着き、穏やかな気持ちで眠ることができる。 - ネロリ
- やわらかい香りというより、きりっとスッキリした花の香り。
不安定な気持ちに、一本道筋を照らしてくれる。
心が安定して、寝つきが良くなる。
食欲がない
- グレープフルーツ
- さわやかな柑橘系の香り。
交感神経を活発にして、食欲増進をサポート。 - オレンジスイート
- 甘い柑橘系の香り。
消化器の働きを整え、食欲を増進させる。 - ベルガモット
- アールグレイ紅茶の香り付けに使用されている。
食欲増進に効果的な香り。
ちなみに、精油はメーカーによって値段がバラバラです。

植物の採れる産地や使用部位などが、若干変わるからです
ただし、高いから良いものというわけではないので、そこは勘違いしないでください。
いろいろな経費の絡みもあるので、一概に高いからといって成分がたくさん入っているということでもないんです。
フレーバーライフからはじめよう
お手頃価格で精油キットを揃えたい時は、生活の木やフレーバーライフがおすすめです。
扱いやすい基材を取り揃えているので、アロマ生活をはじめたい時に最適だからです☆

個人的には、初心者の方はフレーバーライフが最も安くて購入しやすいかなと思います♪
フレーバーライフに関しては下記でも解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください↓
まとめ
大型連休明けに不調をきたす「五月病」は、心身の張り詰めた糸が切れた状態に起こります。
つまり、緊張感が一気になくなり、無気力状態になってしまった時があぶないというわけです。
主な症状は、下記になります↓
- 体がだるい
- 家から出たくない
- 頭が痛い
- 気持ちが落ち込む
- 眠れない
- 頭がボーっとする
- とにかく疲れやすい etc

症状が長続きするようであれば、改善するために少しだけ行動しましょう!
- 軽く体を動かし汗をかく
- 良質な睡眠をとるための工夫をする
- 新緑を感じにドライブへ出かける
- アロマで自律神経を整える
五月病は、精神的要因が大きくあります。
まずは、心のケアを大切にしてください☆
というわけで、今回は「五月病対策とアロマの効果」について解説しました。

体調不良で悩んでいる方の、参考になれば幸いです☆